2012年8月28日火曜日

JAYE & FREEFUNK Live at Jirokichi!

昨夜のJAYE & FREEFUNKライブ、最高の盛り上がりだった!
来ていただいた皆様本当にありがとうございます!

高円寺は名物の阿波踊りの日で、街中がなんだかざわついた感じで、リハの入りからこちらもテンションがあがる。入り時間の夕方頃、ちょうどジロキチの前には小金井連の皆さんがスタンバイしてリハーサル中だったり。
街中完全に阿波踊りモードだった。

今回はJAYEさんから提案いただいたセットリスト候補の大半をやる事にしたので、
かつて無いほど新曲、初めての曲が多かったのだけど、
FREEFUNKなかなかイケてたんじゃないかな、と思います。
ホーンセクションも横山パパが帰ってきて4管になり分厚いセクションだったし、コーラスには桃花&コーヘイの二人に参加してもらったことが大きい。
ベースには遊佐君も帰ってきてくれて、最高のラインナップとコンディションでライブに臨む事が出来た。

我らがFREEFUNK DIVA、芽芽ちゃんもゲストとして参加をしてくれて当初は3曲ぐらいの参加予定だったけどJAYEさんからのご指名もあり随所に参加をしてくれた。
芽芽ちゃんと一緒に演奏する「Sweet Sticky Thing」は最高に気持ちいい曲だなあ。
そしていっぱいいっぱいの僕らは芽芽ちゃんを紹介するタイミングを何回も逃して、
やっちまった!ゴメンね芽芽ちゃん。わざとじゃないよ、キャパオーバーだったのよ。。。

星川さんにもゲスト参加をしていただき、後半のセットでは名曲「Taxi」でソウルフルなギターソロをたっぷりと披露していただいた。
リハでは僕が代わりにギターを弾いていたけど、やっぱりあの領域まではまだまだです、僕は。星川さんのソロ、手数少ないのにすごく伝わってくるというか。
4月の大阪ツアーでもJAYEさんと一緒に演奏をした100Proofの名曲
「Somebody's Been Sleeping In My Bed」を再演し、最後にはブルースの定番「Still Called The Blues」で締め。
ここでは星川さんとギターバトルさせてもらい、これまた最高に楽しかった!
そういえば、この曲で踊りだしてくれてた人もいて、なんだかアメリカ南部のソウルショーそのまんま!という雰囲気でこちらもテンションあがった。

それにしても!JAYEさん本当にスゴい。
1stセット、2ndセットあわせて2時間半にも及ぶショーだったけど、
緩急の付け方、絶妙なMC(今回もなんだかんだでバッチリでしたね)、
そして持ち前の超絶シャウト。
JAYEさんの横でギターを弾いてて、なんというか幸せな気分になれたなあ。

個人的ハイライトはNew Birthの「I Can Understand It」。
バンドのグルーブもスゴく良かったと思うし、JAYEさんのどこに向かうのかもはやわからないMC(新宿二丁目で、ゲイの方に軟禁されそうになった話…)
からのI Can Understand Itという流れも最高に面白かった。

ライブ全体にJAYEさん言う通り「チトリンサーキット」=ドサ回りの臭いプンプンする雰囲気で、皆さん楽しんでいただけたと思います!ありがとう!

次は10月7日に大阪のRAW TRACKSでJAYE & FREEFUNKやりますので、
そちらも是非来てね!
大阪は特にこの手のライブは盛り上がる事間違い無し!だと思うので
多くの皆さんの参加、お待ちしております!

昨夜のSET LISTはこんな感じ。

SET1 (60min) 1940 - 20:40
01 Alice In My Fantasies/Funkadelic (FREEFUNK)
02 Feefunk Shuttle/Freefunk (FREEFUNK with Momoka & Kohey)
03 Ecstacy/Redd Hott (JAYE & FREEFUNK)
04 You're Welcome, Stop On By/Bobby Womack (JAYE & FREEFUNK)
05 Holy Ghost/Bar-Kays (JAYE & FREEFUNK)
06 It's A Shame/Spinners (JAYE & FREEFUNK)
07 Do You Really Want An Answer/Zapp (JAYE & FREEFUNK)
08 Come On/Zapp (JAYE & FREEFUNK)
09 Mothership Connection~Swing Down/Parliament (JAYE & FREEFUNK)

SET2 (60min) 21:10 - 22:40
10 大丈夫大丈夫/Orito (FREEFUNK & Mei-Me)
11 Sweet Sticky Thing/Ohio Players (FREEFUNK & Mei-Me)
12 Hair / Mimi (G.C.S) (Mei-Me & JAYE, FREEFUNK)
13 Kickin' Back/L.T.D. (JAYE & FREEFUNK)
14 I Can Understand It/L.T.D. (JAYE & FREEFUNK)
15 Taxi /J.Blackfoot (JAYE & FREEFUNK with 星川薫 guitar)
16 Somebody's Been Sleeping in My Bed/100 Proof (JAYE & FREEFUNK with 星川薫 guitar)
17 Still Called The Blues/Johnnie Taylor (JAYE & FREEFUNKwith 星川薫 guitar)
encore
18 Give Up The Funk~Night Of The Thumpasorus People/Parliament

いやあ、スゴい内容じゃないですか。
JAYEさん曰く、「オレのオリコンチャートTOP 10」らしいが、
果たしてどれほどの人が知っている曲なのか・・・。
いや、しかし声を大にして言いたい。
今こそ日本、世界に必要とされている音楽なのだ!

JAYEさん的な拘りという意味では、JAYEさんにとってのファンクボーカリストの代表格たる、レスリー・ウィルソン、ボビー・グローヴァー、REDD HOTTのフラッシュなど、
ゴッツいファンク・ナムバーの連発というところですね。

FREEFUNK的な拘りという意味では、両セットともパーラメントで〆るというところ。
そう、ファンクの頂点を探せば必ずPファンクにたどり着くのです。
そういう意味も含めての選曲、セットリストでした。

さあ、次回は10月7日、大阪のRAW TRACKS!
関西の皆さん、是非一緒に盛り上がりましょう。
お待ちしてます!Let's take a ride the FREEFUNK SHUTTLE!

2012年8月22日水曜日

矢野顕子Live at BlueNote

今夜はブルーノートで、矢野顕子トリオのライブを観て来た。
昨年初めて観て、すっかりハマってしまったのだ。
正直言うと、それまで熱心な矢野顕子ファンではなかったけれど、
ライブを観てすっかり虜になってしまった。

ベースにはウィル・リー。ドラムはクリス・パーカー。
最高のピアノトリオだと思う。

アッコちゃんの歌とピアノは本当に一体化していて、
たとえばジミヘンの歌とギターとか、そういうスタイルに近いと思った。
独創的だが、根っこにあるルーツや拘りが伝わってくる感じ。

リズムセクションの二人も素晴らしい。
ウィル・リーのベースは控えめに支えているようで、
スゴい仕掛けていくようなフレーズもあったりして、
本当に刺激的だった。

アンコールでは力強いロックンロールメドレーのような曲も続き、
心地のよい流れだった。

毎年この時期には、まるで帰省シーズンにあわせるように
ブルーノートでライブをやっているが、
是非また観たいと思う。

2012年8月16日木曜日

Peace, Love Not War

67回めの終戦記念日だった。

昨年なくなったお婆ちゃんは、
いつも何かの話をしても必ず戦争の話になった。
「戦争んときはこうだった・・・」
それほどに強烈な体験だったんだと思う。
小さな頃からいつも聞かされてきたが、
今となってはありがたい気持ちだし、
多分僕らはこの先、ずっとあの震災の事を語り続けると思う。

そのお婆ちゃんの伴侶であったお爺ちゃんは、
僕が中学2年生の時に亡くなったけど、
やはりお爺ちゃんもよく戦地に行った話をしてくれた。
さすがにまだ自分も幼くて解らない事も多かったが、
足に残っていた傷をよく見せてくれた。
戦争の体験を語る人も少なくなりつつあるが、
実際に戦地に行った人の話となると、更に少ないのだと思う。

もう一人のお婆ちゃんも、生前よく戦争の話をしていた。
空襲の中逃げまくった話とか。

この国でそんなひどい戦争があり、
多くの人が亡くなった事はまるで昔の事になっているが、
多くの人たちの犠牲と献身のうえで
今の繁栄や平和がある事を忘れるわけにはいかない。

そして今も世界の国では内乱や戦争が続いている。
やたら物騒なのが隣国も近くにある。

音楽は震災のときもそして戦争のときも
直接的にはほとんど役に立たない。
緊急時に必要なものは水や食料、安全な場所だ。
でも、やがて音楽が必要になるタイミングが必ずある。
日本の戦後の歌謡曲や音楽も、戦争終結と関連する出来事は多いはずだ。
そこにあるのは、平和を願う気持ちであり、明日を生きる希望であり、
無為な殺略を糾弾する怒りだ。

戦争について、平和について歌った曲は数多くあるけれど、
今夜はこの曲を聴いている。

2012年8月15日水曜日

SOYSOUL 10周年ライブ

日曜は、渋谷のOn Air WestでSOYSOULの10周年ライブを観させてもらった。
ゲスト陣も豪華。
JAYE公山さん、ゴスペラーズ村上さんに酒井さんの新ユニット(?)、JMS(ジェームス)。
名付け親はZOOCOさんだそうな。
そして若きファンクバンド、マウンテン・モカ・キリマンジャロ。

JMSは、あーこういうの大好きなんでしょ!という想い伝わる選曲。
ファンク/ソウルマナーの曲を中心にある意味やりたい放題!
最高だった。
そしてJAYEさんとは8月26日に高円寺で一緒にライブをやるので、
良い意味でも予習になった。

JAYEさんてば、ライブの告知をするのかと思いきや
「焼き肉のたれプロデュースしましてえ・・・」
ってホントに焼き肉のたれを宣伝してた。
こりゃ最高。
でもってMCでの
「焼き肉のたれはダウンロードできへんからね」
ってある意味鋭い真実(笑)。

モカキリもさすがに場慣れしたライブで、
おそらく初めて観るお客さんばかりだったのだろうけど、
見事にハートをつかんでいたように思う。
後半、JMSのお三方も登場し、サム・クックやダニー・ハサウェイの曲をカバーした。
これも良かったなあ。

そしてSOYSOULは圧巻のステージ。
ZOOCOさん、K-ONさんの歌とラップを中心に
ばっちり盛り上げていた。
ZOOCOさんは本当に愛すべきキャラだと思う。そして実際に多くのファンに愛されている。
女性ファンも多いのがZOOCOさん、SOYSOULファンの特徴かも。

最後の方ではモカキリやJMSの皆さんも合流して
パーラメントの「Give Up The Funk」を演奏。
これは是非加わりたかったな(笑)。
良い仕事できると思うので、次回は是非お願いします!

SOYSOULさん、10周年おめでとうございます。
これからもKeep On Groovin'、Keep The Funk Alive!

2012年8月14日火曜日

Marlene Shaw Liveとか、地元のワインバーとか

先週末の土日は、久々に予定も特になく、
音楽やら映画に満喫してきた。

土曜にBillboard Liveでマリーナ・ショーのライブ。
デイヴィッド・T・ウォーカーやチャック・レイニーなど
名盤「Who Is This Bitch, Anyway?」のレコーディングメンバーを従えた
ツアーで、今回3度目。
なんだかんだで毎回観に行っている。

初回は文字通り「Who Is This Bitch, Anyway?」からの演奏中心だったが、
回を重ねるに連れてセットリストも変化し、
あの名盤のバンドを従えたライブ、という感じだった。
しかし内容はバッチリ!何の問題もなしという印象。
むしろそうやってセットリストも変化していくから観に行くほうも飽きないと思う。
個人的には「Street Walking Woman」は聴きたかったけど、
それはまた次回の楽しみにしておこう。

リラックスしながら、
バンドメンバーとのインタープレイを楽しみつつ進んでいくライブは、
本当に至福の時だった。
チャックも一時期は体調不良の話を聞いていたので心配だったが、持ち直してくれたのかな。
元気そうだった。
「Feel Like Making Love」のど頭、ベースの一発で「この曲がきた!」
と唸らせてしまう力量はスゴい。

マリーナもリラックスしながら、楽しげなMCを挟みつつ進行。
ライブは結局80分ぐらいだったから、満足満足。

どうかまた来年もこのメンバーで来てほしいな。
そしていつか、で良いのでまさかのラリー・カールトン参加も是非!
Billboardさんヨロシク。

その後は地元の武蔵小金井に戻り、なんと9月で閉店してしまうという、
大好きなワインバーYUIMARLへ。
ここはワインも安く飲めるだけでなく、
料理も安くて美味しい。
若くてイケメンのマスターに思わず
「閉店しちゃうんですか?」
と聞いたら、1年ぐらい放浪の旅に出るとのこと。
きっとフランスやら世界各国を回ってくるのだろうな。

「また小金井に戻って、お店を出してね」
とお願いをしておいた。

スパークリングワインと、生ハムにカルパッチョに、
鶏肉のコンフィにと、フルコースばりに楽しんで二人で7000円ぐらい。
つまらない飲み会で、会費5000円とられるぐらいなら、この店でたらふく飲みたいよ、俺は。





2012年8月6日月曜日

8/26 JAYE & FREEFUNKライブに向けて準備中!その2

この土日は色々お誘いもあったのだけど、
追いついていない作業を進めるため、
ひたすら自宅で作業していた。

8月26日のライブに向けて譜面を書いたり、
ギターのアレンジをしたり。
当たり前のように演奏をしている曲も
この際だから譜面を作ってみたりした。

8/26ライブでは、
知ってはいるけど初めて演奏する曲も多いので、
改めてちゃんと音を採ってみると面白い。

コード進行や転調など、自分のボキャプラリに無いアレンジが
いっぱい出てくるのは、やはりスウィートソウル系の曲。

逆にファンク系は納得のアレンジとリフだったりして。
譜面にしっかりと書ききるというより、
「x times、Vo合図でブレイク」て書いちゃった方が早かったりして。

歌詞もじっくりと目を通してみる。
「こういう事を歌ってたのか」とか、
新発見も多い。

明日からはいよいよバンドリハも開始なので、
本番までにばっちり仕上げなくては。

FREEFUNKクルー一同、最高のライブ目指してがんばりますので
8/26(日)、高円寺JirokichiでのJAYE & FREEFUNKのライブ
是非遊びに来てください。

フライヤーも出来てきました!
日本が誇るド変態、いや大天才のMike Smith氏こと関根さんが
作ってくれました!




【8/26(Sun)】
Tokyo Chitlin' Circuit & Soul Togetherness Joint
JAYE & FREEFUNK

■JAYE公山(vo)

■FREEFUNK
艦長 (vo&g) ウラッチ(ds) SAMMY (key&vo) 遊佐真悟(b)
タイラー(t.sax) シバケン(b.sax) ESP (tp)
Momoka (vo) コーヘイ(vo)

■星川薫(g)

■Sista Mei-Me (vo)

■Voice Of Paradise

東京高円寺JIROKICHI
開場:18時30分 開演:19時30分
前売 ¥3,500- / 当日 ¥4,000- 【ドリンク代別途必要】
問い合わせ:JIROKICHI ☎ 03.3339.2727 (18:00-24:00)