2013年4月28日日曜日

Live Archives

家の大掃除をしていたら、大量のビデオテープが出てきた。
DVD時代の前に、新品や中古で買った映画やライブモノとあわせて、
FREEFUNKはじめとした自分のライブものが結構あった。

無いとおもっていたライブ映像もあったりして、
なんだか我が家で発掘をしている気分だ。

ビデオデッキから
10年ぐらい前のmini DVテープのビデオカメラに
つないで録画して
それをまたMacに読み込んで
というのが非常に面倒だったので、
安いUSBの動画読み込みケーブルを購入。

ビデオデッキをUSB経由でMacに繋いで
映像を観れるので楽しい。
思わず、いくつかのFREEFUNKの映像を
YouTubeに上げてみた。



1998年の映像。
一番メンバーの人数が多かった時期で、ツインベースにツインドラムスという編成だ。
オリジナルメンバーのスエちゃんこと末藤君が復帰した時期のライブ。
ゴンちゃんと、もう一人のベースは多々良君。
このあと、多々良君とスエちゃんはKAKASHIに合流する。



2001年、高円寺SHOW BOATの映像。
ゴンゾーのリード曲だ。
途中のMCがぶっ飛んでいて楽しい。
たまに昔の映像を観るのも悪くない。

この他にも沢山映像があるので、
少しずつ読み込んでいこう。
思わぬ、お宝映像もでてくるかも?


それにしても、こういう記録メディアの移り変わりって、早いな。
今じゃ誰もMDとか、フロッピーディスクとか持ってないのでは?


2013年4月21日日曜日

Pファンクな夜

昨夜のゴールデンエッグでの
P.Funkトリビュートライブ、
楽しかったです。皆さんありがとう!

長い仲間のまっきーこと岡村まきすけ君とも
ついに”共演”コラボ実現。
今後も一緒にやれるかも、という可能性感じたよ。

出演者それぞれ趣向をこらしたトリビュートなのも、
このイベントと仲間ならでは。

Ebony-Bは、「Take Your Dead Ass Home」をカバー。
ファンカデリックの曲だけど、かなりパーラメントっぽい曲です。
チャントのように繰り返される
"If You Ain't Gonna Get It On, Take Your Dead Home"
はPファンクのライブでも度々登場するフレーズ。
是非憶えましょう!

Ebony-Bのオリジナル「Music Life Together」にも
「Do That Stuff」が挟み込まれたりしてました。
Ebony-Bとは今後もレコーディングなんかをお手伝いすることにもなりそう。
そちらも楽しみです。

サイモンガー・モバイル&嫁モバイルは流石というか。
のっけから「Chocolate City」でMCをはじめ、そのままオリジナルにつながるという
憎い演出。
さるプリで発表された短めの曲を連発してくれて、大満足でした。
新曲「アベノミクス」は曲のかっこよさと、お題への解釈と、
最高にオモロイ。

まっきーとは結構喋る時間も作って今回のPファンクの来日に関する
良かったことや反省点(?)=もっとこうしてほしい、ということを
話しました。
語りだせばきりがないんですが、こういうスタイルも面白いね。

池上くんにUstreamを協力してもらいましたが、
ステージの合間のセットチェンジ時間に、出演者が語るということも
少しやってみて面白かったので、
次回以降Ustreamのあり方とかも色々工夫してみようと思います。

会場に来てくれた人だけが楽しめるコト。
Ustreamで遠方の人や来れなかった人にも楽しめるコト。
たとえば野球を球場で見るのとテレビで見るのと違うような、
そんな事もできると良いのかも。

FREEFUNKは今回は、Pファンクへのトリビュートということで
1976年のパーラメントの名作アルバム
「Clones Of Dr. Funkenstein」からの縛りでやってみました。
はからずも、これがちょうどブギーがライブでもベースを弾いていた時期のものなので
ブギーへのオマージュになったかと思います。

「Children Of Productions」は、今までにもライブ盤のアレンジでは
カバーしたことあったけど、スタジオ盤のバンドサウンドでは初めてでした。
ミディアムテンポの、かっこいいファンクナンバーなので
今後もたぶん演奏する機会があると思います。
ホーンアレンジも最高にかっこいいしね。

「Getting To Know You」は亡きゲイリー・シャイダーの熱唱が印象的な曲。
おそらく当時のPファンクのライブで披露されていませんが、
リハーサル音源のCDとか聴くとブギーのベースでリハしているので、
セットリスト候補には入っていたのかも。
哀愁ある曲調とホーンが印象的な隠れた名曲だと思います。

「Funkin' For Fun」は、こちらはなんといってもグレン・ゴインズの熱唱がすごい。
1976年のアースツアーのクロージングはこの曲だったわけで、
”大丈夫、おれはファンクしまくってるから”
というシンプルなメッセージが心に響く1曲です。

改めてP.Funkの曲をしっかりと聴いたり
譜面を作ったりしていて、発見したりすることもありました。
そして何より演奏するのが(大変だけど)楽しい。
また、どこかの機会でやりますので皆さん来てね。
Let's Take A Ride The Freefunk Shuttle!!

FREEFUNK setlist
【04/20/2013 setlist】
01.Alice In My Fantasies[Funkadelic]
02.Freefunk Shuttle
03.人間解放戦線ブギー
04.I Just Want To Make Love To You [Cold Blood] (桃花 Vo)
05.Children Of Productions [Parliament]
06.Getting To Know You [Parliament]
07.Funkin' For Fun [Parliament]
08.自由自在
09.Give Up The Funk [Parliament]
10.Maggot Brain [Funkadelic]

FREEFUNK crew...
艦長 (vo.g)
中田桃花 (vo)
Sammy (key,vo)
遊佐真悟 (b)
ウラッチ (ds)
シバケン (t.sax, cho)
ESP (tp, cho, g on 10)

Ustreamの映像アーカイブがあります。
FREEFUNKのライブ本編はコチラ!



Video streaming by Ustream



2013年4月16日火曜日

4月20日のP-Funkトリビュートライブの見どころ

気がつけば今週の土曜日
4月20日に「P.Funkトリビュートライブ」。

”反省会”と称してライブやります、なんて謳ったが
どうなる事なのか、見どころを少しだけお伝えしましょう。

まずは共演バンド、仲間たちのこと。
Ebony-B & The Grasshopper(s)は、
久々の大所帯編成。
ホーンセクションも居るから、かなり”P”なアプローチしやすいハズ。
しかしそこはヨースケ君のこと。
きっとひねってくるでしょう。

ちなみに前回のP-Funk(正確にはブーツィー)トリビュートでは、
3人編成でなんとジューニーの「Super Spirit」をプレイ。
僕は大、大、大好きだけどジューニーってチョイスがまたアレだし、
そもそも未発表曲だし!
よくぞトライしてくれました、って選曲だった。

今回も、選曲で色々サプライズがあるかも。
なんぜ別のライブのお題を「日本語のソウルファンク」としたときに
「ひみつのアッコちゃん」をチョイスしてくるような連中だから!


そしてもう1組はサイモンガー・モバイル&嫁モバイル。
つい先日の大阪でのBAR 7Peaceの3周年イベントでもご一緒したばかり。
どんなチョイスで来るのか。

前回は名盤「チョコレートシティ」でも1番か2番めぐらいに目立たない
「Let Me Be」のまさかのカバーがめちゃハマってました。
サイモンガーさんの太いテナーボイスが曲調とマッチしていたし、
Nintendo DSで作ったトラックも素晴らしかった。
サイモンガーさんもお題に対して、カバーのみならず小ネタを放りこんでくるので、要注意!
ディズニーランドでミッキーマウスのシルエットをいくつ見つけられるか、
てのがよくあるけれど、
この日のライブで貴方はいくつ、Pネタを見つけられましたか?
というのも面白いかもしれない。

勿論、一見さんや初めての方にも是非観てもらいたいイベントなので、
”そういうのネタとか、よくわからないけど”という人こそ大歓迎です!
マニアックな事やってると思われがちだけど、もともとそういう音楽じゃないし、
コピーバンドが連続出演するような内容ではなくて、
あくまでアティテュード、精神的なところを受けついでいくぞ、という
意思表明みたいなもの。
なので、予習一切不要で乗り込んできてください。
終わった頃にはきっと、”復習”したくなると思うけど。

もう1組というか、新たな仲間。
THE 黒帯で活躍をする役者のまきすけ君が遂に!イベントに参加。
熱狂的なPファンカーのまきすけ君には、是非我々のジェームズ・ウエスリー・ジャクソン役になってもらいたい(笑)。
え?なんだそれ?って。
うーん。
分かりやすく言えば前説。
喩えて言うなら、きみまろ師匠みたいなもんですわ。

そして、我々FREEFUNKも、なかなか面白い選曲になったと思う。
ヒントだけ出しておくと、基本は今回のP.Funkの来日ツアーでもいっさい演奏されてない曲ばっかり(笑)。
もっとこの辺の曲もやってよ、という本家への提言含めて演奏する予定。

そういうわけで、いよいよ今週土曜、4月20日。
新宿Golden Eggにてお待ちしております。
ともにワンネイションしましょう!

2013年4月14日日曜日

ファンカデリック小僧

ジョージ・クリントン&パーラメント・ファンカデリック。
2011年以来、2年ぶりにビルボードライブにマザーシップが降臨した。

前回は「P.Funkがビルボードで!?」
という疑問や不安が前回はあったが、蓋を開けてみれば、
軽快な曲感とボリューム感でしっかり、こういうステージもこなせるようになった
”大人な”P.Funkを楽しむことができたのだった。
その時の感想として、「Pファンクは盆踊りである」という日誌を書いているので、
是非読んでもらいたい。

今回も実のところ不安だった。
前回参加していた古参のメンバーたち、
ビリー・ベースやPナット、キャッシュらがゴソッと抜けたというか
不在の状態で、どちらかと言えば若手のメンバー中心。
悪く言えば、華が無いというか、名物プレイヤーが居ない状態。

しかし、今回もまた始まってみれば
最高の盆踊り、いやPファンク・パーティーだった。
むしろ前回以上に演奏や内容が良くなっていると思う。

金曜の夜と今日と、2日連続で行ってみたが、
昨日よりさらに熱い演奏になっていた。

嬉しかったのは、初期の名曲「I Got A Thing」を演奏してくれたこと。
この映像の、あの感じ。
デトロイト・ソウルと、サイケロックと、スライとがごっちゃになったような
独特のPファンクワールドの幕開けの1曲だ。



ジョージ・クリントンはとても元気そうで、
ダブルのスーツもすっかりお似合いだ。
客席を煽ったり、バンドに指示を出したり、
飛び跳ねたり。。。
とても72歳になるとは思えない元気さで、嬉しい。

「Flashlight」「(not just) Knee Deep」「Give Up The Funk」など手堅いヒット曲にも、
細かく色々なPファンク曲のワンフレーズがちりばめられていたり、
シンガーそれぞれに見せ場があったりと、
よく出来たショーだったと思う。

4月20日に新宿ゴールデンエッグで「反省会」と称して
Pファンクのトリビュートライブをやるのだけど、
実のところ、
「ホントはこうやって演奏してほしかった」
「この曲はこうじゃないと」
みたいな、本家へのダメ出しライブにしようと思ってたんだけど(笑)、
それどころか、メチャ盛り上がってしまい、
最高の気分で自分たちのライブを迎えることになりそうだ!

皆さん、マザーシップからフリーファンクシャトルに乗り継いで
一緒にターンディスマザアウト!しましょうね。


が、しかし。
不満が無いわけではない。

今回のメンバーで一番の古参であり、僕にとっては重要なメンバーの一人
マイケル・ハンプトンにもっと脚光を当ててほしかった。
“ファンカデリック小僧”、キッド・ファンカデリックだ。
「Maggot Brain」が聴けなかったのはとても残念だし、
「Red Hot Momma」はリッキーのギターが中心になっていて、
もっとマイケルに弾いてほしかった。

もっと言うと、「Red Hot Momma」のイントロではリッキーのギターに続いて、
キーボードのダニーがYAMAHA Motifに入っているディストーションギターの音色で
リフを重ねており、マイケルの活躍の場があまり無かった。

マイケルのもう一つの見せ場である「(not just) Knee Deep」のギターソロでも、
リッキーとのツインギターソロになっており、ほぼ同じリックを弾くのだけど
リッキーとマイケルと微妙にタイム感が違うから、
聴いててちょっと気持ち悪いことになっていた。

ここはやはり、マイケルに華を持たせてくれ、親父(GCのことね)!

マイケル自身もリラックスして演奏をしているようだったし
元気そうな姿を見て嬉しかったけど、
我々”ファンカデリック小僧”は物足りんですよ、はっきり言って。

初日の終演後、普通にギターを片付けているマイケルに話しかけて
「Why no "Maggot Brain" tonight?」と聴いたら

「いやさあ、ボス(GC)が弾かせてくれないんだよ〜
色々やりたいんだけど、ダメだって〜」
みたいなぶっちゃけ話になって面白かった。

マイケルには「Comin' Round The Mountain」とか、
もっとファンカデリックのギターを弾くヤツを聴きたいと言ったら
「ああ、コレとかだよね」
と言って
♪Who Says A Funk Band Can't Play Rock〜
なんて歌ってくれて、一緒に歌ってしまった。

ということで、FREEFUNKクルー、まっきーと一緒に
マイケルと記念撮影。



気さくで優しいマイケル・ハンプトンは
たぶんジョージにとっちゃ永遠の”ファンカデリック小僧”なんだろうな。
わかりやすく言うと、末っ子気質というか。
皆に可愛がられるタイプ。
自分から激しく自己主張しないからこそ、
ジョージは可愛いがっているのかな。

さて、ちょこっとだけマニアックな発見・レポ関係。

マイケルは足元のエフェクターはCry Babyのワウのみ。
ギャレットは、Cry BabyとBOSSのディストーション、そしてMXRのPhaser。

上にも書いたように、
「Red Hot Momma」のイントロではキーボードのダニーもギターサウンドを重ねている。

一見カオスなステージだが、
ジョージが細かく指示を出している。例えばGive Up The FunkからNight Of The Thumpasorus Peoplesに変わるところとか。
中音も、ギターを上げろとか下げろとか、
細かく指示をステージPAに出していた。







2013年4月11日木曜日

大阪にパープルレインが降り注いだ夜

4/6日の岐阜ライブの後は、大阪へと向かった。
ナナさんのお店、7Peaceの3周年イベントに呼んでいただいたのだ。

7Peaceはこの航海日誌でもときどき触れているが、大阪にいく度お邪魔しているお店。
梅田駅から歩いていける場所なので、
旅行者にもわかりやすい。
そして、カウンターだけのお店なのに、とても居心地のよいお店だ。
来るお客さんとも、初対面でも仲良くなれちゃうのが面白い。

いずれライブイベントなんて出来たらいいですよね、なんて話はよくしていたから、
今回ナナさんから出演オファーを戴いた時には、即決してた。

岐阜からは、東海道線にのって米原経由で大阪へ。
わずか2時間半だから、やはり岐阜〜大阪は近いね。

まずは、待望のインドカレー店、サレガマに向かいランチ。
店主のガンボさんはカレー好きな僕が来て緊張したと言っていたが、
とっても美味しかった!しかもとってもリーズナブル。



タンドリーチキンもついて¥750。
東京じゃありえない値段。そして味もバッチリ!
今度は夜のメニューも食べてみたいな。
夜といえば、最近では店内でのライブにも力を入れているので、
次回はぜひサレガマでのライブも実現してみたい。

その後は昨年のFREEFUNKツアーでお世話になった天満橋のRAW TRACKSに移動してリハ。
すでに愛のペガサスの皆さんがサウンドチェックをしていた。
皆さんに受け入れてもらって、今回一緒に演奏をしてくれた事は本当にありがたい。
自分の曲のために、結構練習をしたりしてくれたのではないかな。

イベントはオープンの段階でかなりお客さんも入っており、
7Peaceや音楽を愛する人が集まってくれているのだなあと思った。

ライブのトップバッターはサイモンガー・モバイル&嫁モバイルのお二人。
このお二人と東京以外で会うというのも新鮮な感覚だ。
さすがに大阪でも大受けしていた。一緒にやったイベントで披露していた
牧伸二のカバーとかも入っていて面白かった。

合間にはFunky Moveというダンスチームの皆さんのパフォーマンス。
FREEFUNKの事をとても気に入ってくれているようで、ダンスの音楽にも
Dayton Projectの「Party Down」からFREEFUNKの「Move It On Funk」に繋いでくれていて、
カッコ良かった!何より嬉しかった。
結成10年以上という事で、本当に踊るのが大好きという事が伝わってくる、
素晴らしいパフォーマンスだった。

その後には自分の出番。
今回はナナさんからの要望もあり、P-Funkを交えながらのセットとした。
セットリストはこんな感じ。

FREEFUNK艦長 Solo Live Set List
1. Red Hot Momma [Funkadelic]
2. Happy Birthday [FREEFUNK] *New Song
3. 犬になれ! [FREEFUNK] with Sista Mei-Me & Funky Move
4. Give Up The Funk [Parliament] with Sista Mei-Me, サイモンガー・モバイル&嫁モバイル

all performance with 愛のペガサス

ファンカに始まりパーラで終わる、正しいライブだ(笑)。
途中演奏した「Happy Birthday」は、初披露のオリジナル曲。
ネットで公開をする前に、7Peaceの「3歳の誕生日」のために
演奏をさせてもらった。

「犬になれ!」はもはやツアーライブの定番だが、
今回はMei-Meちゃんが京都に帰省していたこともあり、半年ぶりのジョイント。
思えば、FREEFUNKからMei-Meちゃんが離れる最後のライブもRAW TRACKSだったな。
Funky Moveさんも加わってくれ、場内皆でお約束のファンキー・チキンを踊りました。

最後の「Give Up The Funk」も進行完全アドリブ。
勿論、サイモンガーさんの「BABA1960」を挟み込み、皆で合唱した。
良い感じで盛り上げられて良かった!


↑佐藤さん、写真ありがとうございます!

その後トリの愛のペガサスは、さすがのホームでの堂々たるライブで、
よくぞまあ、ここまでプリンスの曲をカバーするなあ、という感想。
あまり有名でない曲も含めてマニアックに、拘って演奏をしているのが素晴らしい。

途中サイモンガーさんがモーリス・デイ役(嫁モバイルさんは鏡をもつジェローム役)でゲスト参加。
ダンスを再現したりして、面白かった。
プリンスのミレニアム・ライブショーを思い出した。

個人的一押しの、ミッチィ歌う「Rock Steady」では我慢できずに
Mei-Meちゃんと”乱入”してしまった。
受け入れてくれてありがとうね、ミッチィ!
彼女が歌う「I Feel For You」もホント素晴らしい。

で、愛のペガサスさん、最後はやはり「パープルレイン」。
アイドルイベントよろしく、ルミカスティックを振り、場内大合唱だった。
美しい光景だったなあ。



終演後は、勿論皆で7Peaceに移動して打ち上げ。
前回のツアーでは行けなかったので、今回は必ず行こうと思っていた。
やはり楽しいなあ7Peaceで過ごす時間は。

楽しいひとときを過ごし、ホテルに戻ったのはほぼ朝4時前。
さすがに疲れたけど、本当に素晴らしいライブと滞在でした。
ナナさん、ありがとうございます!
愛のペガサスの皆さんもありがとうございました!
RAW TRACKSの藤井さんはじめスタッフの皆さんにも感謝!



さて、次回はどうやってまた大阪ライブを実現しようかな。

FREEFUNKでも新作を携えたツアーをやりたいし、
今回のサイモンガーさんのように、
仲間と一緒にジョイントするのも面白いと思った。
よし、企画しようっと。

2013年4月9日火曜日

嵐の夜、ブルースを。

横浜サムズアップでのORITO SOUL REVIEWの翌日は
独り、故郷岐阜へと向かいSoy Soulsのライブにジョイント。

こうじ先輩、オンダマ先輩とはこの数年でかなり共演させてもらう事も増え、
なんだかこちらは勝手にバンドの一員気分だ。
でも実際、FREEFUNKの曲やレパートリーを
すごく一生懸命練習をしてくれていて、
演奏してて気持ちよかった。

あいにくの雨も嵐も、
岐阜が生んだブルースバンドには相応しい。
Tボーン・ウォーカーの「Stormy Monday」じゃないけど、
嵐の夜がこのバンドの音楽、ブルースにはよく似合うと思う。

昨年、星川さんと一緒に演奏をしたSalt122、
1年ぶりの訪問だったが、あの時のライブフライヤーも
まだ貼ってくれていたし、
(僕の好きな表現だが)ダウンホームな雰囲気がたまらない。
去年もCoorsのネオンサインがチカチカしてたけど、
それもそのまんまだった(笑)。

自分が加わって演奏させてもらったのは、
記憶によれば(笑)

Put It Where You Want It [Average White Band]
犬になれ![FREEFUNK]

日常 [FREEFUNK]
Hoochie Coochie Man [Muddy Waters]
Got My Mojo Workin' [Muddy Waters]
(E.C) The Weight [The Band]

こんな感じ?
「Put It Where You Want It」はFREEFUNKで演奏するより
Soy Soulsと一緒に演奏する回数が多いかも。
いい具合に熟れていて、気持ちよい。
こうじ君とのギターバトルもいい感じ。

「日常」は今回帰省ライブをするにあたってやりたいとリクエストして
受け入れてくれて、すごくリハをしてもらったようで、
ぶっちゃけFREEFUNKより巧く演奏できてたかも!
定番レパートリーに加えていただけそうで何より。
個人的にも”思いを寄せる”故郷で歌えたのは嬉しい。

最後に「The Weight」で〆るのも、定番となっていて楽しい。
昨年連れていってもらった、宮城県亘理町〜仙台でのライブを
思い出さずにはいられない。
また今年もどこかで一緒に亘理町にお邪魔できたら、と思う。
そんな旅芸人風情のオトコたちの挽歌とでもいうべきか。
この曲を演奏すると反射的に映画「ラストワルツ」観たくなる。

また今年も夏に帰省をかねて岐阜に帰る時には
演奏をさせてもらおう。
そして、年内どこかでFREEFUNKのツアーも組みたいな。

こちらは終演後に撮影してもらった写真。
いい感じ。


2013年4月8日月曜日

ORITO SOUL REVIEW 2013

先週の金曜は、横浜サムズアップでORITO SOUL REVIEWに出演をした。

ORITO SOUL REVIEWは昨年までのトリビュートから発展をし、
楽曲もORITOオリジナルやORITOゆかりの、という枠を超え
出演者それぞれ思い思いのチョイスとなり、非常に面白い内容だった。
至近距離であれだけの出演者を見れるという事もあり、
今までで一番の熱気だったようにおもう。

自分は星川さん、村上さんと相談をして、
アイズレーの「That Lady」を演奏した。
アイズレーはORITOさんもレパートリーにあったが、
自分が「For The Love Of You」や「Between The Sheets」を歌うのは
想像ができなかったし、
ORITOさんが存命の頃に、実は共演セットリストの候補に挙げた事もあったのが
「That Lady」だった。

この曲は何と言っても、アーニー・アイズレーのブンブン唸るようなギターがメインだ。
星川さんに「ギターを弾き倒したい」と相談したところ、
星川さんもいつものテレキャスター・シンラインからストラトキャスターに持ち替え、
ディストーションペダルを踏んでギターバトルをしてくれた。
おまけに背中にかついでプレイも!
星川さんはストラトを弾く姿もかっこいいと思った。

選曲としても、ソウルマナーの楽曲が中心のセットリストの中で、
良い意味でスパイスが効いた事をできたんじゃないかな、とこっそり自負してみる。
あのライブセットの中で唯一、ギターのファズを踏みっぱなしだった曲だ。

もう1曲は村上さんからの指名により、ORITOオリジナルの「Ex-Life」を
ギターを持たずに、村上さん、Suga-PimpsのFunky-Tこと篤さんと3人で歌った。
会場の多くがゴスペラーズのファンの方という状況で、
村上さんのヨコで、ステップ合わせたり、ハモったり。
なかなかレアというか珍風景だったはず!
観にきてたFREEFUNKのシバケンには、「すごい手持ち無沙汰感出てた」と言われた(笑)。

もっとも、ステップもハモリも一番簡単な内容にしてくれたり、
ステージでのMCといい、イベント企画段階での考えや提案とか
やはり村上さんはすごいな。リーダーに相応しい人だ。

ライブ全体は素晴らしい雰囲気に包まれ、見に来られていたORITOさんのご家族の姿を見て
またほろりときてしまった。
大きくなったORITOさんの娘さんが、一生懸命に曲に合わせて踊っている姿をみて、
まるでORITOさんがそこに居るかのような錯覚にとらわれたよ。

個人的なハイライト・名場面は.... いっぱいあるなあ。

・Shimvaの横でピップスならぬプッピスとして振り付け&コーラスをやる村上さん&Suga Pimps
本当に楽しそうだった!

・そのShimva、本番で歌詞ぶっ飛んでたけど面白かった。というか、Shimvaらしさが出てて嬉しかった

・Jayeさんが「懺悔の気持ち」を歌うと場内は完全に南部ダウンホームのチトリン・サーキットだった!

・多和田えみさんは初めて生で聴いたけど、小さな体(失礼!)からパンチと伸びのある歌声、素晴らしい!

・ステージが狭いこともあり、ドラムの三浦さんの近くで演奏できたのだけど、
一つ一つの打音、リズムがすごい体に響いてきて気持ちいい!
最強のソウルサウンドを奏でるバンドだった

・村上さんの歌った「SOUL SONG JUKE」はゴスペラーズのアルバムに収録されている曲だけど、
ここまで”どソウル”で良いのかという名演・熱演だった。しいていうなら個人的ハイライトNO.1。

・芽芽ちゃんとは、彼女がFREEFUNK脱退して最初の”共演”だった。気づいた?

書ききれない。。。
ステージ裏やリハも含めたらいっぱい面白い話もあるが、それはまたいつか別の機会に。

すべての出演者、スタッフの皆さん、手伝ってくれた仲間の皆さん
来場されたお客さん
ありがとうございました。
皆の熱い思いがこもった素晴らしいイベントになったと思います。

きっとまた開催される事でしょう。

感謝!