アメリカが中間選挙で揺れている。
トランプ大統領への審判とも言える中間選挙で、
共和党が民主党に負けるような開票結果が伝えられている。
トランプが2期目就任の際に口にした
「解放の日 (Liberation Day)」という言葉はとても印象に残った。
世界の警察、世界のリーダーという役割が対価を得られていない、
むしろ他国がアメリカの市場や経済を食い物にしているんだ、という主張だったと思う。
およそ100年前のモンロー主義に戻るかのような政策は、
多くのアメリカ人に支持されていたようだけど、
実際にトランプがやってきたことは、
関税やイランへの武力行使など、アメリカ国内の経済を厳しくすることばかりだった。
アメリカ国民が、それにたいしてNOを突きつけた形になったと思う。
20世紀半ばからのアメリカは、対戦後の世界秩序に積極介入し、
軍事力だけでなくソフトパワーで共産主義圏に対抗をしていたと思う。
ジャズやロックンロール、ハリウッド映画やミッキーマウスなど、
アメリカの文化は、多くの日本人だけでなく世界中の人々を惹きよせた。
でも、今のアメリカを率いるトランプや共和党は閉鎖的で、
どこまでもアメリカ中心であろうとしている。
調子に乗りすぎたといえば軽いが、戦争や一方的な軍事介入を繰り返し、
世界を混乱に陥れた責任は大きい。
その代償を払うときが近づいたのかもしれない。
心配なのは、トランプがこの後自暴自棄な政策や外交を
連発するのでは、ということだ。
ロシアとウクライナの戦争にしても、北朝鮮とのやりとりにしても、
成果を急ぐあまり、禍根を残すことをやりかねないと感じる。
アメリカの民主主義、選挙は今回ちゃんと機能を果たしたと思うが、
独裁者をどこまで食い止めることができるのか、それが懸念だ。
日本はどうする?
トランプにべったり作戦の首相に、戦略はあるのか?
アメリカ以上に心配だ。
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