2022年10月29日土曜日

LIVE三昧 -ブルーノ・マーズ、山下達郎ライブ-

今週は今年一番の”ゴールデン・ウィーク”だった。
自分自身のバンドライブもいい形で終わり、
水曜にブルーノ・マーズ、木曜には山下達郎ライブと、
観たかったライブが続き、最高の体験をすることができた。

ブルーノ・マーズは東京ドームという環境をものともせず、
派手な演出もほとんどなかったが最高のライブだった。
「24K Magic」や「Uptown Funk」のような直球ファンクサウンドがドームに鳴り響く快感。
ギターを弾いたり、ピアノで弾き語りをしたり、ダンスをしたりと、
JB、プリンスの系譜にいるのだなと改めて感じた。

達郎さんのライブは、ブルーノ以上に派手な演出はないし、
客席も基本座って聞く(後半はスタンディングになった)スタイルだが、
最高の演奏と最高の楽曲で、極上の3時間だった。
なにより達郎さん自身の声が、69歳とは思えない艶やかさで、
衰えなど一切感じさせないパフォーマンスだった。
高校生の頃にTVCMで聴いて、印象に残っていた名曲「クリスマス・イブ」も
生で聴くことができて感激してしまった。
また来年もツアーをするというから、なんとかチケットを入手して観に行きたい。

コロナ禍はまだ収まらないが、エンタテインメントがこうして戻ってきて、
ライブを楽しめるようになっていることは本当に嬉しい。
音楽に限らず、映画や演劇、スポーツにいたるまで、
やはりエンタテインメントは心のワクチンだと思う。

あとはやはり、ローリング・ストーンズに日本にきてほしいなあ。
「引退ツアー」中のジョージ・クリントンもまたライブを体験したい。
先日のアルバムも素晴らしかったSnarky Puppyも来てほしい。

ブルーノ・マーズは上の娘と一緒にいってきた。
洋楽よりK-POP派なのかと思ったら、
ブルーノ・マーズは好きなんだそうな。

2022年10月24日月曜日

Thank You, Jirokichi Live -桃花10周年記念-

昨夜、高円寺Jirokichiでの実に3年ぶりのライヴ。
桃花がFREEFUNKに加入して10年記念として、スペシャルな内容で演奏をしたけれど、
実に楽しい、面白い選曲だったのではと思う。
これまでの10年で生まれたオリジナル曲は勿論、
ゆかりのあるカバー曲(ORITO、プリンス、Cold Bloodなど)、
そして桃花と自分とで選曲したカバーも含めて。

桃花が選んだのは
Dolly Partonの「9 To 5」、Linda Ronstadt「Desperado」。
意外な選曲だったけど、いいチョイスだと思う。
Dolly Partonなんてファンクバンドが演奏をする機会は滅多にないが、
ノリがすごく明るくてキャッチーで最高。
Lindaは最近お気に入りらしく、元々はイーグルスの名曲だが、
歌の力が示される曲で、これもよかった。

自分からリクエストしたのは、荒井由実「中央フリーウェイ」。
これはきっと桃花の声に合うと思ったので、チョイスしたけど、
演奏も含めてけっこういい出来だったのでは?と自画自賛してみる。

ライブには色々な方面からお客さまが来てくれて、
本当に嬉しかった。
ご来場の皆様楽しんでもらえたら最高だ。

3年ぶりのJirokichiは進化していて、
コロナ禍を経て始めた配信サービスも素晴らしいクオリティで、
映像もたくさんのカメラ(iPhoneを10台近く駆使していた)と、
Jirokichiクオリティの音質でやってもらえて感動。
こちらは期間限定だがYouTubeで観れるようなので、
ライブに足を運べなかったみなさんにも是非観てもらいたい。

ちなみに映像に投げ銭をしてもらうと、特典映像が観れるのだけど、
こちらは先日スタジオで撮影したライブや貴重(?)な桃花+シバケン+自分の座談会も観れるので、

是非観てやってください。

一緒にやるようになって10年もあっという間だったけど、
これからもたくさん面白い曲作って、いっぱいライブやツアーするので、
みなさまひとつよろしく。

FREEFUNK 桃花10周年記念ライブ
2022年10月23日(日)
Jirokichi, Kouenji

SET LIST
■Set1
1. カセットテープ
2. 中央フリーウェイ [荒井由実]
3. Electric Lady
4. コンガラコネクション[ストップ!ひばりくん ED]
5. ミライ [JUJU]
6. I Been Down [Margie Joseph]
7. Desperado [Linda Ronstadt]
8. Not Just Hot But Spicy

■Set2
1. I Just Want To Make Love To You [Cold Blood]
2. Super Duper Love [Sugar Billy, Joss Stone]
3. 9 To 5 [Dolly Parton]
4. How Come You Don't Call Me Anymore? [Prince, Alicia Keys]
5. I Never Thought [ORITO]
6. Baby I Love You
7. 人間解放戦線ブギー
8. 森羅万象-Band Introduction
—encore—
9. Jump & Shoot

FREEFUNK...
桜谷"艦長”俊文 (guitar, vocal)
桃花 (vocal)
ウラッチ(drums)
Sammy (keyboard)
Yusa Shingo (bass)
Shibaken (sax)
ESP (trumpet)

2022年10月16日日曜日

10月23日は高円寺次郎吉でFREEFUNK 桃花10周年記念ライブ

先週はスタジオリハをやったり、ちょっとした録音をしたりと、忙しい。
そして来週10月23日は高円寺次郎吉でFREEFUNKライブ。
桃花がバンドに加わって10年の記念ライブなので、
選曲もバラエティ豊かで、でも基本はファンクで。

新曲「Electric Lady」も先々月の新宿以来で、演奏予定。
触れると“感電死”するような、魅力的で危険な女を歌詞にしてみた。
ファンカデリックに、ジミヘンのスパイスをちょっと多めにしたような、
そんなイメージの楽曲。

カバーもFREEFUNKオリジナルも、たっぷりと演奏予定なので、
是非みなさんに観てほしい。
次郎吉で演奏をするのはコロナ前の2019年以来だから、 実に3年ぶりというのも感慨深い。

ライブに向けたコメント動画も撮影したけれど、
まあ相変わらずというか、ユルく、落ち着きのないオジサンたち・・・。
桃花よ、よくこの連中と10年も付き合ってくれてありがとう(笑)!

ライブは予約を絶賛受付中で、
次郎吉の予約サイトでも大丈夫だし、直接DMをもらっても大丈夫。
ということで、楽しいライブにするので、
みなさんのご来場をお待ちしています。



10/23/2022(sun)
at Jirokichi, Kouenji TOKYO

FREEFUNKに桃花が加入して10年!記念してライブを高円寺次郎吉で開催!

doors open 6:30pm
show start 7:30pm
ticket: 予約3,000円 当日3,500円+ 1drink order

Jirokichi website

2022年10月7日金曜日

ORITO SOUL REVIEW 2022

今年のORITO SOUL REVIEWの開催が発表となった。
およそ2年ぶりとなる今回は目黒のBlues Alley Japanで開催だ。
いつもよりちょっとコンパクトに、でも近い距離感で演奏となる。

直前に飛び込んできたPECOちゃん、TOMICAさんの訃報という悲しい出来事。
PECOちゃんにも、みんなの気持ちが届くように、
そして一緒に歌ってくれるようにと願っている。

会場の制約もあり、今年はソロで参加するのだけど、
どの曲にしようかな、と考え始めている。
シンガーには初参加となる稲泉りんちゃん、久しぶりのJAY'EDくん。
素晴らしい歌を聴かせてくれることと思う。
りんちゃんは、なんだか付き合いは長いけれどご一緒するのは初めてだ。
彼女の世代ではダントツの実力シンガーだといつも思っている。

チケットの発売開始は10月8日(土)12:00からとのこと。

皆さんとともにORITO SOUL REVIEWでお会いして、
ORITOさんだけでなく、池間さん、PECOちゃんの”魂(ソウル)”とも触れ合いたい。

ORITO SOUL REVIEW 2022 〜ReBoot!〜

■公演日・会場
2022年11月6日(日) BLUES ALLEY JAPAN

■開催時間
開場/17:00  開演/18:00
■出演 村上てつや(from ゴスペラーズ)、FREEFUNK艦長、稲泉りん、 JAY'ED、Suga Pimps、Sista Mei-Me (Vo)

BAND:THE WILD DANDELION
(星川 薫 (G)、酒井 太(B)、中道勝彦(Key)、柿崎洋一郎(Key)、三浦晃嗣(Ds)、山本 一(Sax))

■チケット代

テーブル席(自由) \6,500 (税込)
※オーダー別
※整理番号付き
※3歳以上チケット必要

■一般発売日
10月8日(土)12:00~
チケットペイ 

■お問い合わせ
BLUES ALLEY JAPAN  ☎03-5496-4381 平日/12:00~19:00

2022年10月3日月曜日

「THE FOOLS 〜愚か者たちの歌」を観て

昨夜は新宿LOFTで、映画上映とライブを交えた「THE FOOLS 〜愚か者たちの歌」を観てきた。
ずっと話には聞いていたTHE FOOLSのドキュメンタリー映画の完成を記念したイベントで、
前半は最速映画公開、その後はTHE FOOLSの元メンバーやゲストでのライブという構成。

映画は、このバンドの壮絶な歴史と最後を伝えるもので、どこかクールな視点もあって良かった。
とりわけ前半から中盤にかけての、バンドの歴史を見せるパートは圧巻で、
このバンドの凄みを感じさせてくれた。
クロマニヨンズ、元ブルーハーツのヒロトもコメントで登場したが、
彼の語ったことが全てだと思う。


「物凄く上手いんだけどそれをひけらかすバンドじゃ無かった。練習の成果を発表する様な事ではなかった」
リハでめちゃくちゃカッコいいのに、本番でグダグダとか・・・。
自分が若い頃通ったライブは、本当にそんな感じだった。
でも、カッコいい時は最高に、本当に最高にカッコよかった。

映画の中では1990年の代々木チョコレートシティでのライブ映像も
出てきたが、確実にあの客席に自分は居た。
本当に、毎週、毎月通っていたから。

耕さんも良さんも居ないが、クリさん、中島カズさん、EBBYさんら、
往年のメンバーも登場したライブも素晴らしかった。
正直、グダグダなセッションになってしまうのではと危惧していたが、
すごくタイトにまとめていて、最高だった。
次から次へと演奏されるTHE FOOLSナンバーだが、どれも空で歌えた自分に気づいた。
そんなロックバンドは、日本じゃ間違いなくTHE FOOLSだけだ。

万感の思いで映画、ライブと素晴らしい時間を過ごすことができた。
これからもずっとTHE FOOLSの曲は聴いて行くのだと確信している。
もうライブで見ることは無いのかもしれないが、
「Weed War」をはじめとしたTHE FOOLSのアルバムは、どれも最高だ!