キャリア30年以上となるHip Hopバンド、THE ROOTSのライブを観てきた。
彼らのデビューのタイミングから追ってきたし、注目をしてきたグループだ、
クエストラヴは今や、
音楽映画のプロデューサー、ディレクターとして優秀な作品を送り出してくれる。
しかしながら、生のライブを体験したことはこれまで無かったので、
良い機会だと思いZEPP HANEDAの単独ライブを観てきた。
とにかく素晴らしい、最高のライブだった。
根底にあるのはもちろんHip Hopなのだが、ファンクやソウル、レゲエ、
時にはロックンロールも含めて、音楽が全部繋がっていくのが彼ら流儀。
JB'sの曲や、Fatback Bandの曲なんかも、まるでサンプリングネタ、いやライブバンドとしての
最高のオマージュという形でぶち込んできてくれる。
自分からすれば、現在進行形のファンクミュージックとは、
こういうことだろう、と感じた。
クエストラヴは、決して派手なプレイをするタイプのドラマーではない。
むしろストイックに、太いグルーヴを送り出し続けるタイプのドラマーだ。
それもすごく良いと思った。
おそらく2本のマイクのうち1本はバンドメンバーへのディレクション用かと思うが、
ステージ後方、少し高い位置から客席も含めて全体を見渡し、
バンドを牽引している様子も伺えてよかった。
フロントマンのBlack Thoughtは、一瞬見た目が往年のRobert P-Nut Johnsonにも見えた。
ギターのカーク・ダグラスが「You Got Me」に繋いで見せてくれたギターソロも素晴らしく、
マイナーの曲調に載せて、ジョージ・ベンソンの「Breezin'」を差し込むあたりも、
面白かった。
この夏はDavid Byrneの最高のライブに酔いしれたばかりだが、
今回のThe Rootsのライブはそれに匹敵するぐらい、素晴らしい内容だった。
2026年9月5日土曜日
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