年末に観てから少し時間が経ってしまったけど、話題の映画「バックコーラスの歌姫たち」のこと。
とても面白い映画だった。音楽が好きな人はもちろん、とりわけ歌を歌う人たちやシンガーを志す人は観たら良いと思う。
メインの場を張れるだけのシンガーになれるかどうか。それを志すのかどうか。
音楽業界の裏側の話も出てくる。
ダーレン・ラヴのエピソードなんか、まんま朝ドラ「あまちゃん」の天野春子の世界だときっと見た人は思うだろう。
こんな話は当時の音楽業界には山のようにあったんだろうなあ。
メリー・クレイトンが出てくるシーンが印象に残った。
彼女を一躍有名にしたローリング・ストーンズの「Gimme Shelter」のエピソードを語る部分で、当時のマルチトラックからメリーのボーカルパートだけを抜き出した音源が流れた事にテンション上がってしまった。
60年代のストーンズの録音マスターがちゃんとまだ残されているし、こうして映画のために活用されるという事はなかなか珍しいんじゃないだろうか。
と思ったら、YouTubeにこんなものが。何かのソフトを使って処理しているのかな?
メリーはソロアルバムも数枚出していて、なかなか良いのだけど評価されないという点では確かにこの世界のシビアさの象徴なのかもしれない。
他にもクラウディア・リニアやリサ・フィッシャーなどストーンズ関連の女性シンガーも多く出ているのと、FREEFUNK的にはなんといってもBrides Of Funkensteinのリン・マーブリーが出てくる事が最重要トピック。リンは今でも美人だなあ、と思った。現在彼女はシーラEと、子供達のための音楽サポート事業をやっているようで精力的。ドーン・シルバには出演オファー無かったのかな?久々に二人の姿も是非観てみたかった。
あと全く触れられなかったけどグロリア・ジョーンズも出ててマーク・ボランの嫁!と思った。
映画は今月いっぱいという事なので、廻りにもおすすめしておかなきゃ。
2014年1月13日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿