2019年10月6日日曜日

JOKER

映画「ジョーカー」を観てきた。
ヴェネツィア映画祭でも金獅子賞受賞ということで前評判もすごく、
映画館は満席だった。

もう10年以上にもなるがクリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」が本当に衝撃で、それ以来
バットマンの関連作品は観ているけど、正直少し前のジャスティス・リーグは出来が酷くて
見るに耐えられなかった。
TVドラマシリーズの「GOTHAM」はかなり面白くて、レンタルビデオでかなり夢中で観ていた。
そういえばファイナルシーズンまでいったようなので、続きを観なければ。

そして今回のホアキン・フェニックス主演の「ジョーカー」。
素晴らしい作品だったし、悪が生まれていく過程の描き方が秀逸だった。
貧富の差が広がり、先の不透明な現代を捉えているようにも思えた。
バットマンシリーズに繋がっていく伏線も用意されているけど、ここでは悪が主役。
というか悪を生み出したのは、社会なのでは?と感じた。

興味深かったのは映画のクライマックス、最後の方で流れるBGMがクリームの「ホワイトルーム」だったこと。
意味深い詩と、エリック・クラプトンのワウワウギターが印象的な曲だ。

そして先ほどニュースで知った、クリームのドラマーだったジンジャー・ベイカーの死。
なんだか妙な因縁のようなものを感じてしまった。




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