2012年4月5日木曜日

Stonesの1975年は最高だ!

Rolling Stonesのオフィシャルサイトの一つにRolling Stones Archiveというのがある。
公式オフィシャルサイトがバンドのヒストリーや現在のニュースを伝えるサイトとしたら、
こちらはもっと過去の財産をベースにダイレクト通販するためのeコマースサイトとでもいうべきか。

ここではmp3もしくはFlac形式(可逆圧縮音源)のライブ音源も買えるのだけど、それが面白い。
その名も「Bootlegs」と名付け、なんとこれまでブートレッグつまり海賊盤で人気のあったライブ音源を
次から次へと公式音源化しているのだ。

最初は、ストーンズ史上最高のライブ音源、なんて言われる事さえある
1973年のライブ音源。
その後は1981年のハンプトンライブ。
そして第3弾としてついおととい、1975年のLAでの音源がアップされた。

いずれもmp3で7ドルとか、Flaceでも9ドル。
日本円換算で今だと、数百円という大盤振る舞い。

しかし考えてみれば、mp3でもFlacでも、
物理コストは、ほぼゼロ。
しかも配信は自分たちのサイトでやっているから、言ってみればほぼ全額が売り上げか。
今まで散々ブートという形でプロモーションされているけど、
ブートでは入手出来なかった最高音質と、初出となる音源。。。

やるなあ、ストーンズ。
ビジネスとしても上手く回収している、究極のフリーミアム(?)戦法。

ところでこの、1975年のストーンズの音源だけど最高だ。
南部ロック、ブルースの影響濃い70年代初頭から、
少しずつソウルミュージック、ファンク、レゲエに傾倒していく時期。
ロン・ウッドが参加してよりファンキーになったバンドサウンド。
サポートはビリー・プレストンとオリー・E・ブラウン。
ある意味オイシイ所満載の時代だ。

さて次のBootlegシリーズは?
個人的には1977年のエルモカンボセッション、行ってくれたら嬉しいな。



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