2025年6月12日木曜日

There's A Riot Goin' On

L.Aでは抗議デモからの暴動が起きている。
移民の国であり、移民の街であるL.Aでトランプがやっていることは、
矛盾に満ちている。
自己否定のようなものだ。

そういえば、少し前にドイツの首相がトランプとホワイトハウスで会談をした際、
トランプの祖父の出生証明書を額に入れてプレゼントしていた。
あれはきっと、「お前も移民だろう」という皮肉だと思うのだが、
トランプは上機嫌で受け取ったようだ。
バカなのかサイコパスなのか。

昨日のスライ逝去以後、ずっとスライの作品を聴き続けている。
久しぶりに聴く作品やライブアルバムもあるのだけど、
2025年の今、L.Aで起きていること、世界で起きていることを見ると、
アルバム「暴動」の原題どおり、まさに”There's A Riot Goin' On"というしかない。
このタイトルは、マーヴィン・ゲイの名作「What's Goin' On」へのアンサーとも言われているが、
1970年代初頭のような、戦争と隣り合わせの不穏な時代が今そこにあると感じる。

この曲を思わず口ずさまずにはいられない。

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