2017年3月20日月曜日

Chuck Berryはロックンロールの原点だ!

ロックンロールの創始者でもあり、偉大なギタリスト・シンガーソングライターだったチャック・ベリーが亡くなった。
90歳というから大往生ともいえるが、晩年もアルバムの制作のニュースやライブもあり、最後まで精力的だった。

昨年あたりから、自分がずっと好きだったアーティストの訃報が相次いでいるが、
さすがにお年とはいえ、その影響力を思えばチャック・ベリーが亡くなったと聴くと一層ショックだ。
一つの時代の節目のように感じる。

自分がはじめてチャック・ベリーを意識したのは昨日も書いたけどまさに15の頃。
ビートルズやストーンズなどは初期はほぼチャックベリーのカバーを定番のように演奏しており、
インタビューや伝記本を読むとこぞってチャック・ベリーのことを話していたので、おのずと興味が向かったものだ。
英語力はまだ拙い中学生だけれど
♪Go, Go, Go, Johnnie B Goode
とか
♪Roll Over Beethoven
とか
♪Sweet Little Sixteen
なんて、直感的にわかるサビ、そして歌詞とメロディで、なるほどこれがロックンロールか、などと思ったものだった。

ジョージ・ハリソンやキース・リチャーズはきっと当時のイギリスでもチャックのギターをうまく弾けるベストの何人かだったに違いない、
なんて思いながら一生懸命あのギターソロやイントロを練習したっけ。
そういう連中はきっと世界中に何万人、いや何十万人といるのではないだろうか。

チャックといえば自伝が出ていて、十代の頃に「どんなにロックの魔法が解き明かされる本なんだろう?」と思い読んでみたら、
ほぼ自慢と金の話だったのが強烈だった。
ジョン・レノンを訴えてやったとかキース・リチャーズを殴ってやった、みたいな。。。。
なんというかアーティストの偉大さと反比例?するような気もしたが、当時の黒人のおかれていた状況や
色々なことを後に知れば、理解できるようになった。

いずれにせよ、ロックンロールの全ての原点ともいえる偉大なアーティストだったと思う。
影響力という点ではビートルズをも超えてしまうのではないだろうか?

久々にあの最高の映画「ヘイル!ヘイル!ロックンロール」を観たくなった。
完全に頑固ジジイ扱いの映画だが、まさしく15の頃にチャックやストーンズを知った時期のものなので、
思い入れもいっぱいある映画だ。




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