少し前になってしまったが、ファンカデリックの創始メンバーの一人、
ビリー・ベース・ネルソンが亡くなってしまった。
少し前から入院しているという情報があったので心配していたのだが・・・。
これで、オリジナルのファンカデリックのメンバーは全員亡くなってしまった。
エディ・ヘイゼル、ティキ・フルウッド、タル・ロス、バーニー・ウォーレル、
そしてビリー・ベース。
ビリー自身が”ファンカデリック”の命名をした本人であり、
ファンカデリックであることに誇りを持っていたと思う。
それは彼の発言の節々からも滲み出ていた。
ファンカデリックは、1967年のパーラメンツのヒット曲「TESTIFY」をツアーで演奏するべく、
結成されたバックバンドだったが、ウエストバウンド・レコードと契約をした際は、
パーラメント名義ではなくファンカデリック名義。
勿論これは、ジョージ・クリントンによるアイデアだったし、法的な問題を解決するための
手段ではあったのだけど、ビリーはファンカデリックであることに誇りをもち、
また新しいサウンドを作りあげる意識を強く持っていたと思う。
初期のファンカデリックは3枚のアルバムでもってメンバーが脱退、瓦解してしまうが、
この3枚は今も色褪せない、初期ファンクの名盤だと思う。
とりわけ1971年発売の「MAGOT BRAIN」は・・・、などと書きはじめれば終わらないが、
間違いなく、歴史を変えたグループだった。
ビリーはその後、モータウンなんかのセッションプレイヤーとしても活躍するが、
一番有名なのは、テンプテーションズの1975年のヒット曲「SHAKEY GROUND」だろう。
ギターはエディ・ヘイゼルなので、ファンカデリックの二人が参加している曲だ。
こんなに太くて、ボトムのしっかりしたベースプレイは、なかなか聴けない。
1995年ぐらいの日本でのP-Funkのライブだったか、
ビリーはツアーメンバーとして参加して来てくれた。
ライブの冒頭、ジョージ・クリントンが「オリジナルのファンカデリックメンバーだ」と
紹介をしてスタートした「What's Funkadelic?」、
メチャかっこよかった。
ぶっといベースプレイにやられた記憶がある。
ジョージとしても最大限のリスペクトを見せた演出だったような気がする。
その後も来日をしてくれたが、ライブ途中のジョージからの指図が気に入らなかったのか、
演奏途中でも楽器を置いて、ステージを降りてしまうときもあった。
今のP-Funkツアーメンバーではあり得ない、ジョージへの対抗心。
そういう鼻っ柱の強さも、ビリー・ベースならではでかっこいいと思った。
初期のファンクミュージックの成立に、大きな貢献をしたビリーに、
僕らからも心からのリスペクトで、彼の遺した音楽を聴いていきたい。
Thank you for your music, Billy Bass! Fly On!!
ファンカデリック時代のビリーといえば、やはりこの曲。
リードボーカルもとり、「俺たちこそがファンカデリックだ!」という
熱く若い気持ちが伝わってくる。
めちゃくちゃかっこいい!
2026年2月11日水曜日
2026年2月3日火曜日
GO VOTE!
YouTubeを色々とサーフィンしていると、こんなのあったのか!という
面白い動画に出会うことが出来る。
そんな中で見つけたのが、フランク・ザッパがホストを務めている、
「YOUR VOTE」というアメリカの選挙に関する番組。
ここでのザッパは、なんだか真面目というかシリアスだ。
アメリカにおける、マイノリティ達、女性や黒人、様々な人種が、
選挙権を得るにいたる歴史を語り、
最後にはこう締めくくっている。
「選挙のたびに、世界を変えるチャンスが巡ってくる。(中略)
あなたの投票は重要だ」
日本でも来週には衆議院選挙がある。
アメリカと日本では選挙や政治制度も違うが、
総理大臣は「私で良いのかを問いたい」から解散・選挙をするのだという。
つまり信任投票だということらしい。
いちいち発言が危なっかしくて、実際に円安誘導とか、
たいへん迷惑極まりないんだが、それより危ないのは、
「日本列島を強く豊かに」
というスローガン。
そこには日本国民とか、みんなの暮らしは無いらしい。
友人の一人が書いていたが、つまりこれって「富国強兵」だよね、と。
自分の世代はとりわけ強く感じるけれど、
はっきり言ってこの30年以上、自民党に騙され搾取され続けてきたわけで、
じゃがたらの江戸アケミじゃないけど「もうガマンできない!」。
そのことだけははっきりと書いておきたい。
ザッパのシリアスな面持ちを見て、
ちょっと自分も気持ちが引き締まった。
政治のことは政治家に任せておけば良い、なんて考えていると、
後でものすごく後悔することになるだろうから、
しっかりと選挙にいって投票をする。
いや、もう期日前投票に行ってきた。
面白い動画に出会うことが出来る。
そんな中で見つけたのが、フランク・ザッパがホストを務めている、
「YOUR VOTE」というアメリカの選挙に関する番組。
ここでのザッパは、なんだか真面目というかシリアスだ。
アメリカにおける、マイノリティ達、女性や黒人、様々な人種が、
選挙権を得るにいたる歴史を語り、
最後にはこう締めくくっている。
「選挙のたびに、世界を変えるチャンスが巡ってくる。(中略)
あなたの投票は重要だ」
日本でも来週には衆議院選挙がある。
アメリカと日本では選挙や政治制度も違うが、
総理大臣は「私で良いのかを問いたい」から解散・選挙をするのだという。
つまり信任投票だということらしい。
いちいち発言が危なっかしくて、実際に円安誘導とか、
たいへん迷惑極まりないんだが、それより危ないのは、
「日本列島を強く豊かに」
というスローガン。
そこには日本国民とか、みんなの暮らしは無いらしい。
友人の一人が書いていたが、つまりこれって「富国強兵」だよね、と。
自分の世代はとりわけ強く感じるけれど、
はっきり言ってこの30年以上、自民党に騙され搾取され続けてきたわけで、
じゃがたらの江戸アケミじゃないけど「もうガマンできない!」。
そのことだけははっきりと書いておきたい。
ザッパのシリアスな面持ちを見て、
ちょっと自分も気持ちが引き締まった。
政治のことは政治家に任せておけば良い、なんて考えていると、
後でものすごく後悔することになるだろうから、
しっかりと選挙にいって投票をする。
いや、もう期日前投票に行ってきた。
2026年1月28日水曜日
SLY & ROBBIE、最強リズムセクション
レゲエ・ミュージックの最重要かつ最強リズムセクションを担った、
スライ・ダンバーが亡くなった。
スライ&ロビーの名前を知らない人はいないと思いつつ、
知らなくても彼らの演奏やプロデュース作品は絶対にどこかで耳にしていると思う。
自分が彼らの名前を知り、聴くようになったのは90年代初頭。
ブルーズを起点に、ソウル、ファンク、ジャズとブラックミュージックに傾倒する中で、
カリブ海の音楽にも惹かれていくのは、今思えば自然な流れだった。
とりわけレゲエは、ソウルやR&Bをルーツに持つ部分が多く、
ロック系のミュージシャンにも言及されたり、実際にカバーされることもあり、
入りやすかったのだと思う。
ボブ・マーリーやジミー・クリフから始め、
スライ&ロビーの音楽に出会うのもそれほど時間はかからなかった。
その後、90年代には輸入レコード屋で働いたこともあって、
ジャマイカから送られてくる最新のレゲエ、ダンスホールのヒット曲にも触れ、
レゲエにおけるリズムのスタイルの重要性を理解することができた。
スライ&ロビーはプレイヤーとして勿論優れていたけど、
時代の先端を常に捉え、貪欲に打ち込みやマシンも導入したのがすごいと思う。
こうした、新しいグルーヴを作り出すことを競い合うカルチャーは、
ソウルミュージックそしてレゲエの正しい伝統といえる。
ロック系だと、ローリング・ストーンズの「UNDERCOVER OF THE NIGHT」に
スライ・ダンバーが参加しているのが忘れられないし、
山口冨士夫率いるティアドロップスの「谷間のうた」も
スライ&ロビーだった。
ある意味、節操なく仕事をする姿勢は、
”金さえ払えば誰でも乗れる”=TAXIレーベルのやり方だったのかも?
スライ&ロビーのアルバムを久々に聴いてみているが、
やはり素晴らしい。
これまでにも聴ききれないほどの多くの作品を出しているので、 この機会にしっかりと聴いて、スライ&ロビーの二人への追悼としたい。
スライ・ダンバーが亡くなった。
スライ&ロビーの名前を知らない人はいないと思いつつ、
知らなくても彼らの演奏やプロデュース作品は絶対にどこかで耳にしていると思う。
自分が彼らの名前を知り、聴くようになったのは90年代初頭。
ブルーズを起点に、ソウル、ファンク、ジャズとブラックミュージックに傾倒する中で、
カリブ海の音楽にも惹かれていくのは、今思えば自然な流れだった。
とりわけレゲエは、ソウルやR&Bをルーツに持つ部分が多く、
ロック系のミュージシャンにも言及されたり、実際にカバーされることもあり、
入りやすかったのだと思う。
ボブ・マーリーやジミー・クリフから始め、
スライ&ロビーの音楽に出会うのもそれほど時間はかからなかった。
その後、90年代には輸入レコード屋で働いたこともあって、
ジャマイカから送られてくる最新のレゲエ、ダンスホールのヒット曲にも触れ、
レゲエにおけるリズムのスタイルの重要性を理解することができた。
スライ&ロビーはプレイヤーとして勿論優れていたけど、
時代の先端を常に捉え、貪欲に打ち込みやマシンも導入したのがすごいと思う。
こうした、新しいグルーヴを作り出すことを競い合うカルチャーは、
ソウルミュージックそしてレゲエの正しい伝統といえる。
ロック系だと、ローリング・ストーンズの「UNDERCOVER OF THE NIGHT」に
スライ・ダンバーが参加しているのが忘れられないし、
山口冨士夫率いるティアドロップスの「谷間のうた」も
スライ&ロビーだった。
ある意味、節操なく仕事をする姿勢は、
”金さえ払えば誰でも乗れる”=TAXIレーベルのやり方だったのかも?
スライ&ロビーのアルバムを久々に聴いてみているが、
やはり素晴らしい。
これまでにも聴ききれないほどの多くの作品を出しているので、 この機会にしっかりと聴いて、スライ&ロビーの二人への追悼としたい。
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