2019年6月24日月曜日

Morris Day & The Time Live: What Time Is It!?

土曜の夜はビルボードライブにてMorris Day & The Timeのライブ。
来日は1991年以来というから、28年ぶりだ。

ライブの印象としては、これぞザ・ソウルしょーともいうべき伝統的なスタイルだった。

サウンドは紛れもなくあの音。ミネアポリス・ファンクというかプリンスが作り上げたサウンド。
ある意味チープにさえ感じるシンセの音色、ここぞ、という時に出てくるリードギター。
最高だ。

モーリス・デイがステージに上がる時には必ず鏡をもったジェロームが一緒だったが、
今回はジェロームではなく若い新メンバーだったが、タキシードを着てクールな感じで良い。
ジゴロなモーリスはもちろん鏡で自分をチェックし、髪を櫛で整え、ポケットチーフをなびかせる。
ダンスもいたってシンプルなもので、それがまた良い、
客席も一緒になって踊っていて、素晴らしい盛り上がり方だった。

冒頭のオープニングや途中のインタールードで、屈託なくプリンスの映像や楽曲を挟み込む。
MCで思いっきり「Do You Love Prince?」なんて煽ってたのはちょっと面白かった。
いろんな軋轢もあったはずだが、ツアーでは徹底的にお客さんを楽しませる。
そんな姿勢を感じた。
スライド的に映し出される画像がなぜかサイズがあってなくて上の方が切れてたりしてたのは愛嬌だが。。。
(一緒にライブを見ていたBMR丸屋さんは「パワーポイントのクオリティが!」と言っていた)

ともあれ、ライブのクオリティは素晴らしかった!

来月はジェシ・ジョンソンも単独来日ということで、ますます期待があがってくる。
ブルーノートにはニック・ウェストもくるようだし、プリンス・ファミリー、プリンス・コネクション、ミネアポリス・ファンクシーン
まだまだ盛り上がっていくことに期待。

↓カジュアル席座ったら右隣にBMR丸屋九兵衛さん!ちなみに左隣には西寺郷太さんもいて、一緒に盛り上がってたよ。
Tはタイム、自分はCをやったつもりが反対だった!

2019年6月18日火曜日

Guitar Thangs in the last week end

先週末はギターにまつわる楽しみでいっぱいだった。

土曜はものすごい土砂降りのなか、午後から原宿に行きFender Custom Shopの1日限りの展示会へ。
これから全国各店さらにはアジアエリアに向かう最新のギターを展示しつつ、
ショーケースもあったり、ビルダーたちのトークライブもあったりと楽しかった。

自分が会場についたときはちょうどトッド・クラウスのセッションが始まったところ。
エリック・クラプトンモデルのギターを完成させるという内容で、
インタビューもあるんだけど、多分フェンダージャパン?の社員なのか通訳がイマイチで、
ちょっと噛み合わない。

結局トッドがひたすらハンダつけをしてネジを回して弦を張る作業をみんなで見守るという、
なかなか地味だけど面白い内容に。

セッションの後は、トッドさんと写真を撮ったりサインを貰う人達の出待ちも結構いて面白かった。
せっかくだったから写真撮らせてもらえばよかったのかな?

Fender Custom Shopにお願いしたいことがあるとすれば、
もっとカスタムオーダーの方法を訴求してほしいことと、リペアをちゃんとやる直営ショップを持ってほしいということ。
小売店と協業をする姿勢なのかもしれないけど、アップルだって直営店は販売だけじゃなく色々な意見やトラブルを集めるためにやっている。
そこから新しい商品やサービスへのヒントも生まれるはずだから、ぜひ検討してもらいたい。
公式サイトではリペアやパーツ交換のこと触れているけど、
もうちょっと情報がほしいといつも思う。

さて、そんな雨の土曜日だったけど、次の日曜日は夏のような鮮やかな晴れ。
東京ドームシティホールでTedeschi Trucks Bandのライブを見てきた。
素晴らしい!の一言。
デレク・トラックスの伸びやかなギターの音色は、まさに理想的なサウンドそのもので
ずっと浸っていたくなる。王道にしてこれが現代の最高峰だと思った。
このバンドのライブを見る時、多くの人はスーザン・テデスキーに魅了されるのではないだろうか。
自分もまさにそうだった。
赤と黒のワンピースで、華麗でかっこいい。
歌声は圧倒的でこのバンドの素晴らしさはデレクだけではなくスーザンの歌にあると思った。
バンドのグルーブも最高、歌もギターも最高で非の打ち所もない素晴らしいライブだった。

デレクはひたすらにギブソンSGを弾きまくっていて、高校生のころSGに憧れたことを思い出した。
当時、ギブソンのレス・ポールはやたら高くて、とても手が出るものじゃなかったが、SGはあまり人気がない時代で、
安く探せば10〜12万円ほどだった。
もちろんそんな金額も高校生には大金で買えるわけもなかったけど。

ストーンズの頃のミック・テイラー、クリームの頃のエリック・クラプトン、ピート・タウンゼンド、若かりし頃のマーク・ボラン・・・。
憧れたロック・ギタリストがみんな使っていた。

ということで先週末はフェンダーにギブソンに、ギター三昧の楽しい週末だった。

↓一流ギタービルダーがハンダつけをしているのを見る、地味なイベント(笑)


↓テデスキー・トラックス・バンドのライブ


2019年6月8日土曜日

Second Line To heaven, Thank you, Dr. John

ニューオリンズ・ミュージックシーンの最重鎮、Dr.Johnが逝ってしまった。
悲しい想いでいっぱいだが、湿っぽい送り出しは似合わない。
そう、ニューオリンズ流儀で、目一杯の賑やかなセカンドラインのリズムで送り出すのが一番だ。
そんなわけで昨夜からずっとDr.Johnの音楽を聴いている。聴きなおしていると言っていいかも。

多くのファンク、R&Bがそうだったと思うがニューオリンズのジャズやR&Bから面々とつながる音楽は一度ハマると病み付きになる中毒性がある。
そしてまた多くのみんながそうであったように、その深く広い音楽の世界へを誘ってくれたのがDr.Johnだった。
最初に聴いてハマってしまったのが名アルバム「GUMBO」という人は少なくないのではないだろうか?

コロコロと転がるようなピアノプレイ、エキゾチックなセカンドラインビート、Dr.Johnの味わい深いダミ声のボーカル・・・。
最初に聴いたのは高校生ぐらいだっけ。
ストーンズやジミヘンやツェッペリンなんかのロックに夢中になり、やがてブルースやR&Bに興味をもち、ニューオリンズにたどり着く。
こと日本では、どんとや永井さんのやっていたボ・ガンボスの功績も大きいと思う。
「ガンボ」という言葉を自分が知ったのはボ・ガンボスが結成されたというのが話題になったころだった。

Dr. Johnのアルバム「GUMBO」が素晴らしいのは、このアルバム自体が素晴らしい作品でもあり、同時にニューオリンズの音楽ガイドとしても最適だからだ。
プロフェッサー・ロングヘア、ヒューイ・スミス、アール・キング・・・。
教えてもらった素晴らしい音楽の数々。
さらにニューオリンズの音楽シーンをかじっていけばたどり着くアラン・トゥーサンやミーターズ、ワイルド・マグノリアスなど強烈な個性ある音楽。

素晴らしい音楽を教えてくれてありがとう、と言いたい。

ライブを多く見る機会はなかったけど、数年前に東京のビルボードライブで至近距離で見ることができたのは本当に嬉しかった。
ピアノの上にはたくさんのビーズやネックレス。
まさにニューオリンズスタイルの音楽とスタイル。

今頃はセカンドラインのビートとともに、天国の仲間たちとセッションだろうか。

何度見てもすごいのがこのテレビライブの映像。
77年のもので、プロフェッサー・ロングヘアも存命で、伝説のミュージシャンたちが繰り広げるニューオリンズ・ミュージック夢の共演だ。
ここではまさにDr.Johnがバンドリーダー、ニューオリンズの水先案内人として大活躍している。
全音楽ファン必見のものすごい映像だ。



好きな曲を絞るのは難しいぐらいどれも最高だが、この曲なんかも好きだなあ。

Dr. John - Let's Make A Better World



タイトルもかっこいいファンクチューンならこれも。
諦める奴は勝てっこない、ということ。

Quitters Never Win