2018年8月1日水曜日

Carla Thomas, The Queen Of Memphis Soul

今夜はビルボードライブでカーラ・トーマスのライブを観てきた。
フジロックに続いて連続で見ることができて嬉しい。
構成はフジロックとほぼ同じで、まずはバンドでインストを1曲。
ギターもブルージーで素晴らしいし、なんといってもホッジズ兄弟、とりわけチャールズのオルガンは最高だ。
前回のスペンサー・ウィギンスの時もそうだったが、思わずチャールズのオルガンプレイを見入ってしまった。

そして妹のヴァニーズ・トーマスが数曲歌う。
彼女の歌も素晴らしい。艶のある歌声で、アルバムも是非聴いてみたい。

その後MCというかマネージャーが煽りを入れてメンフィスソウルの女王カーラ・トーマスが登場。
60年代の、あの頃の可愛らしい感じもしっかり健在だが、なんともう76才。
いや、それにしても元気だ。
これぐらいの年齢になるとけっこう、座って歌うシンガーも多いが、
カーラは終始立って、ときおり振り付けも軽めだがやっていて、元気だった。
ちょっと子供っぽいようなあの歌声、ワン&オンリーのシンガーだと改めて思う。

自身の代表曲「B-A-B-Y」などは大盛り上がり。
そして最後には父ルーファス・トーマスの代表曲「Walking The Dog」を妹とともに歌ってくれた。
エンディングでは「ダディがこうやってよくやったのよ」なんて言いながらちょっとふざけたようなスキャット風もやったりして、
実に楽しい。
表情もお父さんに寄せてみせてくれて、そっくりだと思った。
世界一ファンキーな爺さんだったルーファス・トーマスの素晴らしい音楽が、こうやって娘のカーラやヴァニーズを通して
日本でも鳴り響くことが嬉しい。

また是非日本にきて欲しいね。

カーラはこの頃の雰囲気も素晴らしい。
70年代の新しいソウルミュージックのムーヴメントを感じさせてくれる。





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