2016年7月30日土曜日

ライブ色々、FF20は1120!

FREEFUNKのこの後のライブをまとめてアップした。
8月28日はGolden EggにてP-FUNKの曲多めのライブを。
バーニー始め愛するファンカティアーへの敬意をこめてたっぷり演奏予定。

9月19日は既に告知済だけど、Funky Moveさんの15周年イベントに参加させていただくことになり、
5月に続いて大阪でのライブ!
初めての千日ユニバースなので楽しみだ。サイモンガー・モバイルとも一緒なので、
勿論共演もあるので是非関西方面のみなさん来てね。

10月15日は再びGolden Eggでファンクラ大臣トリオの皆さんと一緒にライブ!
大臣さんと一緒は結構久しぶりなので、楽しみだ。
他にももう1組ほど出演者調整中なので、この日は色んなスタイルのファンクライブを是非お楽しみあれ。

そして、11月20日は高円寺ジロキチでFREEFUNK20周年ライブ、題してFF20を開催!
記念すべきライブには素晴らしいゲスト、仲間が出てくれることに。
以下はそのゲストの紹介。

まず盟友バンドEbony-BからはYoSUKEKIDことヨースケ。
ほぼバンドの歴史と同じぐらい、16〜7年の付き合いになるからまさしくソウルブラザーだ。
アルバムリリースのときにもジロキチで素晴らしい「Little Ghetto Boy」のカバーを披露してくれたけど、
今回は何をやろうかな???

サイモンガー・モバイル
のお二人も、近年一緒にツアーしたりと密接な仲間。
元々はサイモンガー&ファンクというファンクバンドがFREEFUNKが結成された頃にあり、
最高に面白いホームページ(ウェブサイトじゃなくて)とか、すごく好きだしちょっと憧れな存在でもあった。
演奏するなら、やっぱり「PDCA」は外せないかな??

DAISUKEくんは、ORITO SOUL REVIEWを通して知り合った素晴らしいシンガー。
男性の若手R&B/SOULシンガーがやや弱い現状ののなかでまさに救世主というべきか。
彼のファルセットは本当に素晴らしい。ORITO SOUL REVIEWだと実は直接的な共演があまり無いので、
是非一緒にやってみたいと思って声をかけさせてもらった。

以上3組の方が今決定しているが、他にもこれから決定があるかもしれないので
是非お楽しみに!
これだけ豪華な面子でやれるのは本当に楽しみだし、
”過去”を振返るのではなく、”現在”から”未来”へとつなげたい想いでやろうと思っている。

沢山の皆さんに見てもらいたいな。
FF20は1120!と憶えておいてほしい。

2016年7月28日木曜日

FUJI ROCK20周年!

先週はFUJI ROCK FESTIVALにいってきた。
もはや毎年恒例となりつつあるが、何度行ってもやはり特別で、素晴らしい。
今年は20周年という事で、お客さんも、いつもより特別感をもって参加したのではないかな?

(いちおう、いやかなり)仕事で行くのでライブが見れるのは夜以降だけだが、
いくつか見た中でも素晴らしかったのが最終日クリスタルパレスでのG.Love & Special Sauceだった。
多くのお客さんは最終日のレッチリ目当てだったと思うが、あれだけの人が集まってしまうとかなり遠くから見るライブになり、
あまり一体感は感じられない。
まあ、そうやってのんびりと聴きながら見れるのもこのフェスの醍醐味ではあるが、やはりレッチリみたいな音楽は至近距離でアーティストと一体化して盛り上がってなんぼという気もする。

その点クリスタルパレスはいい。まさに小さなライブハウスというかサーカス小屋のような狭さで、
アーティストとの距離感が近いし、お客さんの一体感も生まれやすいのだ。
G.Loveのライブを見るのは初めてだったけど、ブルースからヒップホップまで行き交う音楽性やユニークだし、
基本ブルースのある音楽が好きな自分にとっては最高のグルーヴだった。

ちなみに20周年だからFREEFUNKと同じ年数になるんだけど、
20年前は「ふーん、そういうイベントあるんだ」ぐらいの感覚だった。
で後日レポートを雑誌で読んで
「うわ、こんな悲惨な環境のライブ絶対行きたくない!」なんて思ってしまったものだが。。。
今では行かないわけにいかない!という気持ちになっている。

それもこれも、やり続けた主宰の人たちや支えた地域の皆さん(湯沢〜苗場)の気持ちと思いあってこそ。
本当に素晴らしいと思う。

そういえばちょっと前に「フジロックに政治持ち込むな」みたいな議論があったが、
あれってまさに現場に来た事の無い連中の意見だ。
たぶんネットで騒ぎたいだけの、所謂「ネット放火魔」みたいな奴らの騒動でしかない。

フジロックの現地では皆が支え合い、協力しあっている。
その中でも色々な考えの人間が集まっていて、中にはそういう政治的な話や原発の事を話しているブースもあるけど、
別にこのフェス全体がそういったテーマを掲げているわけじゃない。
その議論に参加したくなければブースを通り過ぎればいいだけのことだ。

音楽が政治的である必要は無いが、テーマとして不適切だというなら、
ジョン・レノンもボブ・ディランもフランク・ザッパもカーティス・メイフィールドもジェームズ・ブラウンもパブリック・エネミーもケンドリック・ラマーもみんな、不適切だね。

なんだか一部ではこれで最後?という噂もあったようだけど、
それは絶対にないと思う。
毎回変化をしているし試行錯誤しているから。
という事はまだ完成をみていないのだ。
日本の野外音楽フェスの先駆者として、もっともっとやってほしい事がこちらにもいっぱいあるしね。





2016年7月12日火曜日

季節の変わり目

季節の変わり目だ。
梅雨らしくない梅雨で、先週末は大阪にいたけど真夏のような天気だった。
夏はもうそこまで来ている。
Summer Vibration Is Coimng!

季節というのは、たとえば突然春から夏に変わるものではなく、
少しずつ太陽が高くなり、高気圧と低気圧のせめぎ合いの勝負がつづき、
変わっていくものだと思う。

でも振返ったときや、ふとしたきっかけで意識をしたときに
「あ、今変わり目が来てるんだな」なんて気がつくものかもしれない。

ちなみに自分は夏フェスの事を色々考えたりしはじめると
「あー、夏が近づいてきたな」 なんて思う。
色々支度をしはじめると気がつけばもう真夏のまっただ中だったりして。

夏だけじゃない。季節が巡るたびに気がつくきっかけは色々ある。
猛暑の夜だと思ってたら聴こえてくる鈴虫の鳴き声とか。
テレビで風邪薬のコマーシャルを見かけたときとか。
冬の公園で見かけた梅のつぼみとか。


季節の変わり目だ。
週末の選挙で改憲に前向きな政党・議員数が2/3を超えたらしい。
両議院で改憲勢力が2/3を超えるのは戦後つまり現行の憲法下では初めて。

いつか振返ったときに「あのときが変わり目だった」
そう思う、そんな出来事なのかもしれない。


2016年7月7日木曜日

Tower Of Power Live, 最強のファンクバンド

久々にTower Of Powerのライブを観てきた。
いつぶりだろう?
今夜と同じくブルーノートでシバケンとタイラーと観にいった記憶があるのだけど。
東京JAZZでも観たな、そういえば。

最高のライブだった。
新しいボーカリストは若そうだが、かつての名ボーカリスト、レニー・ウィリアムスばりにハイトーンで歌える人でかなり良かった。

鉄壁のホーンセクション。
揺るぎなきリズムセクション。
まさしく銀河系最強のファンクバンドという印象。
「銀河系最強」はNew Master Soundsによく使われる形容詞だが、はっきり言ってTower Of Powerにこそ相応しい言葉じゃないだろうか。
年がら年中ライブをやっている彼らならではのタイトなステージは何度観ても飽きない。飽きさせない。

エミリオとクプカおじさん(と言いたくなる)を中心としたホーンセクションは今やファンクホーンズの最高峰だと思う。
クプカおじさんが時々見せるダンスなんてゆるキャラグランプリで優勝できるぐらいじゃないだろうか。
そしてバリトンがサマになっていてカッコいい。

ロッコとガリバルディのリズム隊もまさに最強。
ホーンだけじゃなくてリズム隊もすごいのがこのバンドのスゴさだと思う。

Tower Of Powerって結成が1968年というから、もうすぐ50周年になる。
これって凄いことだ。
現存するファンクバンドではバーケイズの次に古いのではないだろうか。
もっともバーケイズの場合、例の飛行機事故の前後では殆ど別バンドと言っていいぐらい変わってしまっているので、
そういう意味でいうと最古のファンクバンドはTower Of Powerなのかもしれない。

最古参にして最強のファンクバンド、Tower Of Power。
また観にいきたいな。50周年も是非お祝いしがてらライブ楽しみたいものだ。



↓若い頃のクプカおじさんは普通にカッコいい!



2016年7月5日火曜日

Election Day

選挙が近い。

今回から18歳以上であれば選挙権が与えられるそうだ。
いっそ未成年にも選挙権与えて、18歳になるまではその親や親権者が投票できるようにすれば、
今問題となっている保育園の問題や子育て支援なども随分変わると思うんだが。

今回の選挙の、本当の争点は憲法改正。
改選議席を含めて参議院で2/3の改憲勢力となれば、いよいよ改憲が出来るプロセスにはいる。

賛成の人も、反対の人も、そしてよく分からないという人も
今一度、与党が出している改憲案は皆読んでおくべきだ。

自民党の改憲思案はこちら

2016年7月1日金曜日

帰ってきたヒトラー

映画「帰ってきたヒトラー」を観てきた。
少し前に小説も読み、なかなか面白かったので映画館にも行ってみた。

小説をベースにしつつも、もう少し分かりやすい展開、内容に仕上がっていて、
映画もなかなか良かった。

小説も映画もそうだが、この作品が言いたい事はこういうことじゃないだろうか?

独裁者は突然やってきて恐怖政治をするのではない
人々が熱狂し支持した者がやがて独裁者となる

折しもアメリカではトランプ大統領候補が登場し、その言動からヒトラーの再来のように言われてたりする。
不満をもち鬱屈した大衆が生み出すものが独裁者だとしたら、
日本はどうなんだろう?

今はまだそういう人物は居ないように見えるけど、
いつか振返ったときに、煽動する政治家に独裁を許してしまった、なんて反省をするときが来るのかもしれない。

参議院選挙も近いことなので、現在そして将来の日本のことを考えるのに
なかなか良い映画だと思う。

YouTubeでもお馴染みの「総統閣下」のパロディシーンもあって、笑えるけど
ちょっと心のどこかに不安の残る”笑い”だ。