2019年2月17日日曜日

映画「ノーザン・ソウル」を観た

話題の映画「ノーザン・ソウル」を吉祥寺のUplinkで観てきた。
最高にかっこいいソウルミュージックと、閉塞感の中に生きる若者たちが描かれていて
素晴らしかった。

なんというか、英国っぽい映画だなと思った。
ハリウッド映画のように大きなサクセスを掴むわけでも、ハッピーエンドになるわけでもない。
でも最後には、音楽に希望を感じられる。
ほんの少しの希望かもしれないけど、それが却ってリアルで素晴らしかった。

英国経由のクラブミュージック文化の原点ともいえるスタイルだけど、
正直言ってノーザン・ソウルは謎に満ちていた。
日本でもモッズ〜レアグルーヴの流れからノーザン・ソウルにたどり着く人は結構いたんじゃないだろうか。
ただ、何がノーザン・ソウルなのか解説や講釈を聞いても今ひとつわからなかったので、
なるほどこういうものなのか、と感じた。

ケブ・ダージのDeep Funkや、モダンソウルのムーブメントもノーザン・ソウルが源流になっているので、
そういう意味では現在のクラブミュージックの流れにも脈々と繋がっている。

それにしても劇中流れるソウルミュージックの素晴らしいこと!
これはサウンドトラック盤、是非聴かねば!








2019年1月25日金曜日

ORITO SOUL REVIEW 2019開催決定!

今年もまたORITOさんの魂(SOUL)と触れ合うときがやってきた。
3月23日、渋谷duo Music ExchangeにてORITO SOUL REVIEW 2019開催決定。

久しぶりにFREEFUNKで今回は参加をさせてもらうことになった。
2008年の開催、2010年のJirokichi 高円寺での復活以降、毎年続けられているイベントだが、
それでも毎回試行錯誤の繰り返しだったりする。

また、イベントを続けるうえでいろいろ課題や乗り越えなくてはいけないことも多々あるが、
人数も多くセット転換やいろいろな準備も大変にも関わらず、バンドでの出演を受け入れてくれた
ORITO SOULの実行チームの皆さんには本当に感謝を申し上げたい。
と同時に、最高のパフォーマンスをお届けできるよう頑張らないと、と感じている。

今回出演となるシンガー、アーティストも本当に素晴らしい。

Hanah Spring、竹本健一のお二人は初登場となるが実力、実績ともに素晴らしい。
Hanahさんは少し前のオーサカ=モノレールがMartha Highを呼んだライブでオープニングで登場していた。
竹本さんは何度かORITO SOULの打ち上げでもお会いしていたが、一番最初に彼を見たのは東芝EMIがやっていたコンベンションに
Phonesというバンドでデビューをするときのショーケースライブ。
リズム隊と歌だけという変則的なバンドだったが、素晴らしい歌声に驚いたのをよく覚えている。

多和田えみちゃん、JAY'EDくんは久しぶりにご一緒できるということで、
どんな曲を歌ってくれるか楽しみだ。

フレッシュだが実力・実績ともに申し分ないシンガーの皆さんの登場で、
こういったソウルレビューはなかなか他にないのではないかな?
ふだんFREEFUNKのライブに来てくれる皆さんにも、このライブは是非見てもらいたい。
日本におけるソウルミュージックラバーたちの現在、そして未来を体感できる夜となるはずだから。

チケットは2月2日より発売。
多くの皆さんと会えるのを楽しみにしてます!



詳細はこちら!

2019年1月15日火曜日

Make It With You

先日のキンムギーズのライブで演奏した「Make It With You」
オリジナルは白人バンドのBreadで、これが1970年6月に大ヒットしたんだけど、その後多くのアーティストにカバーされている。
とりわけソウルミュージック、R&B方面ではある意味スタンダード化していて、それぞれのバージョン、アレンジに工夫や解釈があって面白い。

この時代はロック・ポップスとソウルミュージックの交差・融合が盛んになった時代で、
キャロル・キングの「You've Got A Friend」や「It's Too Late」
クロスビー・スティルス&ナッシュの「Love The One You're With」のように
ソウルミュージックの定番曲の一つになっている。

まずは定番のアリサ・フランクリン。
伝説の1971年、フィルモアウェストでのライブ映像より。


ほぼ同じ時期にシュープリームズもカバーをしている。1971年の作品。


リリースが1970年というから、もっとも早くカバーしたアーティストかもしれないのが、
The Main Ingredient。
割と原曲に忠実な感じもする。


アース・ウインド&ファイアも初期にカバーをしていて、これも素晴らしい。
この当時にはすでに定番化していたといえる。


のちにフィリップ・ベイリーはソロで再カバー。
アダルトな、ベッドタイムミュージック的な仕上がりで、これも素晴らしい。
1999年の作品。


テディ・ペンダーグラスもカバー。
フィリップのファルセットに対して、テディの低く太いテナーボイスも魅力的。


対してウィスパーズは時代の流れか、1977年にとてもダンサブル、ディスコ的にアレンジしてカバー。
こういう風にいろんなアレンジに耐えうるってのもスタンダード化の要件かもしれない。


ソウルミュージック界隈でヒット、定番となるとジャズ方面からのカバーも増えてくるのが自然な流れ。
ルー・ドナルドソンのこのカバーもめちゃ気持ちいい。


そして当然?のようにレゲエでもカバーされる。
キャロル・トンプソンとシュガー・マイノットのデュエットによるカバー。


最後に、キンムギーズでのライブで参考にしたのは大好きなミーターズのカバー。
彼らはこの曲をスタジオ録音は発表していなくて、後年リリースされたライブアルバムに収録されているが、
他のライブ音源でもカバーをしているので、ライブの定番レパートリーだったと思われる。


素晴らしい名曲でスタンダードなので、また歌いたいと思う。
そして是非若い人たちにも是非演奏、歌ってみてほしい。
様々な解釈ができるし、男女問わずカバーできる曲なので。