2016年3月4日金曜日

Input & Output

一昨日も書いたのだけど、
1〜2月は少しばかり落ち着いて色々見聞きする時間が多かった。

いつも本は読んでいるのだけど、
とりわけ面白かったのはこちらの作家さん。
葉真中 顕という若手の人の小説で
介護をテーマにした「ロストケア」と
まさに90年代〜現代を貫く”棄民”をテーマにした「絶叫」。



両方ともめちゃくちゃ面白かった。
「面白い」というより社会派ミステリーなのでゾクっと来るようなかんじ。
文体や話の運び方も良かった。まだ2冊しか出してない作家さんなので今後が楽しみ。

意外や今はまってるのがガンダムのコミック「機動戦士ガンダム サンダーボルト」。
これは数年前にビッグコミックに連載されてたみたい。今もされているのかな?
我々のようなファーストガンダム世代なら絶対はまるはず。
もっとも此処で描かれている宇宙世紀の時代は暗く絶望的にも思えてしまう。
戦争の中で生きるとは?というテーマなのかな。
公式サイトはこちら

それにしても大人っていいよね。こういう時に「大人買い」出来る。

映画はそれほど行けてないんだが「オデッセイ」は面白かった。
宇宙版ロビンソン・クルーソー?
小説も読んでみたくなった。
春から観たい映画もいっぱいある。

音楽は、まあ相変わらずな部分もあるけれど、ラテンやキューバの音楽がとても気になって色々聞いてみたり。
古い音楽、たとえばアルセニオ・ロドリゲスなんかめちゃくちゃ面白い。
少し前にサム・クックのアルバムBOXが出たときにも同じ感想を書いたかもしれないけど、
音作りや楽器のチョイス、使い方がすごく斬新に感じてしまう。
キューバの音楽には、アフリカ的な要素が今も色濃く残っているように思う。
アメリカは色々な要素や音楽がミックスされて産業化が進んでしまっているから、逆にそういう部分が薄れてしまったのかもしれないけど、
国交断絶とか情報が限られているとかで、かえっていい具合に保存されているのかもしれないと思った。
昨年末にミミさんが来てくれて話した時にも、どんどんそういうものやミュージシャンが失われていってしまう、ということを言われていて、
ますます早く訪れなくてはと思う次第。
ストーンズもフリーライブやるらしいから、いっそ観にいこうかしら!?

そんなわけでインプットいろいろ。
刺激をうける。

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