2010年9月27日月曜日

John Legend & The Rootsの新譜が素晴らしい!

John Legend & The Rootsの新譜を聴いている。
素晴らしい、本当に素晴らしい。

良い曲があって、良いシンガーとバンドが良い録音をした。
そりゃあ悪いはずがない。
昨今のR&Bはもはや僕の好きなものではなくなってしまった、と実は思っていたので、
こういう素晴らしいアルバムに出会えるとなんだか嬉しくなってしまう。

あと、やはり自分は生バンドスタイルでの音楽が好きなんだなと再確認。
どんなに機械やコンピュータが発達しても、ノイズや手癖、ミスなんかも含めて生でしか作り得ないものはあると思う。
誰でも手軽に音楽を作れる時代になったからこそ、生でしか出せない表現の面白さをもっと自分も伝えていきたいと痛感した。

2010年9月26日日曜日

定禅寺の写真アップしました

怒濤のように忙しかったけど、ちょっと小休止。
今週は飛び石だけど連休があったので割と休んでました。
すっかり秋空になりましたね。1年でも一番好きな季節なんだけど、あっという間に冬が来てしまいそう。
楽しまなきゃ。

先日の定禅寺ストリートジャズでのライブ写真を、同行してくれた池上君が撮影してくれたのでアップしました。
Flickrの方にアップしましたので、こちらのリンクからご覧下さい。
スライドショーも貼っちゃいます。

写真リンク



個人的にお気に入りの1枚はコチラ。
フリーファンクホーンズが、ファンキーチキンを踊らされるのはいつもの流れですが、
タイラーさんかなりご機嫌です。
よっぽど嬉しかった???

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2010年9月20日月曜日

Tokyo Chitlin' Circuit vol.1終了、感謝!

高円寺ジロキチでのイベント「TOKYO CHITLIN' CIRCUIT」終了しました!
連休初日でしたが、沢山の皆様にご搭乗いただきありがとうございました。
出演していただいた星川さんバンドの皆さん、CATS & SEASIDE VILLAGEの皆さん、
スペシャルゲストとしてジョイントしていただいたCHAKAさん、
ありがとうございました!
ジロキチのスタッフの皆さんも遅くまでありがとうございました!
フリーファンク・クルー、そして主催を一緒にしてくれた池上君もお疲れさまでした!




池上君の冒頭MCでもありましたが、チトリンサーキット=南部のダウンホームなクラブでのギグ、
を意識しつつも目指すはワッツタックス!という心意気、伝わったでしょうか。

ジロキチは皆さんリラックスして聴いてもらえるので、非常にやりやすいですし、
是非お酒を飲んで、美味しいフード(ピザが本当におすすめなんです)を食べて、
気分良くなってもらえればと思います。
でもそこで繰り広げられているのは、思いもかけぬセッションだったり、ジョイントライブだったり。

CATS & SEASIDE VILLAGE
今回初めて一緒に共演をさせてもらいましたが、
完成度の高い良いグループでした。
歌も演奏もバッチリで、途中披露してくれたロバータ・フラック&ダニー・ハザウェイの
「Where Is The Love」も、すばらしかったです。
また是非ご一緒しましょう!

FREEFUNK
先週の仙台ツアーの流れで、いい勢いを持って打ち上がったのではないでしょうか?
ここ最近の定番曲を入れつつも、久々にパーラメントの「Mothership Connection」を入れてみました。
あの曲は本当に大好きだし、ジロキチでやったらハマるんじゃないかといつも思ってたのです。
以外と演奏をする人は少ないけど、後半「Swing Down, Sweet Chariot」になる流れは、
まさにファンクからゴスペルへと繋ぐ重要なアレンジ。ダウンホームなクラブに相応しい名曲だと思ってます。
他にはインスト「The Spirit」でのまさかの芽芽ちゃんタンバリンソロとか、楽しかった、でしょ!?

ご搭乗いただいた皆さん、是非感想をお聞かせ下さい。

CHAKAさん
そして我々FREEFUNKと、CHAKAさんとのジョイント。
歌のワンフレーズにすごく思いを込めて歌うCHAKAさんの隣でギターを弾くという、幸せ。
芽芽ちゃんの歌も、バンドの演奏も、皆一体となってFUNKしました。
LaBelle「Lady Marmalade」にはじまり怒濤のGraham Central Station3連発、
いかがでした? 完全ノックアウトでしょう?
しかもGCSがなかなかライブでやらない名曲「Love & Happiness」も我々はやりました。
GCSやCameoが来日するという、ファンク三昧な9月でしたが、
それに負けないつもりでやりましたよ。
小柄な体なのに(失礼!)、ものすごいパワーを会場内に作り出すCHAKAさんの歌。
一緒に演奏をする我々、圧倒されました。
そしてお客様からも「すごい!圧倒された!」という声をたくさん戴きました。

CHAKAさん、また是非ジョイントさせてください。
是非お願いします。

星川さんバンド
星川さんのバンドは、流石のジャズファンク!六川さんのベースもイナタくて良いなあ。
いい感じの揺れ具合で最高でした。若干1名、本番にいらっしゃいませんでしたが(笑)。

芽芽ちゃんが参加した名曲「Free」カバー。素晴らしかったです。
普段一緒にやっていると意外とじっくりメンバーの演奏や歌を聴く機会がないので、
今回はリハも本番もじっくり芽芽ちゃんの歌うこの曲を聴かせてもらいました。
本当に良いシンガーになったなあ、と勝手な親心というか、仲間の一人として本当に誇らしいです。
フリーファンクでもあの曲はいつかチャレンジしてみたいと思います。

CHAKAさんが参加され歌った「You've Got A Friend」。
皆ジーンと来てたけど、その中でも、福島への帰省直前にライブを観に駆けつけてくれた
シンガー、Shimvaちゃんが感極まって泣いているのを目撃しちゃった。
でもそうだよね、あんなすばらしい歌と演奏で、あの名曲聴いちゃったら。わかる!
サビを会場内で大合唱、まるでダニー・ハザウェイのあのライブ盤のような雰囲気に包まれていました。

時間も押しながらも、最後に星川さんのバンドにジョイントさせていただく流れで
スライの「Thank You (Falettine Be Mice Elf Agin)」を演奏。
ここではリードVoを務めさせていただきました。
この曲はワンコードでセッションするのにも向いているんですが、個人的には
六川さんのスラップベースをすごく聴きたかったので星川さんにリクエストしたのです。
先日のラリーグラハムの音もそうだったけど、六川さんのスラップって、音がブっといんです。
フュージョン的な、「パリッ!」ていう音じゃなくて、「ンバッ!」ていう感じ。
星川さん、六川さん、また是非セッションさせてください。

是非このイベントは次回の企画に入りたいと思います。
今回やってみた色々な反省点、課題もありますので続けていくためにその辺りもしっかりと
池上君と検証します。
来られた皆さんやUstreamを見てくれた皆さんからのご意見、要望もお待ちしています。

2010年9月17日金曜日

Funky Chicken in Sendai!!

定禅寺ストリートジャズフェス開催、のニュースが産経のネット版に掲載されていたのですが、なんと我々FREEFUNKのライブの様子を写真とレポートで使ってくれてました。
産経仙台の記者さんなのかな、ありがとう!

ニュース記事はコチラ

そんなわけで先日の日誌にも書いたように、大変な盛り上がりとなりました。
正直、初めての参加で皆さん楽しんでもらえたのか不安な気持ちもあったんですが、
写真や映像を見る限り、そして観に来てくれた方々の意見を聞くと、
とても楽しんでもらえたようで何より。

という事で、ライブ映像をアップしましたので是非ご覧あれ。



ご覧の通り、円形ステージに集まってフリーファンクシャトルに「搭乗」してくれたのは、
おそらく普段はファンクとかもそんなに聴かないであろう方達。
年齢も色々で、すごく良いなあと思ったのが年配の人達も多く、楽しみに来てくれた事。
本当にノリが良い!
来年も絶対に参加して、皆さんと一緒にファンキーチキンを踊りたいですね。

FREEFUNK
定禅寺ストリートジャズフェス
2010/09/11(sat) setlist

1. Freefunk Shuttle
2. Feel Like Making Love
3. 犬になれ!
4. The Spirit
5. One Plus One Is One

Show started 11:51
Shoe finished 12:21

2010年9月13日月曜日

仙台定禅寺ライブ

仙台から帰ってきました!
初めて参加の定禅寺ストリートジャズフェスは本当に素晴らしいイベントでした。
街全体が音楽に満たされている幸福な瞬間の連続。
年齢や、ジャンルなども越えて皆で作るイベントだという事を実感しました。
初参加で、メイン会場横の円形ステージに出演させていただき、
多くの方にシャトルに「ご搭乗」いただきました。
皆でファンキーチキンを踊れて楽しかった!

その場でなんと、つのだ☆ひろさんがFREEFUNKホーンズをスカウトし、
夜のつのださんのステージにも参加という楽しいサプライズもありました。
(後日TVで放映されるとの事です)

夜はDROOMというクラブで、
モアリズムやSOUL ADDICTIONの皆さんと一緒にライブ。
こちらも熱く、ディープなライブショーをお届けできました。
FAVE RAVESさんにもようやくお会い出来たし。

FREEFUNKのライブについては、
詳しくはまた改めて書きたいと思いますが、
まずは御礼を。

本当に皆さんご搭乗ありがとうございました。
そして今回の仙台に際してご協力いただいた皆様、
ありがとうございます!
また来年も是非参加したいと思いますので、
またよろしくお願いします。


牛タンを食べる遊佐君&イケ君


NHK仙台の前で記念撮影の芽芽ちゃん&ワタクシ。

2010年9月9日木曜日

Release Yourself!!

昨夜は六本木Billboard Liveで、
マーカス・ミラー&ラリー・グラハムのライブを観て来た。



マーカスは先日の東京Jazzの流れで来日をしており、メンバーもほぼ一緒だった。
実はマーカスのライブを観るのは初めて。
マーカス自身のベースプレイはすごいと思うし、主に80年代半ばぐらいまでの数々の参加アルバムはいずれも素晴らしい。ロバータ・フラックやチャカ・カーンはじめ、当時のソウル、R&B、ジャズシーンで活躍する若手ベースプレイヤーというイメージだ。

ただ、ソロとなると自分の興味からは外れてしまうのが正直なところだった。
これはマーカスの音楽というより、僕がベース(ベーシスト)に求めるものの違いかもしれないけど。

ライブは3、4曲マーカスのバンドでの演奏が続き、
「もっと高いレベルにいきたいかい!?ファンキーになりたいかい?」みたいなマーカスのMCの後、ラリーが登場。
全身白いスーツに白い帽子、白いムーンのベースにはマイクが・・・。
もう笑っちゃうぐらいファンクそのもの。
なんてたって出音も違う。歌声も通る。
ステージに立てば軽やかにダンスをするし。
のっけから「Jam」で、それまでややおとなしめだったマーカスのバンドメンバーをドライブさせていく。
ちなみに僕らは上の方の席だったので、ステージを見下ろすような感じで観ていたのだけど、
ラリーがかなり頻繁にエフェクターをいじったり、スイッチングしているのが見えた。
エンタテイナーとして踊ったり盛り上げつつも、細かく音色を変えることは忘れないという事か。
それにしても、ラリーのベース音がでかくてぶっちゃけマーカスの音、聴こえませんでした(笑)。スラップの音も全然違うんだよなあ。なんでだろう。

つづいて「Hair」。これもラリーの太いベースのグルーブが会場内を完全にコントロールしてた。
あっという間に最後で、まさかの「Release Yourself」。
この曲はGCSじゃないとやらないんじゃないかと勝手に思っていたので嬉しかった。
しかし、あんだけベース弾いて歌って踊って、ブレイクの合間にタンバリン叩いて、って、もうレベルが全然違いすぎる。
最終的にはタンバリンたたきながらステージをメンバー全員降りて楽屋に消えていくという、ラリーのお得意パターンなのだけど、タンバリンさばきも半端なかった。

一緒に観に行ったFREEFUNKベースの遊佐くんと
「完全にラリーが持っていっちゃったね、こりゃ」ということで意見一致。
例えて言うと、新進気鋭の若手フレンチシェフの師匠が実は豚骨ラーメンの大将で、
久々に弟子の店に遊びに来たら、ぐいぐい店で豚骨ラーメンつくって出しちゃって受けちゃったみたいな。

勿論マーカスが大先輩をたててた、という素晴らしい人柄によるものもあるのだけど、
印象としてはほぼラリーでした(笑)。
アンコールではマーカスバンドで「Come Together」をかっこよく決めてくれたけど、
ぶっちゃけ印象薄かったっす・・・。

恐るべし、ラリーグラハム。
まさに生きるファンクそのもの。それにしてもラリーは若いなあ。
スライやジョージクリントンがさすがにフケたな、とは思うけど60半ばであれだけ歌って踊れるとは。
今回はGCSは残念ながら観にいけないのだけど、
まだまだやってくれるんじゃないかという確信を持ちました。

9/18の高円寺ジロキチでは、CHAKAさんを迎えて一緒にファンクしますが、そこでもグラハムの曲をガッチリやります。
良いパワーをもらったので、9/18には皆さんにもお裾分けするので、是非遊びにきて一緒に「Release Yourself」しよう!
フリーファンクシャトルへのご搭乗、お待ちしてます!

2010年9月6日月曜日

ライブ三昧!

先週はなかなか忙しい日が続いた。
ライブ鑑賞三昧で、充実してたわけですが。

まず9/1(水)、新宿レッドクロスで観た、オーサカ=モノレールとズクナシの2マンライブ。
ライブハウスでファンクを楽しむには、最高のカップリングともいえる。
ズクナシは、相変わらずテンションの高い衣美ちゃんのボーカルに目を奪われる。
バンドの演奏もタイトでかっこいい。
是非共演をさせてもらいたいバンドです。

オーサカ=モノレールは久々。
中田さんにも会いたいなあと思ってたので良かったなあ。
ライブはすごく良くて、以前に見たときよりいい意味でリラックスした雰囲気だったように思う。
今回は客席とステージが非常に近くて、中田さんがメンバーにいろいろ指示を出す姿が思わず六本木のヴェルファーレで見たJBとオーヴァーラップしてしまいました。
終演後は中田さんやP-VINEなどの方たちと、いかに日本でファンクソウルを盛り上げるかでちょっとした議論。
これは是非続きを皆で話して実行しましょう、ということに。
本気で日本ソウルファンク普及委員会」やろうと思います。

翌日9/2(木)はブルーノートでロバータ・フラックのライブをいけ君と堪能。
1曲目からいきなり「Killing Me Softly」で、心をわしづかみにされました。
近年見たライブの中でも、心にじんと響くものが残る、そんなライブでしたね。
途中マーヴィン・ゲイのカバーなども挟み、90分近い熱演。
確か74歳とか、それぐらいだと思うが衰えないね、ロバ-タは。

9/3(金)はもりげんにてFREEFUNK芽芽ちゃんのバースディ飲み会。
FREEFUNKのメンバーもシバケン、ESP、ウラッチ、遊佐くんが参加して、芽芽ちゃんの友人の方や仕事関係の方も交え、皆で盛り上がりました。
芽芽ちゃんおめでとう&ご馳走さまでした。

9/4(土)は東京丸の内で東京JAZZ。
昼から夜までたっぷり楽しみました。東京JAZZは本当に好きなイベントで、
都内でこれだけまとめていろいろ見れるのはありがたいし、子連れでもゆっくり落ち着いて見れるので、家族でいけるのがありがたいのです。
是非続いていってほしいイベントですね。

最初に見たのはマーカス・ミラーとNHK交響楽団との共演。
アレンジなども含めてよく出来たライブで、良かった。マイルスの「So What」なんかもやってくれて、うれしかった。
次はメイシオ・パーカー。メイシオ若い!5月ぐらいに観たときとほぼセットは同じでしたが、レイ・チャールズの物まねなんかもしてて楽しいライブでした。
ベースも元P.FUNKのスキートということで、GOOD!
昼の部最後のラリー・カールトン&松本孝広は個人的にはちょっと・・・。
でもB'Zファンが東京JAZZに来てメイシオやマーカスミラーのファンになってくれたのなら嬉しいです。

夜はロバータ・フラックをもう一度。
こんな短い期間に2度もライブを見れて良かった。東京JAZZでのロバータも素晴らしかったです。ようやく観れたウチの奥さんは感激ひとしおのようでした。
まあのっけから「Killing Me Softly」「Feel Like Making Love」の流れって、絶対に間違いないね。

最後はアル・ジャロウ。
一時体調を崩したニュースもあったけど、見た感じ元気で何より。
全身が楽器というような独特な歌い方でした。観れて良かった。
歌や顔を見てて、なぜだか北島サブちゃんを思い出してしまったのだけど。

そんなわけで音楽三昧、ライブ三昧でした。
いい刺激をいっぱいもらった!