2024年1月26日金曜日

Billy Joel Live: 思い出の名曲と共に

1月24日は東京ドームで、ビリー・ジョエルのライブ。
なんと18年ぶりの来日で、しかもたった1回限り。
しかも”最後の来日ライブ”を謳っている。
絶対に行かなくてはいけない、というのはこういう時のことだ。
無事チケットも当選し、ライヴを堪能してきた。

ビリー・ジョエルを好きになったのは中学生の時。
洋楽ファンになり最初の頃に気に入ったのがビリーの曲だった。
そして、中学3年生の時はクラスのみんなの前でビリーの曲を披露するという、
そんなこともあった。
その時に弾いて謳ったのは「New York State Of Mind」で、
文化祭では「Honesty」を弾いた。
当時は自分はピアノ弾きだったし、ビリーはそういう自分にとって、
最高にかっこいいロール・モデルだった。

その後何作かアルバムもリリースしてもちろん聴いたが、アルバム制作はやめてしまったようで、
時折来日ライブがあり、その度に通った。
2008年前回のライブも、東京ドームで堪能した。

70歳を超えたビリーは、すっかり髪の毛も薄くなり体型も丸くなったが、
歌声は変わらず素晴らしく、最高のエンタテイナーだった!
演奏をする曲どれもも口ずさめるなんて、滅多にないことだ。
2時間20分近く、たっぷりと名曲を披露してくれた。
セットリストがのちに公開されたので転載する。

BILLY JOEL Live at Tokyo Dome
JAN 24, 2024

01. MY LIFE|マイ・ライフ
02. MOVIN’ OUT|ムーヴィン・アウト
03. THE ENTERTAINER|エンターテイナー
04. HONESTY|オネスティ
05. ZANZIBAR|ザンジバル(冒頭に「さくらさくら」の一節)
06. INNOCENT MAN|イノセント・マン(冒頭にザ・ローリングストーンズ「Start Me Up」をビリーがモノマネ歌唱)
07. THE LONGEST TIME|ロンゲスト・タイム
08. DON’T ASK ME WHY|ドント・アスク・ミー・ホワイ
09. VIENNA|ウィーン
10. KEEPING THE FAITH|キーピン・ザ・フェイス
11. ALLENTOWN|アレンタウン
12. NEW YORK STATE OF MIND|ニューヨークの想い
13. THE STRANGER|ストレンジャー
14. SAY GOODBYE TO HOLLYWOOD|さよならハリウッド
15. SOMETIMES A FANTASY|真夜中のラブコール
16. ONLY THE GOOD DIE YOUNG|若死にするのは善人だけ
17. THE RIVER OF DREAMS|リヴァー・オブ・ドリームス(ブレイクにバンド・メンバーのクリスタル・ タリエフェロがアイク&ティナ・ターナーの「River Deep, Mountain High」を歌唱)
18. NESSUN DORMA|誰も寝てはならぬ(バンド・メンバーのマイク・デルジュディスが歌唱)
19. SCENES FROM AN ITALIAN RESTAURANT|イタリアン・レストランで
20. PIANO MAN|ピアノ・マン

ENCORE
21. WE DIDN’T START THE FIRE|ハートにファイア
22. UPTOWN GIRL|アップタウン・ガール
23. IT’S STILL ROCK N ROLL TO ME|ロックンロールが最高さ
24. BIG SHOT|ビッグ・ショット
25. YOU MAY BE RIGHT|ガラスのニューヨーク

個人的にはやはり「New York State Of Mind」「Honesty」は感涙。
歳を重ねると、大好きな曲を生で聴くだけで、涙があふれてしまいそうになる。
きっとそれは、それだけの時間をかけてたくさんの思い出や記憶も含まれているから。

あと嬉しかったのは「The Longest Time」だ。
アカペラのこの曲はなかなか演奏が難しいと思っていたけれど、
現在のバンドメンバーは歌もバッチリで、素晴らしいクオリティだった。
中学生の時の仲間たちと、なんちゃってのモノマネで歌ったりしたっけ。

「Say Goodbye To Hillywood」もよく聴いた曲で、ライブで聞けて嬉しかった。
「Piano Man」は、ビリーがハーモニカ・ホルダーを首にかけただけで大歓声。
そう、お客さんもみんなどの曲をやるのか、一発でわかる。
そして最後はコーラスの大合唱。
最高だった。

ビリーは2月には久しぶりの新曲を出し、グラミーでもパフォーマンスをするという。
ライブも全然元気で、声もしっかり出ていた。
どうか、今回が最後などと言わずに何度でも日本に来てほしい。
そういう”詐欺”は大歓迎だ。
ストーンズも、クラプトンも、ジョージ・クリントンもまだまだ元気にやっている。
彼らより少し若いビリーなら、まだまだいけるはずだ。



グッズは完売祭り。
欲しかったTシャツは買えなかった・・・。
また来日してくれる時は、仕事休んで朝から並ぼうと思う。
もしくは事前通販是非やってほしい。

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