土曜はビルボードライブにてFunky Metersのライブ。
昨年はレオ・ノセンテリのMeters Experienceを見れたけど、
所謂「ミーターズ」名義のライブを見るのは、なんと20年ぶりぐらい。
フジロックにあわせて来日をしたのが数年前だけど、その時は運悪く観にいけなかった。
20年前は渋谷のクアトロで観たけど、その時はレオ、ジョージ・ポーターJr, アート・ネヴィルが揃ってた。
ドラマーは残念ながらジガブーじゃなかった気がする。
久々のミーターズを観て感じた事。
やはりアート・ネヴィルの年老いた感は否めなかった。
今回観にいった人も廻りで結構いたが、評価が割れた原因の一つがアートだった気がする。
なにせ御年76歳。他のオリジナルメンバーより一回りほど年齢も上だ。
僕が観た土曜のファーストはラッキー(?)な事に調子も良かったようだし、
年老いた感はあったが、しっかりプレイしてくれていた。
ライブ中もメンバーと話したり、最後のアンコールのブルースでは気ままにコードチェンジしたり、
良い意味でやりたい放題な感じが微笑ましく思ったが、人によっては適当と思うかもしれないし、
前日などではあまり弾けていなかったようだ。
反面、ジョージ・ポーターJrの絶倫(?)プレイ具合が最高だった。
彼の弾くベースラインには全てファンクを感じる。
音数はとても少ない。「休符を弾く」タイプのベーシストと言える。
しかし、演奏中グルーヴは常に彼から発信されていたように思う。
ライブ中はほぼジョージばっかり観てた気がする。
歌えなくなったアートをカバーするように歌い、ベースを弾き、
バンドへの合図だしをする。
かっこ良かった。
プレイヤーとしての方向性は全然違うが、ファンク度満点という意味ではラリー・グラハムやブーツィー・コリンズと近いものを感じた
曲としては「People Say」とか「Ain't No Use」、定番の「Hey, Pockyaway」あたりは聴きたかったところだが、回によってセットリストをかなり入れ替えていたよう。
アートがまだ健在なうちにまた来てほしい。
これはTwitterにも書いたけど、ニューオリンズでは2012年に実現しているオリジナルメンバーでのライブを是非実現して日本に来てほしい。
60年代から活動をするバンドで、オリジナルメンバー全員が健在というのは、ロックやジャズなど含めても殆ど無いはずだ。
ニューオリンズは、いつか行かないといけないと痛感する。
2014年1月21日火曜日
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こんにちは。20年前のクラブクアトロ公演、僕も行きました。あのときのドラムスは、今回と同じラッセル・バティストJr.でした。レオは、脱退する直前の時期だったからか、他のメンバーと合わせる意思が感じられず、ライブの内容は今一つだった様に記憶しています。ミーターズの過去の来日、3回ともギター以外の3人は同じメンバーですが、ギターだけ毎回違いますね。
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