映画「帰ってきたヒトラー」を観てきた。
少し前に小説も読み、なかなか面白かったので映画館にも行ってみた。
小説をベースにしつつも、もう少し分かりやすい展開、内容に仕上がっていて、
映画もなかなか良かった。
小説も映画もそうだが、この作品が言いたい事はこういうことじゃないだろうか?
独裁者は突然やってきて恐怖政治をするのではない
人々が熱狂し支持した者がやがて独裁者となる
折しもアメリカではトランプ大統領候補が登場し、その言動からヒトラーの再来のように言われてたりする。
不満をもち鬱屈した大衆が生み出すものが独裁者だとしたら、
日本はどうなんだろう?
今はまだそういう人物は居ないように見えるけど、
いつか振返ったときに、煽動する政治家に独裁を許してしまった、なんて反省をするときが来るのかもしれない。
参議院選挙も近いことなので、現在そして将来の日本のことを考えるのに
なかなか良い映画だと思う。
YouTubeでもお馴染みの「総統閣下」のパロディシーンもあって、笑えるけど
ちょっと心のどこかに不安の残る”笑い”だ。
2016年7月1日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿