2011年5月6日金曜日

5/28(土)はP.FUNK本発行記念裏イベント!本を持って集合!

河地依子さんが渾身の著作「P-FUNK」を遂に発行された。
以前から話は聞いていたが、こうして形になると感慨深い。
ものすごい超大作だ。素晴らしい!
お疲れさまでした、河地さん。

これだけPファンクについてまとまって書かれた書物はこれまでなかった。
日本のPファンク好きならわかると思うが、
これまで僕らが頼りにしていたのは、
レコードコレクターズ誌の増刊号「Soul & Funk」編と、
数年前にWaxpoeticsが出したPファンク特集だけだった。

レココレの特集は元々1989年、ジョージ・クリントンの初来日に合わせて発売された特集を、
他の特集(JB、スライ、カーティスなど)と合わせまとめたものだ。
とはいえこちらも発売が1993年で、情報の更新がそれ以降止まっていたし、
内容的にもまだPファンクの謎が解き明かされていなかった部分も多く、
今となってはかなり物足りないのが正直なところだ。

そこをかなり補ってくれたのは、
時折再発されるパーラメントやファンカデリックの国内盤に多くに付いてくる、
河地さんの詳細な解説であり、都度情報が更新されており、
日本のファンが国内盤をチョイスするのも、その解説が読みたいからというのは、
かなり多かったんじゃないかと思う。
パーラメントのBOXセットではかなり充実したストーリーが書かれていた。

しかし一方で、こうした解説に収まりきらない物語も多い。
例えば、パーラやファンカの黄金期は比較的語られやすいが、
そもそも彼らの出生作「Tesify」のあたりはアルバムリリースもないので、
あまり知られる事がなかった。
その辺りは実は、ファンカデリックのウエストバウンド時代のシングル集の
英語ブックレットが非常に詳しいのだが、あれは字が細かくて何度も読む気がしない(笑)。

ともあれ、「P-FUNK」を読んで初めて知った事も多かった。
まだまだこの音楽は謎に満ちている・・・・
そこがまた、魅力でもある。

5/28に新宿GOLDEN EGGでライブをやるが、
イベントを「祝!Pファンク本発売記念・裏イベント!」とさせてもらった。
共演はサイモンガー・モバイルさんにEbony-Bの皆。
彼らと一緒に、Pファンクの曲を演奏したりして楽しみます。
さらに、ゲストという形で、河地依子さんにも遊びに来てもらう事に!
河地さんにも勿論ベースを弾いてもらう予定。

当日「P-FUNK」の本を持ってくればサインしてくれると思うので、
皆さん、本を片手に5/28(土)は新宿歌舞伎町に集合だ!

【5/28/2011】
祝!Pファンク本発売記念・裏イベント!
live: FREEFUNK / サイモンガー・モバイル / Ebony-B & The Grasshopper(s)
special guest:河地依子

open 19:00 / start 19:30
music charge 2000yen


0 件のコメント:

コメントを投稿