これはもはや第三次世界大戦だ。
コロナウィルスという、目に見えない敵との戦い。
敵は、国や人種や主義主張や支持政党に関係なく、人間に戦いを挑んでくる。
アメリカやフランスの「非常事態宣言」とはつまり国家レベルの危険信号であり、
各国首脳たちは「戦時の指導者」ということだ。
コロナウィルスは、感染して症状が発生するまでに約2週間。
人によっては軽症で済んでしまうというが、
80才以上の老人は死亡率が20%近いという。
罹ってすぐに症状が出るインフルエンザよりもはるかにしぶとく、
生存本能を持ったウィルスだと思う。
人間はこの戦いに負ける訳にはいかない。
でも残念ながら、今のままでは多数の犠牲者が出るのだろう。
すでに多くの人が亡くなっている。
悪いことは考えたくないが、このままいけば全世界で数十万人の命が奪われるのではないか。
ワクチンをいかに早く完成させ普及させることができるか、がこの戦いを乗り越えるカギになると思う。
完成までには少し時間がかかる。
それまで、世界は家にこもり、感染をしたり感染させるのを少しでも食い止める他、手段は無いと思う。
経済はボロボロになるだろう。
政治家は本気で手を打たなければ、今思っている以上に社会はひどいことになると痛感して欲しい。
もしかしたらすでにそのシミュレーションをしているのかもしれない。
今普通に生きる我々がやれることはごくわずかだ。
生き延びるために、家族や大事なものを守る行動に、
少しでも家にいて過ごすこと。
奪い合うことをせず、助け合う心を持つこと。
自分が大事だと思うものを、声に出して大事だということ。
自分にできることを少しでもやり続けること。
目に見えない敵との戦いの中であっても、心に余裕を持っていたいと思う。
不安を乗り越えることは難しいけれど、自分だけが不安ではないのだから。
国や人種や主義主張や支持政党や、所属する社会などすべてを超えて、「戦う」必要がある。
結構な長い戦いになるのかもしれないし、
この戦いが終わった頃、世界は今までとはすっかり変わっていることも覚悟をしておく必要があると思う。
こんなヘヴィなことを書く日がくるとは思わなかったが、これは現実だ。
2020年4月5日日曜日
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