2023年5月16日火曜日

George Clinton & Parliament Funkadelicライブ!

5月12日は実に3年半ぶりにBillboard Live Tokyoで、George Clinton & Parliament Funkadelicのライブを見てきた。
前回はジョージの「引退ツアー」だったけれど、いまだにそのツアーが続いている感覚なのだろう。
しかし、前回以上にジョージは元気だった気がする。
以前のように冒頭はバンドの演奏のみで、途中からでてくるスタイルではなく、
冒頭からガンガン踊って煽るジョージ。
30年以上聴き続けてきた大好きな人が、今もこうして元気にステージに立っているだけで、
グッとくるものがあるけれど、演奏もこれぞP-Funkという内容でよかった。
今回は東京での最終公演ということもあり(秩父のLove Supreme Fesは別として)、
選曲も渋いところを入れてきてくれてそれもよかった。
1曲めはいきなり初期ファンカデリックの名曲「I Wanna Know If It's Good To You」で、
ファンカ派な自分にはたまらないスタートだった。
その後も「Flashlight」や「Knee Deep」そして「Give Up The Funk」に「Atomic Dog」を交え、
怒涛のP-Funkライブというかんじ。

マイケル・ハンプトンがいることで格別の意味をもつ「Maggot Brain」も最高だった。
今回はその前にキーボードのダニーが歌う「Open Our Eyes」も演奏してくれて、
これはエディ・ヘイゼルの名唱で、本当に涙あふれてしまった。
ありがとう、ダニー。

あと印象的だったのは久々参加のトロンボーンのグレッグの存在だ。
吹いてない時もガンガンに煽り、一緒に歌っていてファンクそのものなプレイヤーだった。
今回の自分の席がグレッグに近かったので、かなりグレッグを注目していたけど、
若々しくてかっこいい!

バンド全体は、一時期より良い意味でタイトにまとまった演奏とセットリストで、
でもジャムになるところはフリーでP-Funkらしさも満載でよかった!
引退といいつつ、また何回も来てほしいし絶対にその度に通うつもりだ。

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