2015年11月21日土曜日

アルバム曲紹介その3「あふれるリズム」

FREEFUNK最新アルバム「The Return Of Funkaphonics」の曲紹介第3弾。
今回はアルバムの締めくくりの曲「あふれるリズム」!

この曲、実はとても古い曲でおそらく1997年か98年ぐらいには演奏をはじめている気がする。
FREEFUNKの曲でも古くから演奏している曲なんだけど、実は2001年ごろに一度スタジオ録音をしているのだ。
その時の面子はベースがゴンちゃん、ホーン隊はアッチにアキラ君かMJだったかな?
パーカッションのヘイゴ君も居た。

ちょうど最初のアルバムをリリースした直後ぐらいに次のアルバムに向けてスタジオで録音作業をしていて、
ホーンも入り、後は歌入れをする、というところまでこぎ着けたのだ。
ちなみにその時同時に録音を進めていたのが「おまえは本当に幸せかい」という曲で、
こちらは2003年にコンピレーションCDに収録となったのだが、
「あふれるリズム」はなんと自分の大失態!
録音したデータをうっかり間違えて消してしまった。。。
当時は小さなハードディスクレコーダーでMOディスクに記録してチマチマと作業する環境で。。。。
なんて言い訳もしようがなく、ただひたすらメンバーには謝ったのを憶えている。
実際かなりいい出来だったので、ずーっと心にモヤモヤが残ったままだった。

そして、そのショックのあまり、それ以降ライブで演奏をする機会がなくなり、
暫く忘れ去られた曲になっていたのだった。。。。

ちなみにその時の録音のホーンや歌を入れる仮テイクのラフミックスだけ奇跡的にオーディオファイルで残っていたのがコレ。
ちょっと前にSound Cloudにあげている。



楽器のバランスもラフだし、歌も思いっきり仮歌なんだけど、
グルーブは悪くないんじゃない?

この曲はタイトルどおり、とにかくリズム隊が命。
ベースとドラムがグルーブを牽引していくタイプの曲だ。
今回アルバムを作る時に、遊佐っちのベースならこの曲を活かせるんじゃないかと思った。

録り直す上で、歌詞と歌ののせ方も変えてみた。
以前の録音バージョンはちょっとベタすぎるし、歌詞にアクセントがなさすぎるから、
そこは改善という事でね。

今回の録音バージョンと是非2001年バージョンと聴き比べてみてほしい。
作った本人としちゃ当たり前だけど、断然今回のほうが良いので。
今回の録音にはサイモンガーさんとYoSUKE君が参加してくれたのも非常にポイント高いと思う。
ファンク特有のワサワサ感出てると思うのだ。

ちなみにライブではウラッチのドラムソロになだれ込んで、そのままファンク名曲になだれ込む、ってのが
最近のライブ定番。
名曲はある時はGraham Central Stationだったり、Curtis Mayfield「Move On Up」だったり、
Parliamentだったり。。。
色々な曲に繋ぐのがDJ的でもあり面白い。

昨年の大阪ツアーではこの曲でFunky Moveの皆さんとコラボしてもらったりして、
そういうコラボ的なことも作りやすいんだよね、この曲。

どうか皆さんに気に入っていただけますように。


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