2021年12月29日水曜日

2021年を振り返って

2021年はどんな年だっただろうか?

年の始めに自分がこの日誌に書いていたこと。

チャレンジをすること
健康であること
家族で旅行にいくこと
FREEFUNK25周年記念の何かをやること
曲をたくさん作ること


チャレンジ。
配信ライブはバンドという形態ではなかなかできないから、
スタジオで収録して編集をするスタイルで2本、スタジオライブをやってみた。
ミックスもちゃんとして、これはなかなか面白かった。 勢いでやる生配信とは違い、しっかり作り込む部分もあるので、
数多くはやれなかったけれど、可能性を感じることができた。

健康であること。
これはなんとか出来た。
ワクチンの接種もして、万全で乗り切ることができたと思う。
反面、仕事で煮詰まってしまい、
精神衛生上あまり良く無いと思うこともあった。
コロナの時代にあって一層、人の健康とは体だけでなく精神も大事だと思う。

家族で旅行。
これは出来なかったなあ。
尤も、夏は感染拡大が一番すごかったし、
心の中で夏のフジロックにでもと思って年始に書いていたけど、
とても行けるような状況ではなかった。
でも、フジロックそのものはなんとか開催されたのが嬉しかった。
FREEFUNK25周年。
アルバムを9月にリリースし、11月の一般発売にあわせて渋谷nobで
記念ライブを開催することができた。
従来に比べれば制約のある状況だったけれど、奇跡的に
感染が収束した時期となり、ライブに来てもらえる環境だった。
ライブは予約完売となり、本当に嬉しかった。

曲をつくること。
これは少し課題だろうか。アルバムリリースに向けての作業が優先となり、
少し曲作りは止まってしまったので、そろそろ再開しなくては。 頭の中にあるアイデアや、途中のままのデモを触ったりして、
来年も色々と形にしていきたい。

2021年はコロナ拡大最初の年よりは、できたことが増えたように感じる。
社会も急激に変化をしていったと感じているし、
まだ完全にコロナが収束しないことを思うと、どんどん変化をしていくのだろう。

昨年につづき、帰省をしない年末年始で、
少し時間はあるので来年のことを色々考えたり計画をしたりしている。


アルバム発売記念のスタジオライブはこちら。
また来年もこの企画は続けたいと思う。

2021年12月21日火曜日

Last Flight 2021, Mission Complete!

先週の土曜はFREEFUNKの2021年最終フライトだった。
久々の方や初めての方も来てくれて、感謝!
楽しいライブになった。

今年はバンドの結成25周年イヤーということで年始から色々と進めてきた。
コロナウイルスの影響も多くあり、思うように行かないことももちろんあったけど、
それでもここまで乗り越えてやれたのは、本当に良かった。
ありがたいことだ。

アルバムを発売し、記念ライブも無事開催ができたので、
土曜の最終フライトライブは、ちょっとやんちゃな内容にしてみた。

数年に1回しか演奏しないけれど、大好きなDonny Hathawayの「This Christmas」。
ギターで暴れまくるFunkadelicの「Maggot Brain」や「Good To Earhole」など。
久々にPrinceの「Nothing Compares 2 U」も演奏をした。

来年もまた、色々と面白いことをやってみたい。
曲作りもそろそろ再開させようと思っている。
来年はツアーも再開できるかな?
他にも色々と企画しているライブもあるので、その辺りはまた改めて告知できるはずだ。

コロナ禍は、変異株の登場もあり油断はできないが、
なんとかこの状況で乗り越えられたら、来年はいい年になるのではと思うし、そうしたい。
心からそう願っている。

FREEFUNK live set list
2021/12/18(sat)
at Golden Egg, Shinjuku

set1
1. This Christmas [Donny Hathaway]
2. カセットテープ
3. Humming Bird Singin’
4. I Been Down [Margie Joseph]
5. P-Funkってなんだ!?
6. Good To Your Earhole [Funkadelic]
7. Maggot Brain [Funkadelic]
8. Baby I Love You

set2
1. Funk Messengers
  2. レコード
3. Nothing Compares 2 U [Prince]
4. アイノカタチ [MISIA]
5. Not Just Hot But Spicy
6. Jump & Shoot
7. Purple Night
8. 森羅万象
9. Give Up The Funk [Parliament]

2021年12月15日水曜日

FREEFUNK年内最終便 -Last Flight Of 2021-

あっという間に12月も半ば。2021年も残り2週間ちょっと。
なんだかここ最近猛烈に忙しい。ちょっとどうかと思うぐらいに。

先日は肩凝り、首の痛みが堪らず、先月につづき近所の鍼灸院に再び訪問をした。
前回は初体験の鍼だったが、今回は「アイシング」を初体験した。終わってみれば痛みも取れてよかった。
いつまでも若いつもりじゃいられないね、としみじみ感じた瞬間だった。

色々あった2021年の振り返りはまた近くやるとして、
締めくくりとなるライブを12月18日、今週の土曜に開催。
いつもの新宿Golden Eggで、FREEFUNKでいつものようにだけど、
年忘れで、クリスマスで、ファンカデリックな夜にしようと思っている。
エディ・ヘイゼルの命日も近いのだ。
そうそう、エディがなくなったのは1992年の12月23日だから、来年でなんと30年になる。
来年は盛大にトリビュートもしたいが、
今年もまたそんな気持ちを持って演奏したいと思う。

FREEFUNK Year End Live!
12/18/2021 (sat) at Golden Egg, Shinjuku


doors open 7:00pm
show start 7:30pm
ticket: 2,000yen +1 drink order

Golden Egg web

2021年11月30日火曜日

Thank You, 25th anniversary Live!

昨夜はFREEFUNKニューアルバム発売記念+25周年記念ライブ、
本当にたくさんの皆様に来ていただき、大変な盛り上がりで終了できた。
ご来場の皆様に心より感謝です!
また会場のnobの涼さん、Ray-Ranさん、ゲストにPAにと協力してくれたYoSUKEKID、
PAを担当してくれたまなほちゃん、カレーコラボをしてくれたsueちゃん、
皆様にも大変感謝です!

奇跡的にコロナ感染が落ち着いている時期にアルバム発売、
そしてライブができたのは本当に運が良かったと思う。

コロナ禍でライブから遠ざかっていた人も久しぶりに来てくれたし、
桃花のポコチャでファンになった方達も初めて来場された方もいて、
客席の皆さんを見ているこちらも新鮮な気持ちだった。

アルバムの曲を中心に、色々な要素を盛り込んだ内容だったと思う。
少しでも楽しんでもらえたら、と願っている。

今回嬉しかったことの一つが、sueちゃんとのコラボカレーだ。
sueちゃんがnobで作っている美味しそうなカレーをSNSで見るたび、
いつかコラボしてみたいなと思っていた。
しかも今回は我々の曲「Not Just Hot But Spicy」とのコラボで、
歌詞の中に出てくるスパイスを使って仕上げてくれて、こんな最高なコラボは滅多に無い!
sueちゃん本当にありがとう。
ライブ前と終わった後と2回も食べてしまいました!





























FREEFUNKは年内はあと12月18日のGolden Eggライブを残すのみ。
こちらも年忘れでクリスマス的な盛り上がりができたらいいな、と思っているので、
皆さん是非足を運んでください。
FREEFUNK NEXT LIVE
2021年12月18日(土)
Golden Egg, Shinjuku

doors open 19:00
show start 19:20
charge: 2,000yen + 1Drinkオーダー


2021年11月23日火曜日

FUNK MESSENGERS Official Release!

FREEFUNKの最新アルバム『FUNK MESSENGERS』、
すでにバンドの公式ストアやライブでは販売中だけど、
11月24日が一般の流通に乗る正式発売日。
ということでCDは明日発売になり、Amazonなんかで注文してもらった方も、 そろそろお手元に届くのでは。

バンド25年で、アルバム5枚目。
相当マイペースにやってきているけど、
改めてこうしてカタチになるのは嬉しいものだ。
12曲入りと、自分たちのアルバムの中では曲数が一番多くなった。
コロナの影響もあって、当初のリリース予定からは遅れたりしたが、
結果的に25周年のタイミングのアルバムとなったし、
発売ライブもいい状況で演奏できそう。
今週28日の発売記念ライブは、おかげさまで完売。
コロナも少し落ち着いているので、
久しぶりにみんなで盛り上がれたら嬉しい。

どうぞ、最新アルバムをご贔屓に。

2021年11月14日日曜日

Sold Out!

11月28日のアルバム発売記念ライブは、ありがたいことに完売御礼、Sold Out!
限定25名様とさせてもらっていることもあるが、会場のサイズや落ち着いているとはいえコロナ感染予防のことを考えれば、
ちょうど良い人数かと思う。
以降は、予約の方のキャンセルが出たら順番にご案内をする「キャンセル待ち」でウェイティングリストに入れさせてもらいます。

そんな事もあって、昨夜はまさに会場の渋谷nobで、発売記念ライブでお世話になるヨースケ、スーちゃんがいたので
顔を出してきた。
ヨッシーとも久しぶりの再会。
平日のセッションはなかなか顔を出せないけれど、土日なら動けるし、
スーちゃんのカレーも是非食べたかったので良かった!



11月はアルバムの一般発売、そして28日のリリースライブと楽しみなことが続く。

2021年11月7日日曜日

映画「RESPECT」

今日は話題の映画「RESPECT」を新宿で観てきた。
アリサ・フランクリンの伝記映画として随分前から話題になっており、
ついに公開されたということで、早速足を運んでみた。

アリサの映像関連はここ最近かなり出てきていて、少し前に公開された「Amazing Grace」、
ちょっとまえに放送されたTVドラマ「ジーニアス」。
最後に決定版というような位置づけで映画も登場したが、素晴らしい内容だった。
TVドラマとは違い、70年代までに絞っていたけれど、
それでも2時間半以上の大作映画で見応え充分だった。

興味深いというか面白いのは、やはりマスルショールズでの録音風景。
ジェリー・ウェクスラーやリック・ホールも登場してくる。
初録音時の「I Never Loved A Man」のアレンジを重ねるシーンは最高!
この辺りは、少し前に公開されたドキュメンタリー映画「黄金のメロディ 〜マスルショールズ」でも取り上げられていて、
色々な映画が一つに繋がっていくようで面白い。

映画全編をとおして、ジェにファー・ハドソンの歌が圧倒的で、
今回のサウンドトラック・アルバムもさながらジェニファーのニューアルバムのようで楽しめる。

2021年11月1日月曜日

11月はいよいよ・・・

11月になった。
今月はいよいよ、FREEFUNKのニューアルバム「FUNK MESSENGERS」の一般発売。
ブルース&ソウルレコーズ誌にもレビューを掲載してもらったり、
Amazonでも予約受付されていたり。
少しでも多くの人に届くといいな、と思いつつ、
11月28日の発売記念ライブに向けて準備を進めている。
FREEFUNKでは初めてのnobでのライブで、限定25人と入場できる人数を絞らせてもらった。
ライブを決めて発表した時はまだ緊急事態宣言の中で先行きも不透明だったけれど、
どうにか宣言も解除され、世の中も動き出している。
幸い感染者数もかなり減ってきていて、ありがたいことだ。

感染予防はもちろんしっかりと対策をしながらも、
久しぶりに会える人も含めてたっぷりとライブで一緒に楽しめたら嬉しい。

ありがたいことに予約がかなり入っていて、もう残り僅か。
迷っている人はお早めに!

FREEFUNK NEW ALBUM RELEASE PARTY
11/28/2021(sun)


会場は25名様(緊急事態宣言の解除に伴い、当初の20名様から変更しました)限定入場となります。
ご予約を承りますのでお名前、人数をお知らせください。
Freefunk宛のメールやFacebook、Instagram、TwitterなどのDMをお送りください。

Guest: YoSUKEKID (from Ebony-B)、小林涼
フードコラボ:sue’s cafe

doors open: 5:00pm
show start: 6:00pm
ticket: 2,800yen + 1drink order

※状況により開場・開演時刻が変更となる場合があります
※コロナウイルス感染予防にご協力をお願いします。
※会場内でのマスク着用、入場時の手指消毒、手洗いの徹底をお願いします。
※37.5度以上の熱のある方や体調の思わしくない方のご来場はお断りさせていただきます。
※会場内は完全禁煙となります。また開場から開演までの入場時間に関しては1Fエントランスでの喫煙もお断りさせていただきますのであらかじめご了承ください。
※換気のためライブの合間に30分の換気タイムを設けます。


2021年10月21日木曜日

Get Back

ビートルズのドキュメンタリー「Get Back」がディズニープラスで、来月より配信だそう。
もともとは解散のドキュメンタリー映画となってしまった「Let It Be」のフィルムが元になっているが、
未公開だった映像をふんだんに使い、新たに編集したものということなので、
今まで見ることの出来なかったビートルズの映像やライブ(例のアップルのビル屋上のルーフトップコンサート)が使われている。

高校生のときだったか、レンタルビデオか何かで「Let It Be」は観ることができたが、
終わりゆくバンドのバラバラな姿と、懸命にまとめようとるすポールの孤軍奮闘、という印象が強く、
ちょっと辛い映画だった。

今回の「Get Back」公開に先駆けて「Let It Be」の未発表を含むリマスターがリリースされ、
さっそくApple Music(もちろんアップル違い)で聴いてみたが、
アルバムとして聴くと「Let It Be」は悪くない。いや、むしろ結構良い。

新たに編集された「Get Back」の予告編では、いい雰囲気の録音風景も公開されており、
あの映画で観たものだけが全てではないことがわかる。
ということでとても楽しみなのだけど、
これ観るのにやはりディズニープラスに加入しなくちゃいけないのかな・・・。
できれば、1日通しでも構わないから、映画館の大きなスクリーンで見たいのだけれど。

2021年10月11日月曜日

インプット強化月間

インプット強化月間、と決めたわけじゃないけれど、先日書いたとおり、
色々と読んだり、観たりの機会が増えてきた。

ここ数日で一気に読んでしまったのは、今一番好きな作家の葉真中顕さんの新刊「灼熱(BRASA)」。
600ページ以上もある分厚い本だったけど、夢中で読んでしまった。
時代は太平洋戦争前後のブラジル。
移民として渡った日本人たちの物語だけど、描かれるのは分断、デマやフェイクニュース、嘘をつく指導者・・・。
まるで現代そのものに突き刺さるような物語で、圧巻だった。
ブラジルに渡って自ら取材もされたとのことで、
小説の舞台設定となった時代のことを著者が自ら描かれた記事もあった。
実際に当時のブラジルで起きていたことらしい。
日本の敗戦を信じられず、まったく真逆の捉え方がいつのまにか”事実”となっていく様子は、
さながら先のアメリカ大統領選挙のようだった。



そして今日は、本当に久しぶりに東京都現代美術館(MOT)へ。
こちらも大好きなアーティスト、横尾忠則さんの展示に行ってきた。
前回、足を運んだMOT開催の横尾忠則展はもう20年近く前だろうか?
圧倒的な作品数、自分には想像もつかない世界が描かれていて、
刺激的だった。
美術館も、緊急事態宣言の解除もあってか、たくさんの人がきていた。


美術鑑賞を楽しんだ後は、清澄白河のカレーの名店を見つけたので、
ランチミールスを堪能。



なかなか充実した1日を過ごすことができた。

観たい映画や、読もうと思って今のところ積んである本もあるので、
まだまだインプットは続く。

2021年10月5日火曜日

10月になった

10月も始まり5日目。
2021年も残り3ヶ月を切った。早いものだ。

コロナの感染者数もワクチンの普及が原因かはわからないけど、
少し落ち着いてきたようで、半年ぶりに緊急事態宣言も解除となった。
飲食店もまだ制約はあるけれど営業再開をしはじめていて、
良かったと思う。
一方で、また反動がくるリスクも考えれば、
しばらくはマスク着用、手洗いやうがい、こまめな消毒とか、
基本的なことは続けるべきだと思うし、自分もそうしたいと考えている。

諸外国ではマスクを外して大騒ぎ、という光景も見られるけれど、
ちょっと早すぎるんじゃないかなという気がしている。

自分たちのことでいうと、この夏にアルバムを完成、リリースする事ができた。
録音を開始した時から数えればもはや3年がかりぐらいだったけれど、
バンドの25年というタイミングで出す事ができて本当に良かった。
一般発売は11月24日だから、まだまだプロモーションをしていこうと思う。

そして、夏に撮影をしたスタジオライブも先週の土曜からプレミア公開を開始。
アルバムの曲を中心に演奏をしている。
前回のスタジオライブ同様、しっかりとミックスダウンを行っているので、
この手のスタジオライブとしては聴きやすいのでは。
是非皆さんに見てもらい、気に入ってくれたらアルバム購入をしてもえると嬉しい。



残る3ヶ月では、もちろん新しいアルバムの宣伝や告知、
そしてライブもあるので面白いことやっていきたい。
そして、気持ちとしては新しい曲やなんかも考えたいので、 インプットを色々したいな。
本を読んだり、映画を観たり、美術展に行ったり。
久々のお店にも飲んだり食べたりしに行きたいと思っている。

2021年9月26日日曜日

「『FMステーション』とエアチェックの80年代」を読んだ

最近読んだ本「『FMステーション』とエアチェックの80年代」が面白かった。
元FMステーション編集長の方が書いた本で、出版されたのは10年以上前だけど、 文庫本となって最近出たので読んでみた。

洋楽に興味を持ち、FMを聴くようになったのが1985年ぐらい。
中学2年生ぐらいだ。
レコードは¥2,800とかして、買うのにちょっと高かったから、無料でステレオで音楽が聴けるFMラジオは、
中学生や高校生には貴重な情報源だった。
現在のYouTubeのような存在だったと思う。

でも、各番組でどんな曲がかかるのか、どういう特集なのか知るためには、
FM番組表を掲載している雑誌が頼りだった。
そういうニーズもあったから当時は多くあったFMラジオ専門誌の中でも、
「FMステーション」はとりわけカッコ良かったし、
本の中でも触れられているが実用的だった。
カセットテープにエアチェックをして録音をし、自分のベスト盤的な編集をするのだけど、
カセットのラベルなんかにちょうどいい写真がいっぱいあったのだ。
カッターでアーティストの写真をうまく切り取って、オリジナルのテープを作っていた。
当時はFMでライブ音源もよく放送されていて、今思えばかなり貴重な音源が多くあったと思う。

鈴木英人さんのイラストを見ると、反射的に「FMステーション」と思ってしまう。
毎号表紙を飾っていたイラストは、
明るくポップでアメリカの情景(その頃は行った事もなかったけど)を思い起こさせてくれた。
あの時代ならではの海外の音楽や文化への憧れの象徴だったと思う。

90年代に入りJ-Waveが時代の流れを作ってからは、
正直ラジオからは少し遠ざかってしまっていたけれど、
最近はラジオをよく聴いている。
山下達郎さんの番組はもう30年近く放送されている長寿番組だし、
ピーター・バラカンさんの番組は欠かさず聴いている。
かつて僕らもゲストで出演させてもらったNHK FMの「ソウル・ミュージック」も、 今は久保田利伸さん、村上てつやさんがDJとなり続いている大好きな番組だ。
他にもちょっとマイナーな番組を聴いてみたりしているし、
最近は村上春樹さんや松茂豊さんの番組もあって楽しい。

ネットで聴けるラジコが登場してからは通勤や移動の時に聴く事がかなり増えている。
今の時代はインターネットが情報源の中心だけど、
ネットとラジオのような音声主体のメディアは相性がいいのではと思う。
一瞬流行った?Clubhouseもそうなのかもしれない。
ところでこの本を読んで、今更驚いたのが「FMステーション」の出版元ってダイアモンド社だったこと。
ビジネス誌とか経済誌のイメージが強いけれど、なかなか目の付け所が良かったんだろうな。




昨年配信でもリリースした桃花が歌う「カセットテープ」はまさにFMステーションを読み漁り、
エアチェックに勤しんでいたことを歌ったもの。
歌の内容は女性目線の曲に置き換えているけれど、
やっていたことはまさに僕の十代のころそのものだった。


Studio Live第2弾

FREEFUNKのスタジオライブ第2弾をいよいよ10月2日(土)20時から公開。
今回は新しいアルバム「FUNK MESSENGERS」の発売記念ということで、
当然ながらアルバム収録曲を中心に演奏をしている。
レコーディング版とライブとでどう変わるか、その辺りも含めて楽しんでもらえたら。

スタジオライブでの撮影、大変ではあるけれど楽しい。
撮影はすべてiPhoneのみ。最近のiPhoneは映像のクオリティがとてもいいので、
中途半端に古いビデオカメラよりも全然よかったりするのだ。
音はマルチトラックで今回も収録してミックスをしてあるので、その辺もご期待いただけると嬉しい。

人数の多いバンドなのでしょっちゅうライブ配信というわけにはいかないけれど、 その分ちゃんとしたクオリティの作品として何度も楽しんでもらえたらと願っている。

FREEFUNKのYouTubeチャンネルに是非登録をしてもらい、
10月2日は配信をご覧いただけると嬉しい。もちろんその後もずっと観てもらえます。

予告のPVはこちら。

2021年9月15日水曜日

『Funk Messengers』アルバムアートワークに注目!

今回の新しいアルバム『Funk Messengers』の
印象的なアルバムジャケットをデザインしてくれたのはタケさんこと竹田数雄さん。
今年の初めぐらいから打ち合わせをして、色々アイデアを出していただきながら進めてもらった。

タケさんにお願いしたのは、もちろんここ数年ご一緒しているプリンストリビュートの繋がりも大きいけれど、
ポップで可愛いかったり、少年漫画のようなキャラクター風だったり、
日本のポップカルチャーの雰囲気がすごく自分には響く作風だったので、かなり以前から
「次はアルバムジャケットをお願いするならタケさんがいいな」と実は思っていた。

依頼したところ、すぐに快諾くださり、色々アイデアを出してもらい、
こちらからも「こんなのどうでしょう?」とやりとりをさせてもらい・・・。
おかげさまでこれまでのFREEFUNKとも違う雰囲気になったのでは無いかと思う。
タケさんの世界観と、FREEFUNKの世界観が融合している。
ジャケット画像を公開したら、早速「団地ファンク」と書いてくれた人がいて、
斬新な言葉の響きだと思った。

FFのメンバーと思われる面々が、どこか懐かしい昭和の団地の公園で
演奏を始めている風景。
団地は夕暮れだろうか。空はすでに陽が落ちはじめ、紫の夜が頭上に広がっている。

前作(アルバム『The Return Of Funkaphonics』)で地球に帰還したFar East Funk Mobの面々が、
地上に降り立ちファンクの伝道活動をするべく、この団地にやってきたのかな。
あるいは、この団地にはファンク・オリジネイターたちが住んでいて、伝道活動の拠点としたのかもしれない。
団地のベランダに干されている衣類をよく見て欲しい。
ファンク好きならきっと一度は見たことのある「衣類」ではないだろうか。

CDをご予約された方は是非中に入っている歌詞カードもチェックしてもらいたい。
こちらにもタケさんのアートワークが描かれている。

アルバムもいよいよ9月18日発売。
予約も皆さん入れていただいていて、毎日少しずつ発送の準備を進めている。
まだまだ予約は受付中なので、是非アルバムに興味を持っていただいた皆さんには
予約をしてもらえると嬉しい。

FREEFUNK公式サイトで予約の方は、現在国内送料無料。
公式サイトはこちらです。

2021年9月10日金曜日

9.11から20年

9.11のテロからもう20年になろうとしている。
あの時にテレビを通じて見た光景は生涯忘れないものの一つだ。

大学の卒業旅行で訪れたニューヨークの街。
一緒に行った友人とワールドトレーディングセンタービルも訪れ、
屋上で記念撮影をしたのもよく覚えている。
それは1994年のことだから、わずか7年後にまさかあの様なかたちで
崩れ落ちるとは。

仕事から家に帰ってきて、つけた夜のテレビニュースでは最初、
航空機事故のような報道だったが、その後まもなく2機目が激突をした瞬間に、
これはテロなどの人為的なものなのだと実感をした。
その後、ペンタゴンにも飛行機が突入したときき、これはいよいよ戦争なのかと
覚悟をした。
平和な日本に暮らしていても「テロ」や「戦争」などということを思い浮かんだのは、
その数年前の地下鉄サリン事件があったからかもしれない。

当時働いていた会社は、アメリカはLAとニューヨークの両方にオフィスを構えており、
現地スタッフとは日々やりとりをしていたし、仲もよかったので、
本当に心配だった。
幸い連絡は取れみんな無事だったが、「まるで戦争みたいだった」と言っていたのは
今でも覚えている。

先日もアフガニスタンからアメリカ軍が撤退をするというニュースがあり、
まもなくタリバンは政権を掌握し、大統領は海外脱出をしたというニュースがあった。
また、撤退をする米軍機に乗りたくて、離陸する航空機にしがみつき、そして空中で放り出される衝撃的な映像も流れていた。

結局この20年はなんだったのだろうか?
誰がこの戦争の勝利者なのか?
アメリカの「テロとの戦い」を支持し、突き進んでいった日本は本当にそれでよかったのだろうか?

簡単に結論を導き出すことはできないけれど、
戦争の火種を大国が作り、
怨念が重なり合う様に繰り返され、
それに翻弄されるかたちで多くの市民が犠牲になっていく。
こんなことをもう繰り返さないように心から願っている。

当時のテレビニュースはYouTubeに色々あがっていた。
見ると当時の記憶が蘇ってくる。

2021年9月8日水曜日

『Funk Messengers』のタイトルに込めた意味

FREEFUNKのアルバムタイトルには、必ず「FUNK」という言葉が入るようにしている。
今回も「FUNK MESSENGERS」というタイトルにした。
もしかすると、初めてこのCDを手に取った人は、「FUNK MESSENGERS」がバンド名でタイトルを「FREEFUNK」と思うかもしれない。
それでも良い、と実は思っていたりする。

このアルバムに収録する曲を録音をし終えた後に、
武蔵小金井の居酒屋で飲みながら話していた時のこと。
Sammy、遊佐っちと3人で飲んでいた。

遊佐っちから、「僕らはファンクのエヴァンジェリスト(伝道者)になりたいね」という言葉が出て、
それがとても印象に残っていた。
その前段では「ジェネラリストかスペシャリストか?」という話もしていた気がする。
フリーファンクはファンクのスペシャリストで、願わくばファンクを伝道する役割がいいね、という話の流れだった。

アルバムの録音が進む中で、タイトルを考えはじめたときに、
「FUNK EVANGELISTS」とか
「FUNK EVANGELIST FROM FAR EAST」とか色々候補を考え始めた。
言いたいことはストレートに表現できているが、しっくりきていない中で、
ふと思い出したのが「FUNK MESSENGERS」という言葉だった。

実は20年ほど前、ホーンのメンバーが抜けてしまったりした時に、
バンド名をFREEFUNKからFUNK MESSENGERSとして変名バンドでライブをやったりしたことがあった。
その頃からこの名前は気に入っていて、いつか使いたいとおもっていたのだ。

もちろんアート・ブレイキーのバンド名が元ネタというか元祖だが、
ファンクを伝える、届けるという意味で響きが良いと思った。

これまで自分たちがずっと夢中になってきた音楽を、
少しでも多くの人に聴いてもらえるようなファンクの伝道者でありたい。
そんな思いを込めている。
おりしも最初のライブから25年、つまりバンドの25周年というタイミングでのリリースとなり、
集大成的な1枚になっていると思っている。

2021年9月1日水曜日

Funk Messengers!!

9月に入った。今夜つまり8月最後の夜は雨が降り、気がつけば蝉の鳴き声より、鈴虫の鳴き声のほうがよく聞こえた。
そうか、もう秋になるんだねと感じた。

そして、ようやく。遂に!
FREEFUNKの新しいアルバムの発表ができた。
タイトルは「Funk Messengers」。
ファンクを伝道していく決意表明のようなタイトルにしてみた。
もしかしたらFREEFUNKを知らない人には、こっちのタイトルがバンド名に思われるのかもしれない。
まあ、そういうちょっとした混乱も面白いかなと思っている。

内容はとにかくファンク満載だけど、あくまでも自分たち流儀。
先日亡くなった立花隆じゃないけれど、僕らはこんなファンクを聴いてきた、ということを表したつもりだ。
とりわけFREEFUNKを結成した時から一貫して影響を受けてきたジミヘン 、スライ、P-FUNKの雰囲気を感じてもらえるのではと思う。

アルバムのことはまた色々と書いてみようと思うが、
まずは少しでも多くの皆さんに手にとってもらいたいので、予約を絶賛受付中と言うことで、
ジミヘンの命日にあたる9月18日には予約してくれた人の手元には届けたいと思っている。



2021年8月29日日曜日

映画「Summer Of Soul」、この夏最高のバーチャル・フェス体験

昨日は渋谷にて話題の映画「サマー・オブ・ソウル」を鑑賞。
幻のフィルムが再発見されたというニュースが報じられ、やがて映画公開と聞いて、
心待ちにしていた。

結果、本当に素晴らしい映画だった。The Rootsのクエストラブが監修をしたとのことで、
演奏や内容はもちろんのことだけど、映画全体の編集も素晴らしかった。
1969年というのは、ロックやソウル、ジャズに限らず多くのポピュラー音楽の変革の年だったと思うが、
あらためてそのことを実感する内容だった。

ゴスペルの女王マヘリヤ・ジャクソンと堂々たる共演をするメイヴィス・ステイプルズ。
新世代のバンドとして一挙に頭角を表したスライ&ザ・ファミリーストーン。
名門テンプテーションズを離れソロとしてのキャリアを進むデヴィッド・ラフィン。
映画のなかでも「アフリカの女王のよう」と評されていたニーナ・シモーン。
可愛らしさが残るグラディス・ナイトの歌も素晴らしい。
B.B.キングはすでに堂々たるブルースの王様っぷりを発揮している。
映画に出てくるアーティスト全てが素晴らしく、心打たれる。


ハーレムという黒人街でこうした大きなフェスティバルが開催されたと言うことが革新的だし、
ソウルやジャズ、ゴスペルという音楽も新たな時代に突入していく瞬間を記録する凄まじい内容だった。

フィフス・ディメンションやチェンバーズ・ブラザーズのようにこれまであまり話題になることがなかったグループに
脚光があたるのも凄くいい。
個人的にもフィフス・ディメンションあたりはちらっとしか聴いたことがないグループだったから、 映像で見て改めて興味を持った。

こんなフェスティバルにもし参加できる時代に生まれていたら、
なにがなんでも参加をしていたな、と思った。

この夏は結局なんのフェスにも行くことなく、静かに過ごしていたけれど、
最高のバーチャル・フェス体験ができた。

「ワッツタックス」「ソウル・トゥ・ソウル」「ソウルパワー」など素晴らしい音楽映画に並ぶ、
大傑作の登場だ。
願わくば未公開となっている演奏シーンもまとめてボックスセットで作品化してくれないだろうか。
どのライブも世界国宝級の文化遺産だと思うのだが。

2021年8月25日水曜日

Heart Beat Of Rock'N' Roll

ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツが亡くなってしまった。
先日発表されたアメリカツアーへの不参加が追って告知され、
理由が健康問題のようだったので心配をしていたが、まさかこんなことになるとは・・・。
今朝このことを知り、今日はずっと呆然としてしまっていた。
喪失感が半端ない。
帰りの電車で大好きなアルバムを聴き、家に帰ってからはスコセッシ監督作品の「Shine A Light」を観た。 思わず涙が出そうになってしまう。
SNSや色々なところでもこれまで何度も書いてきたが、ロックやブルーズ、そしてソウルにファンクを好きになっていった原点は、
間違いなくストーンズだった。
ストーンズがそういった音楽への世界へと誘ってくれたし、彼らこそがまたその世界の王者のような存在だと悟った。

初めてストーンズを聴いたのは1986年。自分が14歳のときにアルバム「DIRTY WORK」が発表され、
ベテランバンドらしいのだけどなんとも粘っこい演奏と雰囲気に魅了され、
やがて1960年代のデビューアルバムから数多くの名盤に打ちのめされ、のめり込んでいった。

1990年の初来日公演は、大学受験の最中に3回東京ドームに通い、親や周りには呆れられたけれど、
あの時ああしてでも観にいって夢中になったことは現在の自分にとって大事な経験だったと思っている。
きっとそういう人たちが多いのではないだろうか。

その後はロックよりはファンク、ソウルに夢中になっていったけれど、それも先に書いたように
ストーンズを聴いていたことが影響していたし、ロックからは離れていってもストーンズから離れることはなかった。

最後にストーンズのライブを体験したのは2014年。
あれから早くも7年になるのか。
あの時は、きっとまた日本にきてくれると感じていたし、コロナがなければきっとそのチャンスがこの数年であったのだと思う。
ワールドツアーは、スティーブ・ジョーダンが参加すると発表されていたからコロナの状況にもよるけれど
決行されるのではないかと思う。
「Show Must Go On」とチャーリーは言っていたという。
来年になればバンド結成60周年。前人未到の領域に到達しようとしている。
のこったミック、キース、ロンを中心に行けるところまでやり続けてくれることを願う。

チャーリー・ワッツはストーンズの要であり、彼こそがロックンロールの心臓のような存在だった。
本人は飄々としていて、むしろジャズドラマーでありたかったのかもしれない。
ちょっとシャイで、でも芯が通っているところが最高にかっこよかった。
Rest In Peace, Heart Beat Of Rock'N' Roll, Charlie Watts!

※好きなストーンズの曲やアルバムを挙げればキリがないけれど、
つい最近見ていた若きストーンズのテレビ出演ライブ。ジェームズ・ブラウンとも初共演をしたTAMIショーの映像だ。

An announcement from FREEFUNK

お待たせしました。
お待たせしすぎたかもしれません・・・。

ということでFREEFUNKよりお知らせ。
説明は不要かと思うけど、とても短い動画にまとめてみた。
ニューアルバム、この秋に発売!

2021年8月22日日曜日

静かな夏

去年に続いて、今年も家でFuji Rockを鑑賞。
色々な想い、考えもあるなかでの開催だけど、YouTubeの画面越しに楽しませてもらった。
そういえば今年はモヒートを飲んでなかった、と気付き、
夕方に近所のスーパーに出かけたが、生憎ミントは売り切れ。
ラムソーダを飲みながら電気グルーヴのライブを観ていた。



最近は、ちょっと前のスタジオライブのミックスをずっとやっている。
これも早くみんなに聴いてもらいたいけれど、少し先になるかな。

Princeの未発表アルバムの「Welcome 2 America」が大変素晴らしい。
ここのところずっとヘヴィローテーションだ。

Tedeschi Trucks Bandの「レイラ」を全曲カバーしたアルバムも凄くいい。
また彼らのライブは観たいな。

Joh Mayorの新譜もまるで80年代のTOTOか!という内容で、
これまたずっと愛聴している。今更80年代?いや、今だからこそこれが新しいということか。
世界的な潮流なのかもしれない。

近日公開の映画「サマー・オブ・ソウル」はとても楽しみだし、11月にはアリサ・フランクリンの伝記映画がついに公開らしい。
Jenifer Hudsonのカバーによるサウンドトラックアルバムを先に聞いたけど、
もちろん原曲の素晴らしさあっての作品だが、Jeniferの歌も最高だ。

ということで、大した外出もせずにご近所にたまに必要なものを買いにいくぐらいで、
実に静かな夏を過ごしている。
ワクチンは2回摂取はしたけれど、油断してはいけないし2回摂取してコロナ陽性になった人たちもいる。
周りでも罹ってしまったという話をよく聞くようになった。
もはや出来ることは基本の基本しかないけれど、
気を緩めずになんとか乗り切りたい。

2021年8月15日日曜日

8月15日に思うこと

東京オリンピックも終わり、夏も後半戦かと思っていたが、
ひどい雨が降り大変なことになっている。
最近のひどい自然災害は、やはり地球の気候温暖化と無関係ではないようだ。
コロナもそうだが、生活様式を変えていかなくてはいけない時代なのだと感じる。

昨年の8月15日に、戦争は遠い過去ではないと感じるようになったと此処に書いた。
その気持ちはまるで変わらないし、ますます強く感じる。

自分が生まれた1972年は戦後たったの27年。
27年なんて、ほんの少し前に感じる。
オリンピックの喧騒にまきこまれるような広島、長崎の原爆の日だったが、
はやく自分の子供達を広島や長崎に連れていってあげたいと思う。
正確に言えば長崎は自分もまだ訪れたことのない県なので、
訪れたい。

旅行を自由にできるようになるには、もう少し時間がかかるかもしれないが、
コロナもいつか収束する。
その時、きっと世界中の人々は旅人になるのではないだろうか。

旅に出て、知ることや理解できることがたくさんある。
感性が豊かな若い時に、旅行をしたり体験をするのはかけがえのない事だ。

2021年8月1日日曜日

August Night

8月の英語名「August」の語源はローマ初代皇帝のアウグストゥスだという。
日本のこの季節特有の暑さを思えば、まるで”暴君ネロ”のような人物に思えてしまうが、
アウグストゥスといえば、「パクス・ロマーナ」だが、は果たして現在の8月は、平和的だろうか。

7月終わりには愛するプリンス(皇太子、王子!)の未発表アルバム『Welcome 2 America』がリリースされた。
もともと2010年に発売予定だったものがお蔵入りしていたという。
CDを買って聴いてみたが、あまりの素晴らしさに驚いた。
これがお蔵入りするとは、一体プリンスの制作におけるレベルはどんなに高いのか?
お気に入りの曲は先行でも配信でリリースされた”Born 2 Die"や"Hot Summer"など。
リリース以来、繰り返し聴いている。


昨夜は、久しぶりのFREEFUNKスタジオでライブ録音。
詳細はまた追ってだが、楽しくも大変なスタジオ作業だった。
でも、この仲間と演奏するのは本当に楽しいし、最高!
早くみんなに届けたいと思う。


まだまだコロナの状況は良くならないが、
楽しいことや面白いことは、自分で探したり、創っていくのが良い。

2021年7月25日日曜日

Summer Vacation

夏の始まりの4連休。
いつものように出かけたりは控えめにして、
ちょっとばかりのんびりと。

暑い夏は、冷やした白ワインやスパークリングが美味しい季節。
家では美味しいワインを飲んだり。



ファンク仲間のまっきーと奥さんが期間限定でやっている高円寺の写真展+ガンボ料理に顔を出したり。



今日は吉祥寺で映画「BILLIE」を鑑賞。
ビリー・ホリデイの物語は悲しく切ない。ビリーのことを取材していた女性の目線から描かれていて、
これまで知らなかったことも語られていて、興味深かった。



東京オリンピックも開幕したが、コロナの感染も止まらない。
なにが正解なのか、見出すのが難しい時代だけど、
美味しいものを食べたり、音楽を聴いたり映画を観たり、そういう時間はかけがえないなと思う。
とても静かな休日を過ごしたけれど、たまには悪くないかも、と感じた。

インプットを色々してきたから、
久しぶりに新しい曲も作り始めてみよう。
ずっと温めていたアイデアやリフレインを、少しずつまたカタチにできればと思う。