2020年3月27日金曜日

航海日誌10周年Flashback③ 2012年夏 Soy Soulsと亘理町への旅

航海日誌振り返り第3弾。
2012年夏。
航海日誌は2回に分けて書いていた。
SOY SOULS東日本ツアー記録 part1
SOY SOULS東日本ツアー記録 part2


この夏は岐阜の先輩ブルースバンド、SOY SOULSに誘われて一緒に宮城県亘理町、仙台をライブして回った。
長きに渡るバンド仲間の凛々も一緒というレアな組み合わせだ。

震災のあとに初めて訪れる東北の地で、亘理町は初めての訪問だった。
昼はこうじ先輩の繋がりで、亘理町の市民ホールで演奏をさせていただいた。

地元のバンドの皆さんとも交わりながらの昼のステージをへて、仙台市に移動。
夜は今はなき名店、HEAVENでSOY SOULSのワンマンライブ。
bop-gunさんもみにきていただいたり、昼の亘理町のライブで気に入ってくれて夜も来てくださったお客さんがいたりして、
嬉しかった。

今だから書いてしまうが、夜のライブは実は会場側のダブルブッキングなんかもあったりして、
もうライブ出来ないんじゃないかという状況もあったりしたが、
色々の交渉の末、なんとか実現したライブだった。
先日も書いたように、震災の後のライブを断念せざるを得なかったことへの強い思いもあったので、
なんとしてもライブをやりたかったのだ。
決して多くはないお客さんを前に、堂々とSoy Souls、凛々、自分で頑張ったんじゃないかと思う。

「犬になれ!」でまたみんな踊ってくれて嬉しかった。

亘理町や、のちに訪れるようになる石巻の街の名前をテレビやラジオで聞くたびに、ハッとこのツアーのことを思い出す。
そして市民ホールに来てくれた街の人たち、優しく対応してくれたボランティアのみなさんのことを思い出す。
そういえば東京への帰りの新幹線の中では、はらこめしの弁当を食べたけどえらい美味しかったなあ。

震災の傷跡も生々しい時期の訪問だったけど、声をかけてもらえて本当によかったし、
心に残るツアーとなった。



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