2019年11月3日日曜日

ここ最近のこと

早いもので今年も2ヶ月を切った。
年末の雰囲気が少しずつしてきている。忙しくなりそうだ。

今週はなんだか色々ライブを見たり、充実していた。
木曜の夜は久しぶりに正山陽子ちゃんのライブを下北沢の「空飛ぶこぶたや」へ。
仕事が押してあいにくセカンドステージから拝見だったが、陽子ちゃんの世界観がビシビシ伝わってくる
良いライブだった。ピアノとカクテルドラムス、ゲストでベースの3人編成だけど陽子ちゃんの歌の世界と
すごくマッチしていた。
ベースを弾いていたのはどもっちゃん。Old Free Birdとかやってた頃以来?随分久しぶりにあった気がする。
良いベースプレイだった。
また一緒にライブとかセッションしたいね、と言うことで記念ショット。



金曜はビルボードライブに、Cory Henryのライブへ。
元Snarky Puppyということでどんなライブになるのだろうと思っていたが、最初の曲はストレートなオルガン・ジャズから。ドラムスとベースを従えたトリオ編成だ。
まるで60年代のBlue NoteやPrestigeのような雰囲気で最高のスタート。
2曲めあたりではMOOGのシンセソロも披露して、Snarky Puppyで活躍した片鱗を感じさせてくれた。
インスト曲を続けたのち、女性ボーカルが途中から参加。
ルーパーを使ってのボイスパーカッションと歌のイントロがカッコよかった。
Coryもガッツリ歌って、後半は一気にゴスペル・ソウルミュージックのモードに。
観客にも歌わせつつもどんどん転調したりして、面白かった。
ジャズとゴスペル、彼にとってもルーツであるしファンクやソウルミュージックのルーツでもある。
ストレートなファンクやクロスオーヴァーした音楽というより、自身のルーツを感じさせてくれる良いライブだった。



そして今日は朝から六本木ヒルズの森美術館での「細野観光」へ。
巨匠、細野晴臣の50年を振り返る展示で、これは本当に面白かった。
愛用の楽器や歌詞やアイデア?を書いたノート、子供の頃に教科書やノートに書いた本人作の漫画まで・・・。
細野さんの歩んだ道は、日本のポピュラーミュージックそのものの歴史だったと思う。
自分はYMOには少し遅れてしまった世代で、小学生のころに流行っていたが、まだそんなにポップスに興味がなかった時期だった。
でも80年代半ば、音楽雑誌を手に取れば細野さんや坂本龍一氏などYMOのメンバーが掲載されていないことはなかったように思う。
本格的に細野さんの音楽を聞くようになったのは、高校生になって日本のロックを聴くようになってからだ。
はっぴいえんどやソロアルバムはどれも面白かったし素晴らしかった。
創作への刺激を大いに受ける展示だった。ここまでの展示ができるのは、日本の音楽家でもそうそう居ないのではないだろうか?



そんなわけで、色々なライブや展示を見て、刺激を大いに受けた、ここ最近だった。

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