吉祥寺UPLINKで鑑賞した。
話題の音楽ドキュメンタリー映画で、ずっと気になっていた作品だ。
公開初週ということもあり、館内はマニアと思われる音楽ファンでほぼ満席だった。
ニッキー・ホプキンズのインタビュー動画とか、貴重な映像も多く使われていたし、
時系列と録音参加したグループ別でうまくまとめられており、
大変面白い内容だった。
派手さはないけれど、裏方を支えるセッション・マンの人生や活躍に光をあてる良作だ。
少し前の「バックコーラスの歌姫たち」にも通じるところがある。
そういえば「バックコーラスの歌姫たち」でもメリー・クレイトンやリサ・フィッシャーが登場し、
ローリング・ストーンズとの共演や参加を語っていたし。
個人的なことを語ると、ニッキー・ホプキンズの名前を知ったのは、
やはりローリング・ストーンズやビートルズの諸作品への参加だった。
ソロアルバムも出していたけれど、
今でも好きなのは、ストーンズの面々ただしキース抜きで録音された
「Jamming With Edward」というアルバムだ。
作品というにはあまりにラフなセッション風景の録音物だけど、
それがまた妙に良かったりする。
こんなラフな作品はストーンズ名義ではあり得なかったかもしれない。
音楽ドキュメンタリー映画や、有名アーティストの伝記映画は、
これからも色々と作られるのだろうが、
まだ脚光を浴びていない才能あるミュージシャンやプロデューサー、プレイヤーはたくさんいるので、
良質な映画がこれに続くことを期待している。
映画のあとは、吉祥寺でお気に入りのまめ蔵カレー。
吉祥寺の名店だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿