2026年9月8日火曜日

カサンドラ・ウィルソン逝く・・・

先週、カサンドラ・ウィルソンが亡くなってしまった。
とてもショックだし悲しい。
御年70歳というから、まだそこまでの高齢ではなかったが、
ここ数年は活動を停止していたので、何か事情があったのだろう。
もう一度新作を聴いて、ライブに行きたいと常に思っていたから、
その願いも叶わなくなってしまった。

カサンドラ・ウィルソンに注目をし始めたのは90年代半ばぐらいからだった。
「New Moon Daughter」は今でも大好きなアルバムだし、
自分にとって衝撃的で、音楽的にも触発されたのが、
1999年のマイルス・デイビスの楽曲に歌をつけたりした名作
「Traveling Miles」だった。
「Time After Time」のカバーも素晴らしかったけれど、
オープニングを飾る「Run The Voodoo Down」なんかは、
まさに独自の世界観、音楽で圧倒された。
この時期はマイルスの60年代後期から70年代にかけての、
いわゆる”エレクトリック・マイルス”に夢中になっていた時期だから、
ものすごくストレートに衝撃をくらい、何度も何度も聴いた。

それ以降も素晴らしいアルバムを出すたび、音楽性やサウンド、コンセプトを
変えて刺激を与えてくれた。
でも一貫しているのは彼女の素晴らしい歌声であり、
どんな曲を演奏しても、カサンドラの曲になってしまうような、
そんな引力のある表現者だった。
ライブも頻繁に日本でやってくれていて、毎回必ずのように
ブルーノート東京に足を運んだ。
颯爽とステージにあがり、堂々たる姿で歌うカサンドラは、
まさにアフリカの女王のような神々しさと美しさを纏っていた。

カサンドラはアメリカのミシシッピ出身。
音楽性にも、彼女の歌声にもその根底には、ミシシッピの土地柄や、
ルーツが現れていたように思う。
サンハウスなどのデルタブルースのルーツの曲を歌ったのも、
そういった想いがあったのだろう。

素晴らしい音楽と歌声に、心から感謝を伝えたい。
これからもずっと、カサンドラ・ウィルソンの曲は聴き続けるつもりだ。
Rese In Peace, Cassandra Wilson...


2026年9月5日土曜日

THE ROOTS LIVE 最高のグルーヴ

キャリア30年以上となるHip Hopバンド、THE ROOTSのライブを観てきた。
彼らのデビューのタイミングから追ってきたし、注目をしてきたグループだ、
クエストラヴは今や、
音楽映画のプロデューサー、ディレクターとして優秀な作品を送り出してくれる。
しかしながら、生のライブを体験したことはこれまで無かったので、
良い機会だと思いZEPP HANEDAの単独ライブを観てきた。
とにかく素晴らしい、最高のライブだった。
根底にあるのはもちろんHip Hopなのだが、ファンクやソウル、レゲエ、
時にはロックンロールも含めて、音楽が全部繋がっていくのが彼ら流儀。
JB'sの曲や、Fatback Bandの曲なんかも、まるでサンプリングネタ、いやライブバンドとしての
最高のオマージュという形でぶち込んできてくれる。

自分からすれば、現在進行形のファンクミュージックとは、
こういうことだろう、と感じた。
クエストラヴは、決して派手なプレイをするタイプのドラマーではない。
むしろストイックに、太いグルーヴを送り出し続けるタイプのドラマーだ。
それもすごく良いと思った。
おそらく2本のマイクのうち1本はバンドメンバーへのディレクション用かと思うが、
ステージ後方、少し高い位置から客席も含めて全体を見渡し、
バンドを牽引している様子も伺えてよかった。
フロントマンのBlack Thoughtは、一瞬見た目が往年のRobert P-Nut Johnsonにも見えた。

ギターのカーク・ダグラスが「You Got Me」に繋いで見せてくれたギターソロも素晴らしく、
マイナーの曲調に載せて、ジョージ・ベンソンの「Breezin'」を差し込むあたりも、
面白かった。

この夏はDavid Byrneの最高のライブに酔いしれたばかりだが、
今回のThe Rootsのライブはそれに匹敵するぐらい、素晴らしい内容だった。

2026年8月30日日曜日

FUNKNOLOGY 20周年

ちょっとタイミングが遅くなってしまったのだけど、
今年はFREEFUNKの3枚目のアルバム「FUNKNOLOGY」発売から、
20年目のタイミングだ。
バンド開始から30周年でもあるので、その事を忘れてしまっていた。

2006年は、自分自身にとっても仕事を変えたり転機となる時期だった。
FREEFUNKにとっても、このアルバムのリリースの時期の前後で、
オリジナルメンバーだった、ベースのGONZOが脱退をするという事もあり、
大きな転換期だったと思う。

このアルバムを制作開始したのは2003年の後半ぐらいからだった。
ライブで演奏を始めていた「フリーファンク・シャトル」やMei-Meちゃんが歌う
「Butterfly」なんかはレパートリーだったと思う。

アルバムに向けては、トークボックスのシュウタロウ君を迎えたタイトル曲や、
オーサカ=モノレールの中田さんを迎えた「Do Your Thing」など、
色々と新しい試みも多い。
シバケンが作曲したインストファンク曲「Move It On Funk」もこのアルバム収録だ。

アルバムの楽曲のタイトルに対する”邦題”あるいは”英語タイトル”は、
BMR編集長だった丸屋九兵衛氏につけてもらった。
これも新しい試みだったと思う。

アルバムに対しては、コンセプトノートを作成したのだが、
以下のようなコンセプトを事前に立てていた。

3rdアルバムコンセプト

■セカンドアルバム「宇宙・ファンク・愛」のコンセプト
地上はいま、イージーリスニング症候群に侵されている。工場で作られた耳障りのよい、ありきたりの音楽でもって洗脳され、自由を制限され、コントロールされている。
衛星からの観測をはかるべく、文部科学省はシャトルの打ち上げを計画したが、イージーリスニング微動により、発射出来なかった。そこで、FUNKNOLOGY (ファンク力学)に基づいた技術をもつFAR EAST FUNK MOBに依頼、彼等がそろそろ来る頃である。

■■ニューアルバム「ファンクノロジー:ファンク力学基礎編」 コンセプト

20XX年、地球科学アカデミーにおいて、歴史的な理論がFar East Funk Mob(略称FEFM)より発表された。これは有史以降の数学・物理学を根底から揺るがす大発見となった。
その理論とは、数学において1+1=2というごく当たり前の数式が、彼らの唱えるファンク力学(funknology)を元に、係数funkをかけることによって、全ての答えが「1」、すなわちひとつになるというものである。その数式は以下のように表される。
自然数n
(n + n)funk = 1
よりわかりやすく説明するならば、1+1=1に100+100すらも係数funkをかけることによって1になるということである。FEFMはこの式をさらに簡素化し、ファンク力学においては
1+1=1
とすることを提唱している。
また、上記の式を展開するならば、ファンク力学の根源的な出発点も、より明確になろう。
n + n = 1/ funk
即ち、funkの元には全てはひとつになるということである。
これはファンクノロジーの定理として根幹にある考え方といえよう。

ファンクの法則
全てのものはファンクの元にひとつである


このファンクの法則は様々な影響を及ぼした。地球を汚染しているイージーリスニングシンドロームにより、
耳の穴から穴へと強い偏西風が吹き抜け、コズミックファンク欠乏症に侵されている人々を強く勇気づけるものとなった。
やがて、ファンク力学を元にしたファンクノロジー応用理論により、地球上からのファンクサイン波動を原動力としたシャトルの打ち上げを可能とした。
現在、新世紀の宇宙旅行時代に向けた、新たなシャトルの打ち上げをめざし、ファンクサイン波動のエネルギー収集を急いでいるところである。

オープニング:
それは過去か未来か・・・。
語り部がつむぐ物語、それは宇宙の真理。あらゆるものに終わりはある。しかし宇宙のリズム=鼓動は永遠のものなのだ・・・。

フリーファンク・シャトル
ファンクノロジーの法則に基づいて設計された人類初の大型シャトル。
フリーファンク・シャトルの原動力は科学的には不可能とされる永久機関であり、乗客自身のバックビート出力によおって大気圏を脱出することができるため、乗客が多ければ多いほど脱出速度も速くなるという特性を持つ。つまりそれは飛び続けること、上昇し続けること事態が目的とも言えるのである。

イージーリスニング・シンドローム(反ファンク症候群)
耳を塞ぐことなかれ これは決して怪電波ではない これはラジオの故障でもない
世界を覆う怪しい雲行き IT'S OK 耳障り 目障り まるで体をすりぬけるニュートリノ ノーソウル
薄められたダイエットコーク、ダイエットファンク、塩分控えめ  スパイス抜き
今、世界がこの症状に侵されつつある。地球上の誰もが今、下痢気味、栄養失調。穴から穴へ、耳を通り抜け、心に穴を開けてしまう恐ろしい症状、それがイージーリスニングシンドローム。
これに支配されている限り、永遠に自由はやってこない。これに身をゆだねること、それは死に等しい。ファンクの力を持ってして、その症状を消しさろうとしている。

地球にファンク
ファンクノロジーの発見以降、民衆の間ではファンクに欠けている世界情勢を憂い、地球にもっとファンクを満たすべきだ」という気運が高まった。いわゆる「地球にファンク」運動と呼ばれるものである。
以降、フリーファンクシャトルの民間活用の一環というかたちで大気圏の外からファンクノロジー・レイを放射することになるのだが、大気に滞在しているイージーリスニング.シンドロームを排除する作業を地上からは「ファンクが舞い降りる」と表現するようになる。


ファンクノロジー
耳を塞がれコントロールされている地上を今、抜け出して果てしなく突き抜けよう
今一度覚えて欲しい。世界をファンクで満たそう。そのためにはミサイルじゃなくてシャトルを打ち上げればいい。そして皆で果てしなく遊泳しつづけよう!
ファンクノロジーを持ってすれば大気圏脱出可能 FAR EAST FUNK MOBによるファンク力学理論の実践により、今地球自身がリズムを刻み始めた 地球の廻るリズムに合わせて全ての人々よ、動き出すんだ!

アルバムカバーは2001年の1stアルバム以来の、オノデラ氏によるもので、
ジャパニーズ・ファンクという事から、日本の浮世絵に通じる世界観で作り上げてくれた。

このアルバムはP-Vineから流通をされたので、自分たちの公式ショップで販売はしていないが、
現在は主要な音楽配信サービスで聴けるので、是非聴いてもらいたい。

2026年8月17日月曜日

David Byrne Live, Who Is The Sky?

13日は有明SGCホールで、15日はSUMMERSONICで、
立て続けにDavid Byrneのライブを体感してきた。
Talking Headsの「Remain In Light」は自分の中のロック・ベストアルバム10選に
間違いなく入る大愛聴盤だ。
そして2021年に公開された傑作映画「AMERICAN UTOPIA」で、
彼の最新のライブに衝撃を受け、ずっと心待ちにしていた来日ライブだった。

今回のライブでは、「AMERICAN UTOPIA」以上にバンドは多種多様な構成となり、
一体感も増してきた。
そして映画以上に感じたのが、Talkinh Heads時代の楽曲をこのバンドで、
このステージで演奏する意味だ。
名曲数多いから、懐メロのようにだってやれなくはないが、
そこを今の時代性を背負った、今の楽曲として演奏するのが、
ディヴィッド・バーンのすごいところだと思う。

直接的なメッセージや、誰かを強く批判することは歌わない。
でもステージを構成する大きなスクリーンには、はっきりと彼が伝えたいことが映る。
それも映像や写真と、音楽がシンクロすることで意味を強く持ちだすのだ。
これは本当にすごいと思った。

きっと多くの音楽家がやりたいことが、
このライブには相当詰まっていたのではないだろうか。

ディヴィッド・バーンはMCで言った。
「今の時代、愛と思いやりこそがパンクだ」
と。

それほど世界はイカれていて、
憎しみと分断を操る権力者が跋扈する世界になってしまったのだ。
僕らの住む、この日本も例外ではない。

奇しくも15日は終戦の日で、バーンは散歩中に、
武道館での戦没者慰霊式に向かう天皇陛下の車に遭遇したという。
天皇陛下のお言葉、そして時の総理大臣(名前も書きたくない)の言葉・・・。
「Life During Wartime」がリアルに響いてしまうこの時代を痛感した。

13日の有明のライブでは、細野晴臣さんに会ったということも、
MCで伝えられていた。
細野さんのラジオに出演してくれたら、最高なんだけどな、
などと期待してしまう。

パンデミックのような災害や、戦争の前では、
音楽は脆く弱い存在だ。
でも、だからこそメッセージを発すること、
そして大衆のための音楽として成立することを見事に見せてくれる、
最高のライブ体験だった。
月並みだけど、こんな素晴らしいライブを見せてくれたディヴィッド・バーンや
バンドメンバー、スタッフ、呼んでくれた日本のプロモーター、会場に心から感謝!

2026年8月7日金曜日

8月6日

 昨日から大阪に滞在で、今日8月6日の朝は、ホテルの部屋でテレビを観ていた。

広島の原爆投下の日。81年目のこの日行われた慰霊式典をテレビで観ながら、
黙祷を捧げた。

広島市長のスピーチはとてもよかった。
大国、と名指しこそしなかったけれど、アメリカやロシア、中国などのことだろう。
彼らが核兵器を弄んでいることを指していた。
イスラエルだってそこに含まれる。

NHKは市長のスピーチの間、高市首相にずっとカメラをフォーカスしていた。
何を伝えるべきなのか、よくわかっている。
いつだって「主役は私」の首相も、この時ばかりは主役じゃないと思っていたのかも。
首相の表情をずっと見ていて、確信した。
この人は核兵器のことも、戦争のことも大して考えていないと。
案の定、スピーチでも非核三原則を微妙に後退させる布石を打っていた。


日本は今、とてつもない危機に瀕している。
経済においても止まない円安と物価高だし、
戦争に対する認識も、本当に危うい首相を担いでしまった。

かつてないほど、危機を感じる。
そんな朝のテレビの光景だった。

広島の街はもう10年近く訪れていない。
子どもたちも大人になったが、広島に連れていったことがないことを、
とても後悔している。
また訪れて、原爆ドームや資料館も訪れたい。

写真は10年前の訪問時のもの。
ここに写った子どもたちも、きっと成人しているのだろう。
語り継いで行かなくてはいけないことがたくさんある。
戦争のこと、核兵器のこと。

2026年8月2日日曜日

FREEFUNK x サイモンガー・モバイル Live最高!

8月1日の土曜の夜は、FREEFUNKとサイモンガー・モバイルの共演ライブ。
昨年の11月、お二人が豊橋に移住する直前でも共演をしていたけれど、
やはりこの組み合わせのライブは最高に楽しいし、盛り上がる。
暑い中、多くのお客様に来ていただき、NOBは最高に盛り上がった。

ここ数年は、FREEFUNKは8月はライブおやすみの時期なので、
その点でも珍しいかもしれない。
嫁モバは暑さにかなりやられていたけれど、
我々も暑さを避けて活動をしているので、その点も似ているかも。

ライブには、Princeトリビュートでいつも一緒の、Sista Makiも遊びに来てくれて、
アンコール最後では飛び入りしてもらった。
「何やるの?」と聞きながら入ってもらったが、
Give Up The Funkのイントロのホーンフレーズ聞いて、
「ああ、それね!」というのも心強かった!

MCでも話したけれど、サイモンガー・モバイルの今回のセットには、
食べ物のネタの曲が多くて面白かった。
自分が気に入っているのが、スライ・オマージュの曲「フライ&ファミリー・チキン弁当」。
聴いてると、なんだかフライドチキンを食べたくなる。

FREEFUNKでは、7月25日のSammy誕生日、8月16日のYusaっち誕生日を
お祝い。sueちゃん特製のバースデーケーキで二人をお祝いしたのだけど、
なんでかHappy Weddingのようにも見えてきてしまった。




























そのsueちゃんによるコラボ・カレーも最高に美味しくて感激。
夏だから、ちょっと酸味のあるビーフ・ビンダルーにしてくれた。
まさにNot Just Hot But Spicy!
このクオリティのカレーがライブバーで出会えるって素晴らしい。
というか、他に無い。
















先月のローリング・ストーンズイベント in ロンドンの件もあったので、
久しぶりにストーンズ曲「Honky Tonk Women」も演奏。
やっぱり10代の頃から弾いたり真似してた曲は、すっと馴染む。

FREEFUNKのセットリストはこんな感じ。

2026年8月1日(土曜)
NOB, Shibuya

1.Freefunk Shuttle
2.Musicology (Prince)
3.Honky Tonk Women (Rolling Stones)
4.Not Just Hot But Spicy
5.あふれるリズム〜Drums solo
6.PDCA (サイモンガー・モバイル)
7.豆と毛糸(サイモンガー・モバイル)
8.紫の夜 Purple Night
9.森羅万象 - Band Introduction
-encore-
10.Give Up The Funk

そして、FREEFUNKの次回ライブは9月6日、新宿Golden Egg。
ちょっとは涼しくなってくれていることを願うばかりだ。
















そして、熊本では大きな地震が起きて大変なことになっている。
友人や、友人のご家族も被災をしている。
この暑い中で避難生活は本当に大変だと思う。
心からお見舞い申し上げます。そして支援が早く届くことを願っています。

2026年7月29日水曜日

8月1日はNOBでFREEFUNK ✖️ サイモンガー・モバイルLive

7月はロンドンに行ったり、色々と忙しくやってるうちに、
もう終わってしまいそう。
いつもどおりの猛暑、いや酷暑がやってきた。

先日のGolden Eggでの昼のライブ、楽しかった。
ライブが終わってもまだ明るくて、ちょっと変な感じだったけれど。
自分たちのライブ後に家で夕ご飯を食べて、
FUJI ROCK FESTIVALの配信でマッシヴ・アタックを観るという、
なんだか充実した1日だった。

さて、そんなライブからわずか1週間というタイミングで、
FREEFUNKとサイモンガー・モバイルのライブが8月1日の土曜に開催だ!

1ヶ月ちょっと前、嫁モバイルから東京でこの日にライブ出来ないか?
という打診をもらい、NOBに聞いてみたら夜の部が空いていて、
しかもFREEFUNKのメンバーにスケジュールを聞いてみたら、
奇跡的に全員そろったということで、急遽決定。
8月は例年ライブをお休みしているので、かなり珍しいと思う。

この2組がライブを一緒にやるからには、勿論共演もあるし、
楽しみにしてもらいたい。
急遽でいうなら、なんとsueちゃんもスケジュールを合わせてくれて、
コラボフードも実現だ。
今回は夏なのでビンダルーのカレーにする、という予告をしてくれていた。
毎回最高に美味しいsue's cafeのフードも楽しみだ!

ということで夏真っ盛りだけど、8月を良いスタートするべく、
ぜひ渋谷NOBに来てもらえたら嬉しい。

FREEFUNK ✖️ サイモンガー・モバイル
8月1日(土曜)
NOB, Shibuya

緊急決定!
ジャパニーズ・ファンクバンドFREEFUNK (a.k.a. Far East Funk Mob)と、
モバイルファンク・ユニット、サイモンガー・モバイルのライブ開催!
この機会をお見逃しなく!

doors open 19:00
show start 19:30
ticket: 前売(事前予約)3,000yen + 1 drink / 当日3,500yen + 1drink
live: FREEFUNK, サイモンガー・モバイル
food: sue’s cafe
venue:NOB Shibuya


ご予約を承ります。
各出演者宛のDMなどでお名前、人数をお知らせください。

2026年7月9日木曜日

ローリング・ストーンズ最新作「FOREIGN TONGUES」まもなく!

ローリング・ストーンズの3年ぶりのアルバム
「FOREIGN TONGUES」がいよいよリリースになる。
こんなに短い期間でアルバムが出るとは思っていなかったから、
それだけもすごいことなのだけど、
先行配信やリリースで耳にした曲がどれも素晴らしくて、
傑作となった前作「HACKNEY DIAMONDS」を超える勢いを感じていた。

そんな中で、本当に奇跡的にチャンスを得ることが出来た、
ロンドンでのストーンズのメンバーとのリスニング・パーティー。
行く機会をもらえたとわかったのが開催の2週間前を切っていたと思う。
会場はロンドン、来れる人、行く意志のある人のみという条件。

半ば諦め半分で、どうせ当たるまいと思い手をあげてみたが、
「おめでとうございます、当選されました」との連絡が。

お金のこと、仕事のこと、家族を連れていけないこと、
色々と迷い悩んだけれど、こんな機会はもう二度と無いかもしれない。
だったら、やらずに後悔するより、やって(行って)しまった方が良いと決めて、
家族にも背中を押してもらえた。
仕事の皆さんも「え?どういうこと?」という状況だったけど、
それでも背中を押してくれたし、感謝しかない。
こういう機会を作ってくださったユニバーサル・ミュージックの皆様にも、
そして何よりローリング・ストーンズのメンバーにも感謝!

目の前、本当に3mぐらいのところにいるミックとロニーは、
めちゃくちゃ元気でパワフルだった。
キースが参加出来なかったのは寂しかったけれど、映像のメッセージをくれたし、
まだまだ続いていくロックバンドの、前人未到の領域を体感出来た夜だった。

まもなくアルバムは正式に発売日となり、配信も始まることと思う。
会場で一足早く聴かせてもらえたアルバムは、どの曲も最高に仕上がっていた。
印象としては、サウンドが非常に若々しい。
これはもちろんプロデューサーのアンドリュー・ワットの功績が大きいと思うが、
バンドメンバー自身が、まだチャレンジを楽しんでいることも大きいとも感じた。
そしてミックの歌は、過去最高の状態ではないだろうか。
こんなに歌える82歳(まもなく83歳!)って、いないのでは??

ロンドンへの行きと帰りの飛行機の中は、繰り返しストーンズの初作品、
そして「FOREIGN TONGUES」からの先行配信曲を聴いていた。
どのアルバムにも独自の雰囲気があり、時代を象徴している。
思えば40年前、「DIRTY WORK」という、今にして思えば、なかなか厄介なアルバムで
彼らのファンになった。
BLUESやR&Bだけでなく、ファンクやレゲエ、モロッコの音楽まで、色々な音楽への道を
示してくれたのは間違いなくストーンズだったと思う。
これからも、どこまでやってくれるのか見ていきたいし、
それを見届けられるぐらい、こっちもパワフルじゃないといけないなと思っている。


まもなくリリースとなる「FOREIGN TONGUES」はきっと世界中でヒットし、
話題になることと思う。
色々課題もあるのだろうが、ミックやロニーの姿を見て、まだライブをやれると確信した。
もう一度、今度はライブの場で彼らを観たいし、そこには必ずキースもいてほしい。
そして、出来れば日本にも来てほしい。

そのためにも、日本の皆で最新作「FOREIGN TONGUES」を聴きまくるしかないね!

2026年6月28日日曜日

THANK YOU, PURPLE NIGHT 2026

土曜の夜は、年に一度のプリンス・トリビュートライブ
”PURPLE NIGHT"を開催し、大変な盛り上がりとなった。
2つの台風が時間差で日本上陸という、とんでも無い状況だったけど、
奇跡的に雨が降り続いたぐらいで東京は済んだのでよかった。
そんな状況の中でたくさんのお客さんに来ていただけて、本当に感謝だ。

今年から共演アーティストがなくなり、
バンドで単独ライブということになったので、
コンセプトとして「Real Music By Real Musicians」を掲げ、
ライブ感全面押しでやってみた。
実に演奏曲は全部で24曲。メドレー形式のものもあるけれど、
過去最多の演奏曲になった。

プリンスの代表曲もできるだけ網羅し、
PURPLE NIGHT GENERATIONならではの、ファンク&ソウル度高めの
楽曲もかなり盛り込んだと思う。

DJプレイで盛り上げてくれたAKKY、美味しいフードでコラボしてくれた
sue's cafe、スーちゃんのお二人にも感謝!

プリンス没後10年という節目だったけれど、
これからもこのライブはやり続けていきたい。
自分たちの世代を代表する偉大なアーティスト、プリンスの音楽を
少しでも多く演奏していけたらと思う。


<set1>
1.Musicology [S]
2.DMSR [D&M]
3.Little Red Corvette [S]
4.Do Me Baby [Y]
5.Glamorous Life [M]
6.I Feel For U~Controversey medley [ALL]
7.Strange Relationship [D&M]
8.Alphabet St. [Y]

<set2 Acoustic + Piano & Microphone set>
-Acoustic-
9.Cream~etc [S]
10.Sometime It Snows In April [S]
-Piano & Microphone-
11.The Beautiful Ones[Y]
12Call My Name [Y]
13.How Come You Don't Call Me Anymore? [M]
14.Nothing Compares 2 U [Y&M]

<set3>
15.Let's Go Crazy [S]
16.She's Always in My Hair [S]
17.Computer Blue~America medley [D&M]
18.The Bird [D]
198.Hot Pants [D&M]
2019.Soul Man~Kiss [D〜Y]
21.Puple Rain [ALL]
-ENCORE-
22.Baby I’m A Star [ALL]

S...Toshi Sakuratani
Y...YoSUKEKID
D...Bratha D
M...Sista Maki

PURPLE NIGHT GENERATION
YoSUKEKID (vocal, keys)
Captain Freefunk (vocal, guitar)
Bratha D (vocal, rap)
Sista Maki (vocal)
Shibaken (sax, sampler)
Keiji Matsuo (drums)
Endy (bass)
Taikiri (keys)

2026年6月21日日曜日

PURPLE NIGHT 2026 COMING SOON

今度の土曜日、6月27日はプリンス・トリビュートライブ
「PURPLE NIGHT 2026」だ。
毎年回を重ねるごとにパワーアップしてきたこのライブも、
今年はプリンス没後10年という節目を迎える。
この間にも、スライやディアンジェロをも失い、
音楽シーンはちょっと寂しくなってしまったが、
音楽を鳴らし続けることで、繋いでいくという気持ちをもって、
毎年続けている。

今年からは出演バンドはPURPLE NIGHt GENERATIONのみとなるが、
2ステージ・プラスアルファでたっぷりと演奏をする。
ここまでの集大成とも言えるかもしれない。
毎年ちょっとずつ、セットリストに加えてきた曲も増えてきたので、
これも可能になったのだと思う。

プリンスが2004年のMUSICOLOGYツアーで盛んに口にしていた言葉、
「Real Music By Real Musicians」がこのバンドのコンセプトだ。
シークエンスも、当たり前だけどリップシンキング(口パク)も、
そしてAIもここには無い。
全て生身の演奏で、生の歌だけでプリンスに捧げるつもり。

バンドメンバーは、EBONY-B、FREEFUNK、MUSTARDと90年代から続いてきた
日本のFUNK、SOUL,HIP HOPを志向してきたバンドの中心メンバーばかり。
その点も、ちょっとした自負がある。

なので、最高のプリンスライブを繰り広げるので、
是非多くの皆様にきてもらえたら嬉しい。

毎年のファミリーとも言える、DJ AKKY、
フードコラボのsue's cafeも居てくれる。
どんな選曲、どんなフードが用意されるか、これも楽しみだ。

6/26/2026 Sat
Salute To Prince Live
Purple Night 2026


プリンス・トリビュートライブ「Purple Night 2026」今年も開催!
音楽の革命児プリンスの名曲の数々を”Real Music by Real Musicians"でプレイします!
2026年はプリンスが世を去ってから10年の節目となる年です。
いつも以上に熱い内容でお届けしますので、ぜひ皆さんお越しください。

出演:
Purple Night Generation...
Captain Freefunk (vocal, guitar)
YoSUKEKID (vocal, keys)
Bratha D (vocal, rap)
Sista Maki (vocal)
Taikiri (keyboard)
Shibaken (sax)
Endy (bass)
Keiji Matsuo (drums)

DJ AKKY

コラボフード sue's cafe

doors open 6:00pm
show start 7:00pm
ticket 3,000yen + 1 drink order

ご予約は出演者もしくはお店(nob)までお願いします
お名前、人数をお知らせください。

2026年6月10日水曜日

James Blood Ulmer Is A Freefunk Preacher!

敬愛するJames Blood Ulmerが亡くなってしまった。
86歳、1940年生まれだったから、まさしくジャズ黄金期からの生き証人であり、
彼の存在そのものがジャズ、フリージャズ、ファンク、ブルーズだった。

自分がJames Blood Ulmerを知ったのは、18、9歳になる前後のころ、
ファンクに夢中になり、ファンクを感じるギタープレイヤーを
片っ端から探して聴いていた時期だ。
当時ミュージック・マガジン誌で「ブラック・ロック」特集という記事が掲載された。
ジミヘンを始祖とした、黒人アーティストによるロックを志向するアルバムを紹介する記事だったが、
そこにウルマーも紹介されていたのだ。
アルバムタイトルもそのものズバリ「Black Rock」。

ファンカデリックや、アイズリー・ブラザーズ、プリンスなどは
ある意味ジミヘン直系のアーティストとして認知していたが、
ウルマーはこの記事で知ったと思う。
興味が湧き、まだCD化もされていなかったので、
アナログレコードをディスクユニオンあたりで買った記憶がある。

そのサウンドはとにかく強烈だった。
いったい何をどう弾いているのか、さっぱりわからなかったが、
フリージャズやファンクが土台にあることは理解できたし、
ウルマーの歌声にも惹かれた。

やがてFREEFUNKというバンドを作った頃、
夢中になっていたのは、マイルス・デイビスやオーネット・コールマン、
そしてウルマーやDEFUNKTなんかの音楽だった。
時代性もあってファンクのグルーヴを基本にしながらも、
単なるダンスミュージック、ディスコミュージックではない、
魂と、創造性を解放していくような音楽に惹かれたのだ。

FREEFUNKの最初のCDに入っている「Funk Is Free」という曲では、
ギターソロをウルマーと同じギターチューニングにして
ソロを弾いてみた。
正直、まるでウルマーには足元にも及ばない出来だけど、
やってみたかったのだ。

ジミヘン、エディ・ヘイゼルなんかと並んで、
自分にとっては常に意識するギタリストだった。

思い出深いのは2000年、まだニューヨークのワールドトレーディングセンターに、
飛行機が突っ込む前のこと。
妻と二人でニューヨーク旅行に行き、
どうしても見たかったウルマーのライブがKnitting Factoryっで開催されるというので、
観に行った。
ベースは確かアミン・アリで、ドラムと3人編成の最小ユニットだったが、
ファンクとブルーズが混ざり合った、”フリー・ファンク”を聴かせてくれた。
最高だった。
あの時のライブは特にNGもなかったので、写真を幾つか撮っている。
まだフィルムカメラだったかもしれない。
家のどこかにネガがあるはずだ。

ウルマーの音楽、ギタープレイは多大な影響を受けた。
まさに彼の音楽は、フリーファンクを作るときの原点であり、
今もなおウルマー師によるハーモロディックギターの”説教=preach”の下にいる。
後年は、よりブルーズに傾斜していったウルマーだが、
ブルーズ路線もハマっており、自分はそれも好きだった。
数年前か10年ほど前か忘れたが。来日ライブの噂もあったが叶わず、
結局ライブで体感できたのはニューヨークでたった一度だけだったが、
それでも強烈に脳裏と耳に焼きついている感覚がある。

Apple Musicにも色々と配信されていたので、久々に聴き返しているが、
どれもかっこいい。
Arthur Blytheの作品に参加しているのも素晴らしい。
配信されていないアルバムや作品もCDやレコードでもっているので、
しばらくは彼の偉大な功績を讃え、聴き直そうと思う。

そしてやはり一言。
Rest In Peace, James Blood Ulmer,

Thank you for your great music!

2026年5月17日日曜日

Rolling Stonesが新しいアルバムを

ローリング・ストーンズが新しいアルバムを3年ぶりにリリースするという。
少し前から、変名バンド「コックローチズ」で突如アナログ盤で新曲を出したり、
色々と話題になっていたが、長年ファンを続けてきた自分としては、
とても嬉しい。
ミックやキースが80歳をすぎてもなお、バンドを継続させリリースをするというのだから、
本当にすごいことだ。ロニーももう78歳とかで、充分に高齢ロッカーなのだが、
ミックとキースに挟まれるとまだ若手扱いなのかもしれない。

自分がストーンズを好きになったのは、1986年のアルバム「DIRTY WORK」から。
この中のシングル曲が「Harlem Shuffle」というソウルのカバー曲で、
MVも曲もかっこよかった。
以来、40年ファンであり続けている。

最新のシングルカットとして発売された「In The Stars」という曲、
サウンドの質感は今の時代にフィットしていて面白い。
ギターリフなんかはこれぞストーンズ!という王道のスタイルで、
気持ちいい。
MVでは、ミック、キース、ロニーが若返っており、AIを使ったものだろう。
賛否両論あるようだし、別に若返らなくても十分にかっこいいと思うのだけど、
新しいものにチャレンジする姿勢は悪く無いと思った。
AIそのものが音楽に与える影響のことを思えば、複雑な思いもあるけれど。

7月にアルバムがリリースされるというので、今回もアナログ盤の予約をした。
前作「HACKNEY DIAMONDS」も素晴らしかったのでアナログ盤で購入をしたのだけど、
2020年代に、こうやって今もストーンズの新譜をレコードで聴けるというのは、
すごいことだと思う。
どこまでもロックンロールし続けてほしい!

2026年4月12日日曜日

The Greatest Drummer, James Gadson!

ソウル、ファンクの全盛時代のグルーヴを作り上げたと言っても過言では無い、
最高のドラマー、James Gadsonが亡くなってしまった。
数多くのレコーディングやセッションに参加しているので、
代表作といえば数限りなくある。

そんなギャドソン参加作品のなかでも
自分が大好きな曲をいくつか。

Charles Wright & The Watts 103rd Street Rhythm Band / Express Yourdelf (1970)

ギャドソンの出世作の一つと言えるかもしれない。
この曲の、この感じ。
FREEFUNKの曲「レコード」でもこの雰囲気を下味にさせてもらった。
”自分を表現しよう”という、ポジティブなメッセージだけど、
この時代背景を考えれば、これはとても重要なメッセージソングなのだと思う。


Bill Withers / Use Me (1972)

こちらも1970年代初頭のソウルミュージックの偉人、
ビル・ウィザーズによる曲。
ビルによる歌とアコースティックギターと、最小限の楽器編成での演奏。 このライブ映像でもギャドソンが冒頭から映像に映る。


Marvin Gaye / I Want You (1976)

これもギャドソンが参加した代表曲と言えるかもしれない。
楽曲としてのファンク度の高さは、きっとギャドソンがもたらしたものだと思う。





Cheryl Lynn - Got To Be Real

80年代のディスコ以降の代表的なグルーヴだが、これもギャドソン。
名曲の後ろには必ずと言って良いほど、彼がいる。



10年近く前だったか、ブルーノートでBand Of Pleasureの再結成ライブで、
間近でギャドソンのドラムプレイを聞くこともできた。
それとは別に、多分原宿のライブハウスだったと思うけど、
清水興さん中心のセッションライブがあり、チャカさんはじめとしたゲストシンガーも交えた
素晴らしいライブでも体感する事が出来た。

素晴らしいドラムプレイ、グルーヴに最大限の感謝と賛辞を述べたい。
Thank you James Gadson, The Groove master!
Fly On!

2026年4月5日日曜日

映画「ストリート・キングダム」

今日の午後は、吉祥寺UPLINKで、
映画「ストリート・キングダム」を観てきた。

70年代の終わりから80年代初頭にかけて、
”東京ロッカーズ”と称されたアンダーグラウンドシーンの、
バンド、ミュージシャン達の物語として、
素晴らしい内容だった。

監督をした田口トモロヲさん自身も、「ばちかぶり」なんかで、
インディーズで活躍をした人だけに、同時代のことをよく理解している。
俳優さん達の演技も、迫真に迫るものばかりでクオリティが高かった。

紅蜥蜴、FRICTION、STALIN、ZELDA、S-KEN、じゃがたら・・・。
この時代、このムーブメントを語るときに外せない名前ばかりだ。

自分がロック等の音楽を聴き始めたのが85、86年頃。
テレビの「ベストヒットUSA」や、音楽雑誌が情報源だったけれど、
その中でも「宝島」や「FOOLS MATE」といった雑誌は、
日本のインディシーンを深く取り上げていた。

そんな中で、今回映画に登場したグループやアーティストの名前を知った。
STALINやじゃがたらは、過激なステージパフォーマンスの話が、
伝説のように語られていて、なんだかおっかない連中だなと感じた。
でも、そんな中でもFRICTIONの最初のアルバム「軋轢」を聴いて、
そのかっこよさに痺れた。
音楽としてこんなにソリッドで、かっこいいものがあるのか!と感動をしたのだ。

またじゃがたらは、THE FOOLSや山口冨士夫といった面々と繋がり、
大編成のファンク、アフロ志向のサウンドの面白さに気づくことができる、
きっかけになるバンドだった。
80年代の半ば以降、MUTE BEATやTOMATOSなんかとも共演をしていて、
ストレートなロックだけじゃない、幅の広くて深い音楽シーンを
作っていたと思う。
東京ロッカーズのムーブメントはもう終わっていたのかもしれないけれど、
そこから生まれた新しい流れを、岐阜の田舎の少年も、
ほんの少しだけ感じることが出来ていたと思う。

映画のハイライトとも言える場面で、
じゃがたらの「もうがまんできない」が流れる。
熱い気持ちが込み上げた。

映画の中でもメッセージとしてアケミの言葉
「おまえはおまえの踊りを踊れ」
が使われる。

この東京ロッカーズの一連の流れを、
その言葉に準えるなら、
「おまえはおまえの音を鳴らせ」
ということなのだと思った。

映画のサブタイトルにも「自分の音を鳴らせ」とある。
このムーブメントの中心にいた人たちの、
かっこよさの本質はそこにあるんだな、と改めて悟った。

2026年3月23日月曜日

映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」

話題のSF映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を鑑賞してきた。
こういうSF映画で話題になるのは、スター・ウォーズシリーズか、
たまにあるディザスター・ムービーばかりの印象だけど、
この作品はそうしたヒーローが敵と戦う類の映画ではないのが良い。

どちらかといえば、ちょっと情けない感じが最高によく似合う、
主役のライアン・ゴズリングの演技が素晴らしかった。
というより、宇宙空間では孤独な科学者の独演が続き、彼の演技力が
圧倒的だったという印象だ。

SF映画ですごく印象に残っているのは、ノーラン監督作品の
「インターステラー」だが、これももう10年以上前の映画だ。

宇宙のどこかにきっと居るであろう、別の知的生命体。
地球に住む自分たちが彼らと交信できる日がいつになるのか、わからない。
もしかしたらそんな機会は無いのかもしれないけれど、
こうやってSFの世界では、その可能性を感じることができるのが良い。

それにしても、遥か彼方の宇宙空間で、異星人と交流し協力をしあう姿は、
地球上の人類に対する、強烈な皮肉のようにも感じた。

映画で挿入歌に使われた曲もすごくよかった。
ビートルズの「Two Of Us」は詳しく説明すればネタバレになるが、
最高に良いチョイスだった。
そして、映画のエンディングロールの後、アイク&ティナの「Glory, Glory」が流れる。
これもすごく良かった。
主人公の未来に栄光あれ!と思わず心の中で叫びたくなった。

2026年3月22日日曜日

Shame, Shame, Shame

Shame, Shame, Shame

ああ、感じるわ、ベイビー
あなたにも知ってほしいの
あなたにも感じてほしいの
だから私の言うことを聞いて、ベイビー

もう私を止められない、言うことを聞いて
足が動きたがってる 邪魔しないで
私は言いたいこと言うつもり
私はあらゆるディスコに行く
私は踊るの、踊るの、踊るの
夜明けまで、そう言うの

残念、残念、残念
あなたも踊れないなら 残念、残念、残念、残念、残念、残念
あなたも踊れないなら

動きを止めないで
もしあなたがそう思うなら
このグルーヴは止められない
だって、あなたは動かないから
サンルーフを開けてる
後ろにはダイヤモンドがある
揺れるウィッグの女に付けてあげて
そうしないなら、私は戻れない

残念、残念、残念
あなたも踊れないなら 残念、残念、残念、残念、残念、残念
あなたも踊れないなら


Shame,Shame, Shame

Ooh I feel somethin' baby
And I want you to know about it
See I want you to feel it too
So just listen to me baby

Can't stop me now, hear what I say
My feet want to move so get out of my way
I'm gonna have my say
I'm going to every discotheque
I'm gonna dance, dance, dance ooh
'Til the break of day I say

Shame, shame, shame,
oh, shame on you
If you can't dance too
I said shame, shame, shame, shame, shame, shame, shame
Shame on you
If you can't dance too

Don't stop the motion
If you get the notion
You can't stop the groove
'Cause you just won't move
Got my sunroof down
Got my diamond in the back
So put on your shaky wig woman
If you don't I ain't comin' back

Shame, shame, shame, oh, shame on you girl
If you can't dance too
I said shame, shame, shame, shame, shame, shame, shame
Shame on you
If you can't dance too
If you can't dance too
I said shame, shame, shame, shame on you
If you can't dance too
Shame, shame, shame, shame on you
If you can't dance too
Shame, shame, shame, shame on you
If you can't dance too

2026年3月12日木曜日

15年目の3.11

1日遅れになってしまったけれど、3月11日の東日本大震災から、
15年の月日が経った。
今でも忘れないし、これからも忘れることはない。
一方で、若い世代は少しずつ、記憶があいまいだったり、
知らないという人がどうしたって増えていく。

爺ちゃんや婆ちゃんが、ずっと戦争の話をしてくれていたのは、
きっとこういうことだったんだろうと今なら理解できる。
それほど強烈な体験で、語り続けるものだったのだ。
関東大震災や、阪神淡路大震災も、ずっと語られるものだ。

災害の中でも、人は何かしら希望を見出せる。
頑張らなくても、ちょっとの希望の光が差し込めば、
少しだけでも前に進んだりできる気がするのだ。

願くば、このありふれた毎日の、さりげない幸せや喜びが
長く続きますようにと思う一方、
世界は今もなお、多くの戦争や災害に見舞われている。

ちょっとだけでも、光を差し込めるなら、
自分にも何かできることがあるなら、やりたい。

2026年3月8日日曜日

War

戦争の時代。
イランをアメリカが攻撃した。核兵器を持っているからだという。
アメリカも、イスラエルも核兵器を持っているがイランが持つ事は許せないのだという。
ならば北朝鮮は良いのか?
矛盾に矛盾が重なり、理解できないようなことが起きている。

このまま世界が戦争の時代に突入してしまうことが、
とても恐ろしい。
戦争はいつだって、弱い者たちが犠牲になる。
勇ましいことをいう連中には、気をつけた方が良い。

2026年2月11日水曜日

BILLY "BASS" NELSON, The Original Funkadelic

少し前になってしまったが、ファンカデリックの創始メンバーの一人、
ビリー・ベース・ネルソンが亡くなってしまった。
少し前から入院しているという情報があったので心配していたのだが・・・。

これで、オリジナルのファンカデリックのメンバーは全員亡くなってしまった。
エディ・ヘイゼル、ティキ・フルウッド、タル・ロス、バーニー・ウォーレル、
そしてビリー・ベース。

ビリー自身が”ファンカデリック”の命名をした本人であり、
ファンカデリックであることに誇りを持っていたと思う。
それは彼の発言の節々からも滲み出ていた。
ファンカデリックは、1967年のパーラメンツのヒット曲「TESTIFY」をツアーで演奏するべく、
結成されたバックバンドだったが、ウエストバウンド・レコードと契約をした際は、
パーラメント名義ではなくファンカデリック名義。
勿論これは、ジョージ・クリントンによるアイデアだったし、法的な問題を解決するための
手段ではあったのだけど、ビリーはファンカデリックであることに誇りをもち、
また新しいサウンドを作りあげる意識を強く持っていたと思う。

初期のファンカデリックは3枚のアルバムでもってメンバーが脱退、瓦解してしまうが、
この3枚は今も色褪せない、初期ファンクの名盤だと思う。
とりわけ1971年発売の「MAGOT BRAIN」は・・・、などと書きはじめれば終わらないが、
間違いなく、歴史を変えたグループだった。


ビリーはその後、モータウンなんかのセッションプレイヤーとしても活躍するが、
一番有名なのは、テンプテーションズの1975年のヒット曲「SHAKEY GROUND」だろう。
ギターはエディ・ヘイゼルなので、ファンカデリックの二人が参加している曲だ。


こんなに太くて、ボトムのしっかりしたベースプレイは、なかなか聴けない。

1995年ぐらいの日本でのP-Funkのライブだったか、
ビリーはツアーメンバーとして参加して来てくれた。
ライブの冒頭、ジョージ・クリントンが「オリジナルのファンカデリックメンバーだ」と
紹介をしてスタートした「What's Funkadelic?」、
メチャかっこよかった。
ぶっといベースプレイにやられた記憶がある。
ジョージとしても最大限のリスペクトを見せた演出だったような気がする。

その後も来日をしてくれたが、ライブ途中のジョージからの指図が気に入らなかったのか、
演奏途中でも楽器を置いて、ステージを降りてしまうときもあった。
今のP-Funkツアーメンバーではあり得ない、ジョージへの対抗心。
そういう鼻っ柱の強さも、ビリー・ベースならではでかっこいいと思った。


初期のファンクミュージックの成立に、大きな貢献をしたビリーに、
僕らからも心からのリスペクトで、彼の遺した音楽を聴いていきたい。
Thank you for your music, Billy Bass! Fly On!!
ファンカデリック時代のビリーといえば、やはりこの曲。
リードボーカルもとり、「俺たちこそがファンカデリックだ!」という
熱く若い気持ちが伝わってくる。
めちゃくちゃかっこいい!

2026年2月3日火曜日

GO VOTE!

YouTubeを色々とサーフィンしていると、こんなのあったのか!という
面白い動画に出会うことが出来る。


そんな中で見つけたのが、フランク・ザッパがホストを務めている、
「YOUR VOTE」というアメリカの選挙に関する番組。

ここでのザッパは、なんだか真面目というかシリアスだ。
アメリカにおける、マイノリティ達、女性や黒人、様々な人種が、
選挙権を得るにいたる歴史を語り、
最後にはこう締めくくっている。

「選挙のたびに、世界を変えるチャンスが巡ってくる。(中略)
あなたの投票は重要だ」

日本でも来週には衆議院選挙がある。
アメリカと日本では選挙や政治制度も違うが、
総理大臣は「私で良いのかを問いたい」から解散・選挙をするのだという。
つまり信任投票だということらしい。

いちいち発言が危なっかしくて、実際に円安誘導とか、
たいへん迷惑極まりないんだが、それより危ないのは、
「日本列島を強く豊かに」
というスローガン。

そこには日本国民とか、みんなの暮らしは無いらしい。
友人の一人が書いていたが、つまりこれって「富国強兵」だよね、と。

自分の世代はとりわけ強く感じるけれど、
はっきり言ってこの30年以上、自民党に騙され搾取され続けてきたわけで、
じゃがたらの江戸アケミじゃないけど「もうガマンできない!」。
そのことだけははっきりと書いておきたい。



ザッパのシリアスな面持ちを見て、
ちょっと自分も気持ちが引き締まった。
政治のことは政治家に任せておけば良い、なんて考えていると、
後でものすごく後悔することになるだろうから、
しっかりと選挙にいって投票をする。
いや、もう期日前投票に行ってきた。