2022年9月18日日曜日

Ramsey Lewis

先日、ジャズ・ピアニストのラムゼイ・ルイスが亡くなった。
シカゴ出身のファンキーなプレイヤーとして頭角をあらわし、数多くの名盤を残したが、
やはりEarth, Wind & Fireとの共演やモーリス・ホワイトによるプロデュース作品が、
自分としては忘れられないし愛聴のアルバムが多い。

シカゴの名門ブルーズ・レーベルのCHESS傘下「Argo Records」からスタートしたので、
ファンキーな要素はキャリアの初期からあったけれど、
1974年の「Sun Goddess」は決定的にラムゼイ・ルイスの名前をソウル・ファンクに限らず、
多くの音楽ファンに知らしめたのだろう。
この曲をカバーするアーティストやプレイヤーも数多い。

個人的に好きなアルバムは1977年の「Love Notes」。
アルバム1曲目の「Spring High」はスティーヴィー・ワンダー作曲で、
おそらくシンセサイザーもスティービーが弾いていると思われるが、
心がウキウキするような、素敵な曲だ。 ファンクな曲も入ったアルバムで、忘れ難い1枚だ。

何年前だったか、Blue Noteでフィリップ・ベイリーと一緒に来日公演があり、
見ることが出来た。
ファンキーだけど、繊細さも感じさせてくれる美しいピアノタッチと演奏で、
本当に素晴らしいライブだったのを覚えている。

改めてラムゼイ・ルイスの数多くの名盤に耳を通しているが、
どのアルバムも素晴らしい。
クリスマスアルバムも12月にはいつも聴いている。

素晴らしい音楽を本当にありがとう、と感謝したい。
R.I.P. Ramsey Lewis...

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