2020年3月31日火曜日

転んでもただでは起きない

昨夜の都知事の会見はひどかった。
カラオケやライブハウスは名指しで行かないようにとされていたが、
それならば営業補償をするべきだろう。
飲食店も同様だ。

これまで何とか期待を持っていたが、ついに自分の出演予定のライブが延期となってしまった。
4月26日に予定していたプリンスのトリビュートライブだ。
今回はサイモンガー・モバイルも出演を予定していて、Purple Night Generationのセットリストも組み直して
過去最高かつ最多の楽曲を演奏するつもりで準備していたのに。。。。
残念でならない。
参加予定をしてくれていたDJ Akkyさん、タケさん、美咲さんにも申し訳ない。
このイベントは中止ではなく延期で、必ずまたやろうと思っている。

そして転んでもただでは起きない。
5月5日には別のイベント「Root Down Session featuring Izumi "Mimi" Kobayashi」を開催することになったので告知。
2年前に大好評だったMimiさんとのセッションライブをまたやることになったので、
ぜひ遊びに来て欲しい。

Root Down Session featuring Izumi "Mimi" Kobayashi Vol.2

May 5 (Tue)
at nob, Shibuya

渋谷にあるミュージック・バーnobにて夜な夜な繰り広げられるジャムセッション。
セッションホストを務めるミュージシャン・プレイヤーたちが送るスペシャルなライブが緊急決定!
2018年に開催し、大好評だったIzumi "Mimi" Kobayashiさんを迎えたライブ・セッション再び開催します!

70年代より高中正義バンド、フライング・ミミ・バンド、80年代にはソロを中心に活躍をしたMimiさんのルーツとなる
Soul, Funkからオリジナル曲までを演奏予定です!

5月22日には目黒Blues AlleyでFlying Mimi Band再結成ライブも予定されており、
70〜80年代の日本のポピュラー・ミュージックが再評価される中、Mimiさんとのライブ・セッションご期待ください。

doors open 6:30pm
show start 7:00pm
charge 2,500yen + 1ドリンクオーダー

live:
Izumi "Mimi" Kobayashi

Band musicians
YoSUKEKID (vocal, keyboard) from Ebony-B
Captain Freefunk (guitar, vocal) from FREEFUNK
Norio Yoshida (bass, vocal) from Ebony-B
Keiji Matsuo (drums) from Ebony-B
Kenji "Shibaken" Koshiba (sax) from FREEFUNK
and more....

Nob Shibuya website
https://shibuya-nob.com/

志村けんさん逝く

コメディアンの志村けんさんが、コロナウィルスからの肺炎で亡くなってしまった。
コロナは我々人間の命だけでなく、笑いまでをも奪っていくのか、と朝のニュースで知って茫然とした。

我々の世代、おそらく45〜55才ぐらいまでの人にとって、志村けんという人は絶大な影響のあるお笑い芸人だったと思う。
土曜の8時は全員集合を欠かさず観ていた。
ある時から「俺たちひょうきん族」が勢いを増し、ビートたけし扮する「たけちゃんマン」が人気になり、
いつしか全員集合は終わってしまったが、今度はその「ひょうきん族」もマンネリ化し終わってしまった時に
「カトちゃんケンちゃんごきげんテレビ」がやっていて、それも観ていた。
ドリフの大爆笑やバカ殿なんてのも観てたなあ。

子供の頃、いつかあの全員集合の会場に行ってみたいと思ったものだ。
会場で「志村、うしろー!」とか叫んでる子供達がちょっと羨ましかった。

ドリフ、志村けんさんといえば音楽との関わりを外せない。
これも散々語られていることだけど、
あの有名な「ヒゲダンス」のテーマは、テディ・ペンダグラスの「Do Me」が元ネタだし、
僕の大好きだった「早口ことば」はウィルソン・ピケットの「Don't Knock My Love」が元ネタ。
ボイスチェンジャーを使ったシャウト「ワーオ!」はまさにウィルソン・ピケットそのもの。

ドリフターズの早口言葉


話はそれるが、いかりや長介さんのかっこよさと言ったら!
まさしくバンドリーダー、ファンクプリーチャー!

ウィルソン・ピケット/Don't Knock My Love


この辺のドリフとファンクに関してはこのサイトなんかが詳しい。

ある意味、まだ洋楽に目覚める前に我々の世代はドリフ、志村けんさんによって
ファンクやソウルのサウンドに夢中になっていたと言える。

今年は70才になり、初の映画主演の話もニュースで知り、
とても楽しみにしていた。
晩年のいかりや長介さんがよき俳優になったように、志村けんさんもそういう渋みのある俳優になるんじゃないかと思ってたのだ。
NHKの朝ドラにも出演だというし、楽しみにしていたのに悲しい。

しかし、日本を代表するコメディアン、日本中を笑わせてくれたお笑い芸人を送り出すのに涙は似合わない。
ドリフや志村けんさんの番組は今はかなりAmazonとか色々で見ることができるので、
最後まで笑わせてもらおうじゃないか。

たくさんの笑いをありがとうございました、子供の頃から大ファンのまま大人になりました。
心から追悼の気持ちを込めて。

2020年3月30日月曜日

Stay Home, Be Safe and Make Music.

今週末は都知事はじめ全国の首長からの要請もあり、
外出自粛。
もともと用事がない限り、遠出をすることはないが、
日曜はとくに雪も降っていたので、とりわけ家にこもっていた。

今はとにかくみんな、家にいて安全でいようという時期。
仕事や学校や、色々が不安なことも多いけれど、
なにはあっても自分の命があってこそ。
Stay Home, Be Safeだ。

自分はそこにもう一つ、Make Musicを付け加えたい。
ライブやセッションは困難な時期だけど、またその時を待って準備をすべし。
そして今は幸いなことに自宅で曲を作ったり、録音をすることもできる。
なんなら配信や映像を公開することすらできる。
やれることをやろうと思う。

まずは土曜に発表したCDの発売。
この準備を進めていこう。
そしてまだ録音したい曲やプロジェクトはいっぱいある。
外出自粛で止まってしまったものもあるけど、
やり方はあるはずだ。
実際にPro Toolsにも遠隔セッションできる機能があるし、
そうでなくても演奏音源を各自で持ち寄ってまとめることもできる。

今日は巣篭もりな日曜にぴったり?な大人の科学の「トイレコードメーカー」が到着したので、
組み立てて遊んでいた。
まさかのカッティングマシンを自分でもてる日がくるとは。
音質はさほどよくないけれど、おもちゃとしては最高に可愛いし、
自分の音源をレコードにできるというのが、かつてレコードを買い漁った世代としては、
夢のような機械だ。

↓4月17日発売の新作の中から「レコード」という曲をレコードにしてみた。
この曲はこれで持って音源初披露ということになる。


2020年3月28日土曜日

CDEP「レコード/カセットテープ」リリース!

ずっと録音を続けていた作品をようやくリリースすることができる。
タイトルは「レコード/カセットテープ」。
昔のシングル盤、ドーナッツ盤なんて呼んでいたが、そんな雰囲気を出しつつ内容は4曲入り。
シングルというかミニアルバムというか迷ったが、昔「EP」という言葉があったので、
RCサクセションの「EPLP」よろしく、「CDEP」と呼んできた。

このフォーマットはCDEPと呼ぶことにして、今回のCDEPの正式タイトルは「レコード/カセットテープ」なので一つよろしく。
少しでも多くのみなさんに聴いてもらえたら嬉しい。

「レコード」は、プリンスの曲「Musicology」にインスピレーションをもらって書いた曲。
ここ数年プリンスのトリビュートをやる機会があるので、「Musicology」を演奏することも増えたのだが、
あの曲のプロモーションビデオに出てくる少年のように、
自分もかつてティーンエイジャーだった頃、夢中で音楽を漁り、ファンクにたどり着いたことを歌ったものだ。
ライブではよく演奏しているので、お馴染みの曲になっている。

「カセットテープ」は、「レコード」から繋がるようなテーマで、
買い漁ったレコードやレンタルしたレコードをカセットテープにダビングして編集してた頃を思いながら作った。
こちらは歌うのは桃花。本人はカセットテープ世代じゃなく、CDとMDの世代なんだけど、
80年代風のサウンドや、ちょっと恋愛のことも含めた歌詞にしたかったので、
桃花に歌ってもらいたくて、今まで書いたことがなかった女性の歌詞にチャレンジをしてみた。

こちらの「カセットテープ」は主要な音楽配信サイトでも今日から聴けるようになったので、
是非聴いてみてもらいたい。


【FREEFUNK最新CDリリース!】

FREEFUNKの最新CDEP『レコード/カセットテープ』4月17日発売!
4曲入CDを完成させることが出来ましたので、是非お買い求めください。

<収録曲>
1. レコード
2. カセットテープ
3. 真夜中のガンボ
4. ロックンロール・シティ

label: Freefunk Music 品番 FMCD-005
価格 ¥1,000(税抜) / ¥1,100(税込)
販売は当面、FREEFUNKオフィシャルストアとライブ会場となります。
FREEFUNKオフィシャルストアでは現在予約受付中!
リリースを記念して、4月30日までのご注文は送料無料にてお届けします。(日本国内のみ)

■FREEFUNK official store
https://freefunkmusic.stores.jp/
またこの機会に収録曲のうち「カセットテープ」を主要音楽配信ストアで配信開始しました!
ぜひ聴いてみてください。
桃花のリードボーカルをフィーチャーした、80'sフレイバー溢れるファンク・ナンバーです。
■主要配信サイトへのリンク
https://linkco.re/ExVZUYyX


2020年3月27日金曜日

航海日誌10周年Flashback③ 2012年夏 Soy Soulsと亘理町への旅

航海日誌振り返り第3弾。
2012年夏。
航海日誌は2回に分けて書いていた。
SOY SOULS東日本ツアー記録 part1
SOY SOULS東日本ツアー記録 part2


この夏は岐阜の先輩ブルースバンド、SOY SOULSに誘われて一緒に宮城県亘理町、仙台をライブして回った。
長きに渡るバンド仲間の凛々も一緒というレアな組み合わせだ。

震災のあとに初めて訪れる東北の地で、亘理町は初めての訪問だった。
昼はこうじ先輩の繋がりで、亘理町の市民ホールで演奏をさせていただいた。

地元のバンドの皆さんとも交わりながらの昼のステージをへて、仙台市に移動。
夜は今はなき名店、HEAVENでSOY SOULSのワンマンライブ。
bop-gunさんもみにきていただいたり、昼の亘理町のライブで気に入ってくれて夜も来てくださったお客さんがいたりして、
嬉しかった。

今だから書いてしまうが、夜のライブは実は会場側のダブルブッキングなんかもあったりして、
もうライブ出来ないんじゃないかという状況もあったりしたが、
色々の交渉の末、なんとか実現したライブだった。
先日も書いたように、震災の後のライブを断念せざるを得なかったことへの強い思いもあったので、
なんとしてもライブをやりたかったのだ。
決して多くはないお客さんを前に、堂々とSoy Souls、凛々、自分で頑張ったんじゃないかと思う。

「犬になれ!」でまたみんな踊ってくれて嬉しかった。

亘理町や、のちに訪れるようになる石巻の街の名前をテレビやラジオで聞くたびに、ハッとこのツアーのことを思い出す。
そして市民ホールに来てくれた街の人たち、優しく対応してくれたボランティアのみなさんのことを思い出す。
そういえば東京への帰りの新幹線の中では、はらこめしの弁当を食べたけどえらい美味しかったなあ。

震災の傷跡も生々しい時期の訪問だったけど、声をかけてもらえて本当によかったし、
心に残るツアーとなった。



2020年3月22日日曜日

航海日誌10周年Flashback その2. 2011年3月震災、そしてライブ

航海日誌10年を記念して振り返るとき、やはり避けては通れない2011年3月の東日本大震災。

あの日のことは忘れないように、忘備録を3月31日の日誌に書いていた。

3月28日には新宿でライブをやっていて、そのためのリハを3月11日にやっている。



ライブに向けては、社会はまたいつもの”自粛ムード”に包まれつつあったので、
16日の航海日誌 「Ahh...The Name Is FREEFUNK, Baby!」にはこう記した。


たとえ不謹慎と思われようと、
不要だと言われようと、
自分が言いたい事をいいたい。

クダラナイ事を皆がわいわい言いあって、
グダグダとやっていた
3月11日のお昼までのように。

そこに戻ろう!とは言わない。
それは無理な事だ。
しかし自分たちの手で取り戻さなきゃ。

コロナウィルスの禍に振り回されている現在2020年も、同じような状況だ。
もちろん震災とは違う性質のものだけど、人間の行動はまるで変わっていないように思う。

この日誌は最後にこう結んでいる。

遠慮がちにファンクをするなんて、
オレたちのバンドコンセプト=「FREE」「FUNK」じゃないんだよ!


今もその気持ちは変わらない。

エンタテインメントの世界に関しては、震災の時より今回のコロナウィルスのほうが更に深刻な状況だ。
世界規模であること、終息する方法も逃げ場もないことなど色々な理由があるが、
みんながエンタテインメント、音楽や映画に限らずあらゆる種類のエンタテインメントを欲しているのは間違いないし、
変わりようがない。
この状況の中で少しでもなにか出来ることを探っていくしかないと思う。

あの震災が、社会を大きく変えたように、
今回のコロナウィルスもまた世界を大きく変えようとしている。

2020年3月20日金曜日

航海日誌10周年Flash Back その1. 2010年9月定禅寺ジャズフェス

先日も書いた通り、この航海日誌を書き始めて10年。
節目ということで、この10年のことを振り返りながらいま想うことを徒然と書いてみよう。
ということで今日はまず1回目。
2010年9月17日の航海日誌から。


フリーファンクで初めて仙台定禅寺のジャズフェスに参加をした。
全国の参加型ジャズフェスでもとりわけ有名で集客力も高いということで、
仲間たちも結構参加をしていたから「やってみよう!」ということで参加をした。
本当に、普通にデモ音源を送って審査してもらっての参加。

初参加だったけれど、勾当台公園の大きなステージの昼という良い環境で
演奏をすることができた。
30分程度のライブだったが、最初はちょっとシャイだったお客さんも
最後の「犬になれ!」ではダンスする人たちがいっぱい出てきてくれて嬉しかった。

当時の日誌にこう書いた。

ご覧の通り、円形ステージに集まってフリーファンクシャトルに「搭乗」してくれたのは、
おそらく普段はファンクとかもそんなに聴かないであろう方達。
年齢も色々で、すごく良いなあと思ったのが年配の人達も多く、楽しみに来てくれた事。
本当にノリが良い!
来年も絶対に参加して、皆さんと一緒にファンキーチキンを踊りたいですね。


しかし翌年の3月11日、東日本大震災がおこり、
残念ながら2011年の参加は見送らざるを得なかった。
あの時共演をした人や、踊ってくれた人たちは無事だったろうか?と想うこともあった。

このあと数年後にSoy Soulsのこうじ君に誘われて亘理町、仙台でのライブにソロで参加したり、
またその後、田口さんから誘ってもらい石巻でのOre-Fesに参加させてもらうようになり、
あの時の忸怩たる思いは少しは払拭出来たとおもう。

全国各地で「ファンキー・チキン」をやってみて感じたこと。
それは県民性や地域性がすごくあるということだ。
関西あたりではこういうファンキーで踊る曲で「一緒に踊ろう!」と言った瞬間にステージにもうお客さんがいたりする。
ノリがめちゃくちゃ良い。
東京は、もうちょっと斜に構えてる感じ。でもそれなりに楽しんでいたりする。
仙台は、みんなすごくシャイなんだけど堪えきれなくなると、堰を切ったように踊り出す。

久々にまた皆んなでファンキー・チキンを踊りたいものだ。


2020年3月18日水曜日

航海日誌10周年

今年は東京に来て30年だとか、自分にとっても節目となることが多いのだけど、
実はこの「FREEFUNK艦長の航海日誌」もまもなく10年になる。
正確に言えば、LivedoorブログからBloggerに引っ越し、この名前を付けてから10年。

年間の投稿がだいたい60本前後なんで、週1程度のゆるい更新だし、
内容もライブのことや音楽を中心に敢えてしているので、とりたてて面白いことを書いているわけでも、
何かの為になるわけでもない。

でも、書いてきてよかったなと思う。
10年前以上に社会の情報はSNS中心になってきているけど、ブログや、最近ではNoteのように、
自分の考えて書いたことをストックしておく流れがまた出てきてるように感じる。

たとえば毎年、新年の抱負を書いたり、1年を年末に振り返るときも、
この航海日誌に書いたことを見返すと、
自分が何を考えていたか、何をしていたか書かれているのでそれが面白いのだ。

これからもゆるい更新と、かなり偏った音楽のことばかりを書いていくと思うし、
コメント付けてもらって応答してみたいなことは全くやるつもりがないので垂れ流しではあるけど、
まあ暇つぶしにでも読んでやってもらえればと思います。
皆さまありがとう。

ここしばらくはこの10年の航海日誌の中でも思い出深い出来事なんかをいくつか挙げて、
今思うことなんかを書いてみたいと思う。

ちなみにBloggerでの航海日誌の最初のポストはこんな感じ。
https://freefunkmusic.blogspot.com/2010/03/blog-post.html

テスト中、とあるのになぜかタイラーが弁当食ってる写真!

2020年3月11日水曜日

3月11日

9年目の3月11日。
復興もまだ道半ばの現在、コロナウィルスという新たな困難が世界に突きつけられている。
まるで9年前のときのように、
誰か悪者を探し、デマが流れ、おかしな自粛ムードに包まれている。

ありふれた、あの日常が戻って来て欲しいと願うばかりだが、
震災の前後では世界が少し変わったように、
今回のコロナウィルスも世界を変えようとしている。

日本の社会も大きく変わるのではないだろうか?
言葉だけが先行していた働き方改革も、いよいよ本腰入れないと厳しいだろう。

先日も書いたとおり、エンタテイメントビジネスの置かれた状況は相当厳しく、
このままいけば失業する人や倒産する企業も出てくるかもしれない。
良くも悪くも、時代の急激な変化に対応できるかどうかが試されているように感じる。

もう、これまでのような「日常」は戻ってこないかもしれないのだけど、
せめてありふれた毎日を刻むことが愛おしいと思えるぐらいになれば、という願いを込めて
久しぶりにこの曲を。

FREEFUNK-日常







2020年3月6日金曜日

フキンシンテレキー再び

災害時に社会を覆う、いつものヤツが姿を現わしつつある。
その名はフキンシンテレキー。

こんなご時世にそんな不謹慎なことを、というヤツだ。

テレビじゃすっかりライブハウスは悪者扱いで、
まるでコロナウィルスのホットスポットのような報じ方だ。
ライブハウスなんかよりよっぽどホットスポットで濃厚接触の多い場所も多いけど、
こういうエンタテインメントの場は、スケープゴートにされてる感もある。

目に見えないウィルスの脅威からは逃げなければいけないけど、
フキンシンテレキーとは戦わなくてはいけない。

そんな折にこんなライブを開催するというニュースもあり面白かった。



配信もない無観客ライブだそうだ。
面白い。
きっとこのライブを”妄想で観た”人たちのライブの感想で盛り上がるのではないだろうか。

そのうちライブイベントで「濃厚接触」ってイベント始める連中もいそうな気がする。
なんかすごく盛り上がるイメージが浮かぶ、ホットワード。今年の流行語になるかも?

9年前の震災時の航海日誌にもフキンシンテレキーのことは書いた。

もちろん不謹慎だけでない、色々な事情を考えてのライブ中止やイベント中止もあるだろうが、
だからと言って決行をしたり、そういう場所に行く人たちを不謹慎だと言うのは違和感があると表明しておきたい。

2020年3月2日月曜日

コロナ、コロナ

コロナウィルスの影響もあって、世の中はなんだかざわついている。
ライブやイベントが次々と中止になり、テーマパークや美術館博物館も休館となり、
街を歩いている人もこの週末は少なかった。
仕事も在宅になる会社も出始めている。

この週末は、家に籠り曲のミックスダウンや、譜面を作ったり。
今日は映画を2本観て、仕事もしてミックスもやって、なかなか充実をしていた。

早いところコロナウィルスにも”家に篭って”もらって、
またライブやイベントが世の中たくさん行われるようになって欲しい。
こういう疫病の流行というのはこれからも起こりうるから、
政治家や専門家はこれを機に、しっかりと対策を練ってほしいし、
一般市民も、震災や台風被害で学んだように、備えておくことを考える必要があると思う。

なんかこんな状況に対して良い曲ないかな、と考えて気が付いた曲は
大好きなピアノ・レッドの「コリーナ・コリーナ(Corrine, Corrina)」。
ちょっと違うかな!?なんとなくってことで。
ちなみにこの曲は「Why don't you come on home?」と歌ってるのでその点は大きく違うね。
ま、ピアノ・レッド師匠は別名「ドクター・フィールグッド(Dr, Feelgood)」だから、そんなお医者さんに診てみらえば良いかも。



ともあれ、こんな感じのちょっと懐かしいブギウギを家に篭って聴くのは悪くない。