2011年9月30日金曜日

R.I.P. Sylvia Robinson.... Pillow Talk

夜になって届いたシルヴィア・ロビンソンの訃報。
御年75歳だったとは知らなかった。

ある世代にとってはSweet Soulの、
そしてある世代にとってはRap〜Hip Hopを送り出した
プロデューサーだし、
僕はやはり「PIllow Talk」の頃の、
濃厚なセクシー路線のシンガーかな。



意外に動画もYouTubeにあったのでちょっと驚いた。

Thank you for the great music, Sylvia.

2011年9月29日木曜日

Don Covay, Mercy Mercy!

ドン・コヴェイはもっと評価されてしかるべき人だ。

はじめて彼が動く映像を見たときに感動した。
ロン・ウッドやミックジャガーにとってはヒーローだったろうな。



ドンはソングライターとして優れており、アレサ・フランクリンの「Chain Of Fools」など多くの曲も手がけている。
勿論、文句なく素晴らしい功績だけど、僕はやはりシンガーとしてのドンがたまらなく好き。
けっして上手いシンガーじゃない。
でも彼だけのオリジナリティがある。

70年代にはブルース路線にもいったりと、
音楽遍歴もユニークだ。

2011年9月27日火曜日

Sugar Billy is the super duper lover!

Sugar Billyが大好きだ。
ディープファンク方面が好きな面々は
「I Got Some」あたりかな。



自分はやはりこの辺りがダントツで好き。
アルバムジャケも最高だ。
想像力かき立てるエロジャケとでもいうのかな。



近年はJoss Stoneがカバーしたりして、
ちょっとした再評価(?)もあった。

Billy Garnerという名前でありながら、「Sugar Billy」と名乗るセンスが抜群にかっこいい。
オハイオプレイヤーズのシュガーフットといい、
ブルース臭漂わせるシンガー・ギタープレイヤー(ていうのか?)には
独特のセンスがあって、ちょっと影響受けたい気分だ。

2011年9月25日日曜日

Standing On The Verge Of Getting It Onのルーツとは?

ファンカデリックの名曲「Standing On The Verge Of Getting It On」の
あの有名なギターリフの元ネタが、
シカゴブルース界きっての名シンガー/ハーモニカプレイヤー
ジュニア・ウェルズの
「Galloppong Horse A Lazy Mule」から影響である事が、
河地依子さんの著作「P.FUNK」で触れられている。

是非「オリジナル」のジュニア・ウェルズを聴いてみてほしい。
そりゃもうカッコイイ!!



ファンカとは雰囲気は違うが、勢いのあるグルーブ感は共通するのではないだろうか。

そして、あまり触れられる機会がないけど、もう一つ触れるとするなら、
ファンカデリックはもう1曲、「戴いてしまって」いる(笑)。
それは、バディ・マイルズの1971年の曲、その名も「Joe Tex」!
ぶっちゃけイントロそのまんまでしょ、これ。



本家(?)のバディの曲中には、ジミヘンまんまのギターリフが入っているのが可笑しい。
そりゃそうだよね、バンド・オブ・ジプシーズで一緒にやった仲間同士なんだから。
しかしなんでこの曲を「Joe Tex」と名付けたのだろう?
そこが気になる。
ジョー・テックスといえば、南部の「よりイナタい」JBというイメージがある。
初期はどちらかといえばバラーディアー、そして70年代以降はジャンプナンバー〜ファンク/ディスコまで活躍した人だ。
バディにとってのジョー・テックスが何だったのか、ちょっと知りたい。
もしかしてバックバンドを努めていたのかな?

さてさて、話は戻るけど。ファンカデリックというかジョージ、なかなか大胆不敵ですな(笑)。
いや、ジョージはあまり曲作りに関与していなかったのかもしれない。
エディ・ヘイゼルやビリー・ベースがおそらくスタジオでセッションをしながら作った曲と思われるから、
元々何かにインスパイアされて初めたものだとしても不思議ではない。

しかし何はともあれ、ジュニア・ウェルズにバディ・マイルズを「パクった」なんて思うべからず。
いまや彼らの「Standing On The Verge OF Getting It On」は、
ファンカティアーのスタンダードナンバーなのである。

2011年9月24日土曜日

Shigeo Roll Over、Hear My Train A Comin'...(Jimi Hendrix Tribute 2011)

昨夜は渋谷のオンエアウエストで、
日本を代表するジミ・ヘンドリクストリビュートバンド、
シゲオ・ロールオーヴァーのライブを観てきた。

予定が少し押してしまったので、
途中からの参加になってしまったけど、
会場に着いたらいい感じに「Foxey Lady」が鳴り響き、
気分はすっかり1969年!

シゲオさんのジミヘンへの愛情溢れるギタープレイに
酔いしれてしまった。
個人的に特にテンションが上がったのは、
途中ブレイク的な感じで差し込まれた、
アコースティック版「Hear My Train A Comin'」。
映画でMartinの12弦でジミが歌うシーンがあるのだけど、
まさしくその再現だった。



他にも自分が好きな「Ezy Rider」などバンド・オブ・ジプシーズの曲もあり、
アンコールの最後はまさかの「Drivin' South」!
この曲で締めるジミのライブは多分無いと思う(笑)。
R&Bフィーリング溢れるギタープレイが最高の1曲だ。

久々にジミヘンギターサウンド堪能させてもらいました、シゲオさんありがとうございます!


photo by Ayako Sakuratani.

あー、ジミヘンの曲をいっぱい演奏したくなってきた。。。。
FREEFUNKでもちょっとジミヘン曲やってみようかな。アイデアは実はあるんだ。
ファンカデリックの連中も、思いっきりジミヘンのリフそのまんまの曲もあるぐらいだし。

2011年9月22日木曜日

大阪は人情とソウルフードの街

大盛況だったTokyo Chitlin' Circuitの翌日、
大阪に現場仕事で行ってきた。
大阪はこの1年で3度目だから、まずまず良いペースで行けている。
幸い仕事も夕方過ぎに終わるタイムテーブルだったので、
ホテルで シャワーを浴びてさっそく、行きたかったところへと繰り出した。

まずは、モダンジャパニーズレストラン、マグノリア
前回(4月末)にやはり大阪に行った時に、偶然Bar 7Peaceでお会い出来た
伊藤さんのお店だ。
ここはいつも鈴木康蔵さんや大阪の皆さんがとても自慢気(笑)に、美味しそうな料理を
TwitterやFacebookで披露してくれているおかげで、
いつもヨダレをたらしながら見つつ、
いつか食べに行く日を待ちわびていたお店。

予定より少し押して、20時半前ぐらいにお店に着くと
おや、カウンターに先客が。
「一人でいきます」と伊藤さんにはお伝えしていたので、
そのつもりで店に入ったのだけど、
カウンターの中の伊藤さんが
「こちら、憶えてます?」とその先客の方を見て仰る。

んー、正直憶えてない、と告白すると
なんと2008年末、ソウルバーMarvinの20周年記念イベントのときにお会いした
インドカレー屋さん「されがま」のfunkygumboさんこと石井さん。
僕のツイッターを見て、タイミングあわせて来て下さったらしい。

本当に嬉しかったなあ。
やっぱりどんなご飯も一人で食べるより、誰か知ってる人と一緒のほうが
楽しいからね。
funkygumboさんも来店は初めてらしく、
二人で「美味い!美味い!」を連発しながら
美味しい料理を堪能させてもらいました。

東京じゃなかなかお目にかかれないハモ、
ふわふわの魚料理、
そして〆のリブ。。。
贅沢の極みでした。

送信者 FREEFUNK艦長の航海日誌

まだまだ食べてみたい料理がいっぱいあるのは確認したので(笑)、
また伺います!

マグノリアのホームページはコチラ
いわゆる繁華街からは少し離れていますが、落ち着いて食事するには
最適なシチュエーションでしたよ。
お一人様大歓迎な雰囲気も、ありがたい。

なんでも10月には周年イベントを開催するそうで、
清水興さんはじめ、錚々たる皆さんと一緒に盛り上がるようです。
普段はお店で出していないような南部・ニューオリンズ料理やジャークチキンも出るそうなので、
大阪の皆さんは是非!
すっごく行きたいんだけどなあ。。。。
なんか用意ぶっ込めないかしら。

さて、マグノリアで堪能したあとは
funkygumboさんと一緒にタクシーでBar 7Peaceへ。
ナナさんに会いに行ってきました。
カウンターだけのお店だけど、
とても居心地の良いお店。
すっかりファンです、俺。

こちらには大阪のプリンス・トリビュートバンド「愛のペガサス」の
メンバーの皆さんが集まってくださって、
盛り上がりました!
前回からのテーマとなっている
「いかに大阪⇔東京の相互交換ライブを実現するか」
について、FREEFUNKの音源も聴いてもらいながら盛り上がりましたね。
気が付けば夜の1:30過ぎ。
さすがに次の日の仕事が気になり、途中退席になってしまいましたが、
皆さんはほぼ朝までコースだったようで、流石!

そんなわけで、
Bar 7 Peaceに行ってナナさんに頼んでいただければ、
YouTubeにも上がっていないような
FREEFUNKのライブ音源、制作中のニューアルバムからのラフミックス曲が
聴けますので、大阪方面の皆様、
7Peaceにて是非リクエストを(笑)!

一晩で二つも行きたかったお店を巡ることができ、
贅沢かつ最高の夜でした。
次回はfunkygumboさんのカレー店されがまにも行かなくちゃ。
ちょうど10月に移転するそうなので、
次回は是非伺います。
ミニライブぐらいなら出来るそうなので、
それこそ星川さんとデュオでってのも面白いかな、
なんて思いました。

大阪の皆さん、
おもてなしいただきありがとうございました!
僕が行くのにあわせて来ていただいた皆さんにも感謝!
どうしても行けなかったお店の皆さんには恐縮&次回必ず!
Osaka Chitlin' Circuitは絶対実現させましょう!

改めて思ったけど、
大阪には人情とソウルフードがたっぷりある!
だから楽しいんだな、きっと。

2011年9月20日火曜日

9/17 Tokyo Chitlin' Circuit終了!

9/17(土)に開催した
Tokyo Chitlin' Circuit Vol.4
ご来場の皆様、
ありがとうございました!

今回はゲストバンドに
the Marddies
スペシャルゲストに
ミトカツユキさんを迎え
これまた盛り上がりました

the Marddiesは、
紅一点ボーカルの
みずきさんの歌
凄く良かった!
バンドもトリオ編成で
バッチリなサウンドでしたよ

ミトカツユキさんとは
我々は3曲演奏させてもらいました
I Wish (Stevie Wonder)
Just The Two Of Us (Grover Washington Jr.)
September (Earth, Wind & FIre)
といずれも
ミトさんのルーツとなるソウル/R&Bの名曲ばかり

FREEFUNKとしては
EW&Fの曲を演奏するというのは
ある意味新鮮なチョイス
うまい喩えが見つからないけど
ドリフがタケちゃんマンのネタをやるような
そんな楽しい違和感(笑)

Twitterでも少し呟きましたが
ライブ直前にアル・マッケイのライブ観たりして
感激してましたけどね!

ミトさんの魅力はやはり
上記のような名曲も
自分の歌にしていける個性と
シンガーが弾く歌心あるキーボード
その一体感!

FREEFUNKのキーボーディスト
Sammyも申していましたが
ツインキーボードというのも
非常に楽しかったです

トリを飾った星川薫BANDは
今回は全曲カバー
イナタイ、Jazz Funk路線出しまくりで
やっぱりカッコ良かった!
こちらはもはや何をやっても
完全自分たちのフィールドに持ち込める
横綱相撲の風格!

星川さんの
グレコのセミアコと
エルクのアンプの組み合わせが
信じられないぐらい最高の音色だった!
ジャパニーズ・ソウルギターと
言うに相応しいサウンドでしたね

そんなわけで
毎回楽しいライブに仕上がってますんで
まだTokyo Chitlin' Circuitに
来た事が無いという方も
是非遊びにきてください
勿論普段のFREEFUNKや
星川薫バンドなどにも是非!
おもてなしいたします

送信者 FREEFUNK艦長の航海日誌

<09/17/2011>
FREEFUNK setlist
01. One Plus One Is One
02. 大丈夫大丈夫 (ORITOカバー)
03. Attention Please
04. Mothership Connection (Parliamentカバ−)
05. I Wish (Stevie Wonderカバー w/ミトカツユキ)
06. Just The Two OF US (Grover Washington Jr.カバー w/ミトカツユキ)
07. Septrember (Earth Wind & Fireカバー w/ミトカツユキ)
08. Funkin' For Fun (Parliamentカバー)
09. 自由自在