2013年6月28日金曜日

Keep The Cusomer Satisified: Buddy Rich Big Band

火曜の夜はブルーノートで
Buddy Rich All-Star Alumni Big Bandのライブを観てきた。

Buddy Richは何年か前にタイラーに教えてもらったのだけど、
ものすごいドラマーだ。
細かくダイナミックにドラムを叩き続けるそのスタイルは
唯一無比といってもよいだろう。
ジャズの枠をこえ、ロックドラマーやファンクドラマーからも
尊敬を受けているのはとてもわかる。

1987年没というから、もう亡くなって26年になるのか。
当時は知る由もなかったし、名前は知っててもちゃんと聞いたのは
タイラーに教えてもらってからだなあ。



バンドメンバーにはとても厳しい人だったんだろうな〜。
ものすごいタイトな演奏だ。

さすがにバンマス亡き同窓会ビッグバンドなので、
ブルーノートではリラックスしたライブをやっていた。
娘や孫も出てきて、楽しそうな同窓会ライブだった。

あと、ブルーノート恒例のオリジナルカクテルが出てたので飲んでみた。
名前は「Keep The Cusomer Satisfied」。
お客様を満足させ続けろ、というバディの口癖からきているらしい。
かっこいいな、バディ・リッチ!

終演後に、一緒にいったFREEFUNKクルーと
ビッグバンドの若いサックスのメンバーと一緒に記念撮影。

2013年6月23日日曜日

Deep ,Sexy & Funky! T-Funk Connection

昨夜のT-Funk Connection ライブ、
最高の夜だった!

ちょっと一言では言い表せないような
いろんな要素がゴッタ煮の
新宿歌舞伎町ならではの夜だったと思う。

ディープで、セクシーでファンキー。
しいていうならそんな感じだろうか?

こんなゴッタ煮なライブイベントを自由にやらせてくれる
ゴールデンエッグ、マスターの青柳さんは最高!
感謝です!

面白かったのが、豊橋出身者3人によるトーク。
グダグダ感満載で、ほぼ地元出身者しかわからないネタで、
楽しかった!
サイモンガーさんに言われたように、
ブエナビスタ・ソシアル・クラブをやらせているライ・クーダー目線で
色々とやらせてもらったので自己満足(笑)!

やはりこのメンツで今度は豊橋でやらなくちゃね。

ご来場の皆様、出演していただいた皆様
ゴールデンエッグの皆様
ありがとうございました!

06/22/2013 set list
1.Freefunk Shuttle
2.You're The One [Little Sister]
3.The Spirit (with Lady n@n@)
4.兄弟船 [鳥羽一郎] /ウラッチ on Vo
5.I Wish [Stevie Wonder] シュウタロウ on talkbox
6.Wanna Make Love [Sun]シュウタロウon talkbox
7.Let The Music Take Your Mind [Kool & The Gang] 山本一 on sax
8.Street Walking Woman [Marlena Shaw](with Lady n@n@)
9. 自由自在

FREEFUNK crew
艦長 (vocal, guitar)
中田桃花 (vocal, drums on 4.)
Sammy (keyboard, vocal)
吉田のりお (bass)
ウラッチ (drums, vocal on4.)
タイラー (tenor sax)
シバケン (baritone sax)
ESP (trumpet)

Lady n@n@さんとの共演の様子↓
うーん、SEXY!





そして今回のライブの主役にして三河弁無理矢理しゃべらさせられた方々。
ありがとうございました!

次回FREEFUNKライブは
7月20日(土)、同じく新宿歌舞伎町ゴールデンエッグにて!
次回の共演も強力なメンツですのでお楽しみに!



2013年6月18日火曜日

T-Funk Connection will be coming soon...

こんどの土曜日はいよいよT-Funk Connectionライブだ。

T-Funkとは、つまり愛知県豊橋市出身者を中心としたファンクのつながり。
ちと強引なコンセプトではある(笑)。
企画をたてたそもそものきっかけは、
ファンクラ大臣さんと桃花が同じ高校出身で盛り上がっていて、
ふむふむなんて思っていたら、やたらと回りに豊橋市出身の人が
居たのでこりゃ何かの縁だよね、という事だった。

いちおうこんなコンセプトノートを書いてみた。

ノット・ジャスト・名古屋。買い物行くなら浜松。
そんな地方都市、豊橋が生んだファンクムーブメントがあるという・・・。
人はいつしか、P.Funk出生地となった街米国ニュージャージー・プレインフィールドになぞらえ、T.Funkと呼びはじめた。
今夜は愛知県豊橋出身のファンカティアーたちが、”T.Funk"の神髄を広めるべく集結!
※今夜は三河弁で皆さん会話願います。


豊橋出身じゃない自分がそんな企画立ててるのもどうなのかな、
と思いつつ、大臣さんしかり、桃花しかり、そしてサイモンガーさんしかり
皆さん故郷や母校への愛情がひときわ強いので、
その辺りを表現していただけると楽しそう。

”Connection"を謳うだけあってか、
サイモンガー・モバイル、ファンクラ大臣トリオ以外でも、
今回はゲストもかつて無いほど多彩になった。

3月に続き登場となるDayton Projectのロジャー・トラウトマン役
シュウタロウ!今年は久々にガッツリ一緒にやっていきます!

同じくTHE 黒帯からまきすけ君ことDr.マッキーシュタイン!
司会者?狂言師?アジテーター?
どんな役割を演じてくれることやら。

そして初登場、Lady n@n@(レディ・ナナ)!
ゴールデンエッグの青柳さんからのご紹介で出演快諾してくれた
とってもセクシーなバーレスクダンサーさん。
ダンサーさんとの共演は色々多いけど、
バーレスクダンスとの共演は初めて。
ちょっと前のベリーダンス共演や、ポールダンスの共演ともまたちがうので、
見とれて演奏が崩れないように気をつけなきゃね。

そんなわけでT-Funkと言いつつ、豊橋を越えたところでの
共演も多いですが、ここまで内容の濃いイベントもそうそうないので、
是非観にきてくださいね。

【6/22/2013】
T-FUNK CONNECTION

live:
FREEFUNK feat. 中田桃花(豊橋出身)
サイモンガー・モバイル(豊橋出身)
ファンクラ大臣トリオ(豊橋出身)

special guest:
シュウタロウ (from Dayton Project)

MC:
Dr. マッキーシュタイン a.k.a. 岡村まきすけ (THE黒帯)
Burlesque Dance: Lady n@n@

open 19:00 - start 19:30
charge 2000yen +order


2013年6月9日日曜日

新曲「Happy Birthday」をどうぞ。

FREEFUNKの最新曲をSoundCloud、YouTubeにアップしました。
タイトルは「Happy Birthday」。

近年Facebookとかで、友人や仲間に誕生日のお祝いメッセージを送ることが
随分と多くなった気がします。
それも海外の友人とか、まだ会ったことないけれど。好きなものや音楽が一緒で
つながっているような仲間とか。

そんな時にメッセージと一緒に添えて使ってもらえたら良いな、という思いで
この曲を作ってみました。

SoundCloudからは無料ダウンロードも出来ます。
カラオケ版も置いてあるので、お好きなように使ってください。
JASRACにも何も登録してません。
この曲はそういう面倒くさいことから一切解放して、
聴いて気に入ってくれた人のものになれば良いと思ってます。
元はFREEFUNKって連中の曲だったよね、と思い出してくれれば充分OK。

誰かに送ったり、自由に共有したり、自分で歌ってくれたり。
どうぞお好きなように。

■mp3でダウンロードも出来るSoundCloudはコチラ。


■You Tubeはコチラ


ライブでも、もし誕生日だっていう人いたら気軽にリクエストください。
自分たちのライブ(ゴールデンエッグとか)ならセットリストその場で変えること、よくあるので。

できれば動画や画像も組み合わせて作っていきたいので、
またその時には共有しますね。

FREEFUNK、今年はとにかく新曲いっぱいお届けします。

2013年6月4日火曜日

カサンドラは現代のジャズの女王

「女王」なんて軽々しく使うな、
なんて怒られるかもしれないけど
カサンドラ・ウィルソンのライブを見ると
ついついその称号で呼びたくなる。

ジャズの女王、といえば
ビリー・ホリディとか
エラ・フィッツジェラルドとか
サラ・ヴォーンとか?

何故にカサンドラを「現代の女王」と呼びたくなるのか。
ライブを観ながら考えていた。
堂々としたステージングとか、
女性にしては低い音域とか....

色々あるけれど、
今回ライブを観て改めて思ったのは、
歌のみならず演奏に対しても
カサンドラの徹底した世界観が行き渡っていて
彼女があたかもステージ上で「君臨」をしているから、ということ。

ジャズの歴史は深くて面白い。
カサンドラがここ数年挑戦しているのは、
ジャズがまだジャズと呼ばれる、ずっとずっと前の
カントリーブルースの世界を現代に召還することだ。
単なる懐古主義ではなく、
あくまで現在の音楽として
ミシシッピ・デルタ発祥のブルースが今そこにある。

今回のライブではハーモニカ、マンドリンやフィドルといった
初期のブルーズやカントリーにはよく出てくる楽器が
たいへん活躍をしていた。
カサンドラも最後のほうでギターを弾いてくれたが、
彼女が手にしたのがフェンダー・テレキャスターというのも
いかにもで面白かった。

堂々たるライブ、あっという間の80分。
これからいっそう彼女の音楽が深いところに向かい、
新たな境地に至るのかと思うと、
ちょっと興奮してきてしまった。






2013年6月2日日曜日

eliさんライブ

昨夜はいけ君と、うちのファミリーで
eliさんのライブ「昭和歌謡ショー」を観てきた。

eliさんは活動休止期間もあったりしたが、
復活をしてライブを精力的にやっていると最近知り、
どうしても観にいきたくなった。

そしてやはりeliさんは、すごいテンションで
僕らには懐かしい歌謡曲を自分の持ち歌のように歌い倒してくれた。
圧倒されちゃったよ。
こんなに衝撃うけるライブも久しぶりだ。

eliさんのライブを観るのは何年ぶりだろう。
鮮明に記憶に残っているのは
当時つるんでいた現ハピネスレコードの平野くんに
「面白いバンドやってるから観においで」と言われて行った
新宿JAMでのラヴ・タンバリンズのライブ。
平野くんはCool Spoonと掛け持ちで
ラヴ・タンバリンズのパーカッションを担当していた。
1993年とかそのあたりかな?20年近く前??

....衝撃だった。

アシッドジャズやレアグルーヴの流れもあったから、
クラブシーンやアンダーグラウンドでは
生音バンドによるソウルミュージックの演奏は
珍しいものではなかったけれど、
ラヴ・タンバリンズが決定的にちがったのは
圧倒的なカリスマ性をもったボーカリスト、
eliさん(当時はEllieと表記だった)の存在だった。
こんなにセクシーで解放的な女性がいるなんて、って。
遠慮なく書くなら、セックスシンボルそのもの。
狭いJAMに集まった皆を釘付けにしていたよ。

はっきり言ってバンドは決して演奏巧くなかったし
荒削りなところはいっぱいあったけど
他では絶対体験できない衝撃をうけた。
スウィートソウルをこんなにエロティックに
歌える女性がいるとは!

それからしばらくして
Crue-LというインディペンデントレーベルからCDをリリースし
Ellieさんは「渋谷系の女王」と呼ばれるようになっていた。
当時は渋谷のHMVみたいなレコード屋、クラブやファッション、カルチャーが
一体となって、確かにストリートからの文化や流行があったと思う。
でもいつしか商品化、記号化されてしまった「渋谷系」には
正直違和感を覚えていたし、
eliさんは、そういう記号的な「渋谷系」に収まるスケールじゃない人だった。
その辺りへの思いはご本人のブログにも書かれている。

そういう現状との違和感もあったのか、
その後のeliさんの活動には少しずつ痛々しいものを感じてしまった。
新宿JAMで観た時の解放感よりは
もどかしい思いを抱え傷だらけになりながら前に進む悲壮感を感じてしまっていた。

昨夜、高井戸倶楽部で久しぶりにみたeliさんは、
あの新宿JAMのときに感じさせてくれた
解放感をたっぷり持っていた。
音楽は自由なんだということを
歌やしぐさ、表情すべてで伝えてくれていたよ。

日本語を歌うeliさんも新鮮だったけど、
懐かしい歌謡曲にeliさんらしさが込められていて
めちゃくちゃ楽しかった。
歌謡曲の時代を知っているからこそ、
自分の解釈を入れても成立するんだろうね
といけ君とも話していた。
ずっとずっと自由になったからこそ、
日本語の曲も歌謡曲も
なんでも歌えるときがきたのかもしれない。

終演後に少しお話する機会もあって
一緒に写真をぱちり。



いまや「渋谷系の女王」のまえに”伝説の”とか付いちゃうのかもしれないけど、
そんな宣伝コピーを越えたスケール感ででeliさんは歌っているから、
是非みんなにも観てもらいたいな。
特に昨今、若い女子でなつかしの歌謡曲を歌う人は多いが
人前で歌うってこと
歌にじぶんの解釈をいれること
というのがどういう事か知りたいなら
現在のeliさんのライブは必見だよ。

「昭和歌謡ショー」は年内で終わりにするらしいけど、
年内というならもう1回ぐらいあるのかな(笑)。
この企画じゃなくても、色々ライブをやられているから
是非観にいきましょう。
自分もまた行きます。

いけ君には
「あんなぶっ飛んだパフォーマンスを受け止められるのは
フリーファンクしかないんじゃないの」
なんて言われて、
自分でもそんな風景を想像したら、ご一緒してみたくなってきた。
企画してみます!