2012年2月28日火曜日

Clean Up Woman! ベティ・ライトのライブ

今夜はマイアミソウルクイーン、ベティ・ライトのライブを観てきた。
圧倒的にソウルのショー!という構成で、
ベティの声もとても良く出ていた。

素晴らしいと思ったのは、昨年リリースした久々のアルバム(The Rootsと一緒に制作したものだ)からも
積極的に演奏をし、それらの曲は例えばアンジーストーンあたりが歌っても、遜色ないものばかりで、
ベティが現在も尚ソウルクイーンである事を顕示するような出来映えだった。

とはいえ、勿論我々ソウルファンは
「Tonight Is The Night」や「Clean Up Woman」に反応してしまうが。

「Clean Up Woman」は、70年代のライブアルバムのようにメドレー行くかな、
なんて期待をしていてある意味応えてくれたのだけど、
まさかのJBメドレーには驚いた。
「Sex Machine」や「Licking Stick」に「I Got The Feelin'」そして
「Say It Loud, I'm Black & Proud」と王道JBの曲中心に繋いでいく。
大きなアフロヘアと、真っ赤なドレスのベティを観ていると、
一瞬今が1970年代なのかと錯覚してしまいそうだった。
あ、でも途中で思わずドリフの雷様コントに空目してしまったけど(笑)。

こんな素晴らしいライブをやってくれるのだから、
もっと沢山の人にも観てほしいと思った。
そして、これは贅沢かもしれないけれどマイアミソウルコネクション、みたいな感じで、
1ステージで様々なアーティストが出演するレビュー形式とかあっても楽しいんじゃないかと思った。
ギャラの問題でなかなか難しいとは思うけど、
悪いアイデアじゃない気がするが。

2012年2月25日土曜日

4月は岐阜・大阪でライブ!チトリンサーキット

4月の連休のアタマに、
星川薫バンドの皆さんと一緒に、岐阜〜大阪ツアーに出る事になった。

以前から大阪でもチトリンサーキットのイベントを観たい、
FREEFUNKライブやってほしい
という声を多くもらっていたし、
ここ最近でFacebookなんかで地元岐阜の友人と久々に繋がる機会も出来て、
やはりライブやってよ、なんて声をもらって、
是非実現させたいなと思っていたところだ。

星川さんのバンドも積極的にツアーに出られているので、
うまくタイミングがあい、今回実現の運びとなった。

岐阜では懐かしい友人や親戚が集まってくれるかな。
同窓会みたいになるのかもしれない。
同窓生は皆40代になったわけで、
中学生や高校生の頃、40代というのはとてつもなく先の事に思えたが、
なんだかあっという間だったかも。
そういうタイミングで、ライブで皆とあえるなんて嬉しいな。

大阪はなんといっても、
ORITOさん、SESの鈴木さんが繋いでくれたコネクションが大きい。
今回お世話になるマザーポップコーンの藤井さんはじめ、
大阪にいく機会が比較的多かったので、その度お会いする仲間も増えた。
7Peaceのナナさん、共演させていただく「愛のペガサス」の皆さん...。
どうしても出張の合間での大阪だったので、ライブで行く機会がなかったが、
今回は「本業」(=裏家業?)で行きますので、どうぞよろしく!

その前にも3/16にはORITOトリビュートライブ、
4/21には新宿でライブもある。
そして5/6にはジロキチでTokyo Chitlin' Circuit!
ライブが色々あって、楽しみだ。


星川薫バンド with FREEFUNK艦長
Tour The Chitlin' Circuit!
〜Funk, Soul, Blues, Jazz Live〜

星川薫(g), 六川正彦(b), 加藤実(key), 河合洋(ds)
桜谷”FREEFUNK艦長“俊文(vo&g)

【4/28(Sat) 岐阜SALT 122】
共演 Soy Souls
Open 19:00 / start 19:30
Charge 2500yen + オーダー別

SALT122
岐阜県岐阜市塩町1-22
tel 058-240-1933

【4/29(Sun) 大阪Mother Popcorn】
共演 愛のペガサス
open 18:30 / start 19:30
charge 前売2500yen / 当日2700yen (オーダー別)
Mother Popcorn

大阪市西区西本町1-10-22 B-1
tel 06-6535-0002

2012年2月24日金曜日

Bobby Womack Live! ラスト・ソウルマン

17年ぶりなのか?ボビー・ウーマックのライブを六本木Billboard Liveで観てきた。
1日2ステージで、それぞれ90分近くになっているから、
スゴいパワフルな人だと思う。

内容的にはどうだったのか。
自分は楽しめた。
が、しかし万人に満足してもらえたかというと微妙かもしれない。

印象としてはこんな感じ。
・やたら杖を振り回し、座ったらり立ったり落ち着きのないかんじ
・往年のヒット曲を演奏開始しても、すぐにバンドに指示だししてMCに行く
・その喋りがやたら長い(笑)
・基本バンドにはムチャぶり。でもついてくる

自分が観た初日セカンドのハイライトは、
「Woman's Gotta Have It」の前後だったかも。
ここから一気にトバしていくのかな、と思いきや途中自由奔放(笑)。

でも喋りばくったり、その都度構成変えたりって、
まさにソウルミュージックのライブの醍醐味だよね。
そう言う点では王道だったのかも。

いずれにせよ、あそこまで濃いショーやるとは思わなかった!!!

2012年2月21日火曜日

Birthday

18日のGolden Eggライブイベント、来場皆様ありがとうございました。
Princeをネタにしたお題という事で、サイモンガーモバイルさんもEbony-Bさんも最高でした。
イベントの事はまた書きますね。

で、遅くなって恐縮ですが、翌日は私の2度目の成人式、つまりバースデーという事で、
たくさんのお祝いコメントをFacebookやメールなどで戴きました。
返事をしきれなくてゴメンなさい。
当日は終日外に居て、追いつけませんでした。。。

しかし、本当に嬉しい。ありがとうございます。
まさかそんな風に誕生日を外で迎えるとは思わなかったけど、
皆さんからのコメントやメールがなんだかとても励みになりました。

海外からも沢山もらったし、故郷の岐阜や遠方で働く友人たちからももらえて、
ありきたりだけど皆とのつながりを改めて強く感じた次第です。

ご期待に添えるよう(笑)、かっこいいオトナになるべく精進していきたいと思います。

今夜は家族と家で食事をして、ようやくバースデーパーティという事で
気分も上々。
明日からまた頑張ります。

2012年2月9日木曜日

Electric Empire Live: 歌心溢れるバンド

Blue Note Tokyoで話題のソウルバンド、
Electric Empireのライブを観てきた。オーストラリア出身の若いバンドだ。
ここ数年主にイギリスロンドンあたりから登場してきた
ディープファンク系のバンドかな、と思っていたが、
歌心溢れる、ソウルミュージックのテイスト満載のバンドで、とてもライブを楽しめた。

ベースはサポートプレイヤーのようだけど、4人のグルーブはバッチリだったし、
皆とても歌えるのが良い。
たまたま数日前にYouTubeで観てたからというわけじゃないけど、
ビートルズのモア・ソウルミュージック志向という印象だった。
曲も懐かしい感じでポップなのが心地よい。

少しおやっと思ったのは、
一部の曲で(おそらくホーンセクションなど)バンドメンバー以外の音を同期で出していた事。
正直そういう事はしなくても、4人のむき出しの演奏がかっこいいのにな、と思った。

あと、面白かったというか少し考える所あったのは、
途中のMCで、「僕たちはソウルミュージックに影響を受けて云々...」の流れになり
「スライは好きかい?」客席「イェー!」
「アル・グリーンは?」客席「イェー!」
「カーティスやスティービーは?」客席「イェー!」
「OK、じゃあソウルの名曲を演奏するよ、サム・クック!」客席「...シーン」
という場面。

ギター1本(何故かベースの人が弾いていた)をバックに、
メンバー3人が歌い上げたのだけど、
サムクックわからなかったんだろうな。
これはしょうがない。
でも、ソウルと言えばすっかり70年代のモータウンやニューソウル中心になってしまった現状を垣間みた。

僕はスライもカーティスも大好きだけど、
同じぐらいサムクックやオーティスやOVライトも好きだ。
もっともっとソウルミュージックが浸透するといいのにな、
と痛感をした次第。

これは客席に問題があるんじゃなくて、
ソウルプリーチャー、ファンクプリーチャーたる我々の任務ですよ、間違いなく。

ともあれ、Electric Empire、
素晴らしいバンドだった!