2022年7月6日水曜日

映画「エルヴィス」を観て

日曜日に立川シネマシティで映画「エルヴィス」を観てきた。
とても面白い映画だった。
キングとよばれたエルヴィス・プレスリーの伝記映画だから、
絶対に面白いのだが、思っていたのとまた違う部分もあり、
楽しめた。

主役はエルヴィスと、そのマネジャーを務めたパーカー大佐の2人だった。
エルヴィスを食い物にする悪徳マネジャーという、
わかりやすい構図だが、伝記映画の中では異質かもしれない。
主役エルヴィス役を務めたオースティン・バトラーの歌唱やなりきりっぷりが
素晴らしかった。

エルヴィスの音楽は1950年代までが最高で、
その後の音楽には全然興味が持てないまま今に至るのだけど、
1968年のTV番組の演奏とか、かなり良くて再発見だった。
ただ、やはりラスヴェガスでのコンサートは、
歌がすごくうまい、バンドも完璧、ステージも華やか
だけど興味を持てないままだ。
何かが足りないというか、違うというか・・・。
でもエンターテインメントとしては極上だと思う。

初めてエルヴィスを聞いたのは中学生のとき。
ロックを好きになったばかりで、FMラジオでかかった
「ハートブレイク・ホテル」や「ハウンド・ドッグ」に一発で虜になった。

その頃、夢中で読んでいた片岡義男の本にも「ぼくはプレスリーが大好き」というのがあって、
アメリカの文化やプレスリー登場までの歴史などが描かれていて、
愛読の1冊だった。
今も実家にあるような気がする。

映画を見た後の影響で、YouTubeでライブ映像やTV登場時の映像を
たくさん見ている。
やっぱり50年代の初々しいエルヴィスが最高だな。

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