2021年8月25日水曜日

Heart Beat Of Rock'N' Roll

ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツが亡くなってしまった。
先日発表されたアメリカツアーへの不参加が追って告知され、
理由が健康問題のようだったので心配をしていたが、まさかこんなことになるとは・・・。
今朝このことを知り、今日はずっと呆然としてしまっていた。
喪失感が半端ない。
帰りの電車で大好きなアルバムを聴き、家に帰ってからはスコセッシ監督作品の「Shine A Light」を観た。 思わず涙が出そうになってしまう。
SNSや色々なところでもこれまで何度も書いてきたが、ロックやブルーズ、そしてソウルにファンクを好きになっていった原点は、
間違いなくストーンズだった。
ストーンズがそういった音楽への世界へと誘ってくれたし、彼らこそがまたその世界の王者のような存在だと悟った。

初めてストーンズを聴いたのは1986年。自分が14歳のときにアルバム「DIRTY WORK」が発表され、
ベテランバンドらしいのだけどなんとも粘っこい演奏と雰囲気に魅了され、
やがて1960年代のデビューアルバムから数多くの名盤に打ちのめされ、のめり込んでいった。

1990年の初来日公演は、大学受験の最中に3回東京ドームに通い、親や周りには呆れられたけれど、
あの時ああしてでも観にいって夢中になったことは現在の自分にとって大事な経験だったと思っている。
きっとそういう人たちが多いのではないだろうか。

その後はロックよりはファンク、ソウルに夢中になっていったけれど、それも先に書いたように
ストーンズを聴いていたことが影響していたし、ロックからは離れていってもストーンズから離れることはなかった。

最後にストーンズのライブを体験したのは2014年。
あれから早くも7年になるのか。
あの時は、きっとまた日本にきてくれると感じていたし、コロナがなければきっとそのチャンスがこの数年であったのだと思う。
ワールドツアーは、スティーブ・ジョーダンが参加すると発表されていたからコロナの状況にもよるけれど
決行されるのではないかと思う。
「Show Must Go On」とチャーリーは言っていたという。
来年になればバンド結成60周年。前人未到の領域に到達しようとしている。
のこったミック、キース、ロンを中心に行けるところまでやり続けてくれることを願う。

チャーリー・ワッツはストーンズの要であり、彼こそがロックンロールの心臓のような存在だった。
本人は飄々としていて、むしろジャズドラマーでありたかったのかもしれない。
ちょっとシャイで、でも芯が通っているところが最高にかっこよかった。
Rest In Peace, Heart Beat Of Rock'N' Roll, Charlie Watts!

※好きなストーンズの曲やアルバムを挙げればキリがないけれど、
つい最近見ていた若きストーンズのテレビ出演ライブ。ジェームズ・ブラウンとも初共演をしたTAMIショーの映像だ。

1 件のコメント:

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