ティナ・ターナーが亡くなったとの知らせが巡った。
83歳だったが、ここ数年は表舞台から遠ざかっていた印象だ。
ティナ・ターナーを初めて知ったのは1985年のライブエイドの放送だった。
ピンヒールとミニスカートで激しく歌う姿は強烈だった。
ミック・ジャガーとのデュエットだったが、堂々と渡り合い絡み合うパフォーマンスは、
まだ田舎の中学生には刺激が強かった!
確か途中でミックがティナのミニスカートを剥ぎ取る(?)パフォーマンスもあったはず。
この時期のティナはソロアーティストとして大活躍で、映画(マッドマックス)にも出演して絶頂期にあったと思う。
その後1988年にミックが来日ソロ公演を行った時も、同時期に日本にいたティナがゲスト参加したのを、
テレビ放送で観た。
自分はその公園は名古屋公演で見たのだけど。
高校生、大学生の頃からリズム&ブルースやソウル、ファンクに夢中になり、
アイク&ティナの時代を遡って聴くようになったのだけど、とりわけ60年代後半から70年代前半、
ロックの曲も積極的に取り上げファンを拡大していた時期のものが好きだ。
その時期のライブ映像だと、映画「ソウル・トゥ・ソウル」で1971年にガーナで収録されたものが忘れられない。
この映画も当時のバンド仲間に教えてもらい、レンタルのビデオテープで繰り返し観た。
アイク・ターナーの攻撃的で鋭いギタープレイと対比するようなティナの歌は最高のコンビネーションだったと思う。
実生活はかなり違ったようだけど・・・。
ともあれ、パワフルでエロティックな、大衆向けショーそのものだと感じた。
アリサ・フランクリンも居なくなりティナ・ターナーも居なくなってしまった。
ソウルミュージックの黄金期の人たちがこうしてこの世を去っていくのは、
やはり寂しい。
残してくれた素晴らしい音楽をたくさんプレイして、レコードをかけて、
伝えていくことができたらといつも感じている。
最高の音楽をたくさんありがとう、ティナ・ターナー。
2023年5月29日月曜日
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