昨夜はブルーノートでサム・ムーアのライブを見てきました。
サム&デイブのサムさん。
数年ぐらい前から活発に日本に来てくれているのは知っていたけど、なかなか縁がなく、今回ようやくライブを初体験。
FREEFUNKのホーンリーダー、タイラーさんと一緒に見てきました。
75歳(!)とは思えぬ艶のある声で、好々爺的な立ち振る舞いももはや芸のうちか。
昨夜はたまたま1ステージのみの日という事もあり、トータル1時間半以上のソウルショーでした。
最初にバンドでインスト曲を演奏、バックコーラスの女性陣が登場して数曲歌い、御大登場!という王道のソウル・ショー形式。
1曲目は「Hold On, I'm Comin'」。
ライブ途中では亡くなったキヨシローのご家族が見にこられている事を紹介しつつ、キヨシローに捧げる「You Are So Beautiful」を熱唱。
これはこの夜のハイライトでしたね。
ライブの最後は「Soul Man」そして「Higher And Higher」。
「Soul Man」で客席が総立ちになるだけじゃなく、急にレスポンスがよくなったのはバンドメンバーも面白かったみたい。
まあ、誰もが知るヒット曲の強みでしょうね。
んで、終演後に評論家の吉岡さんをお見かけしたのでご挨拶させていただきました。
以下簡単ですが思ったことをランダムに。
・ソウル/ファンクのバンドのライブでメンバーが譜面をガン見してるのはいささか興ざめである
・もう少しバンドのアンサンブルにメリハリがほしかった。ホーンセクションとかには正直「ファンクネス」が足りない
・その点ではライブ全体の流れも少し緩慢だった
・とはいえ、1日1ステージだと終演時間などはちょうどよい
・サムさんは坂上二郎さんに似てきている(動きも)
・英語の長いフレーズを客席に歌わせるのはかなりムリがある
・ベースの人がバンドリーダーらしいのだがメチャ体がデカい。ゆえに彼が前に出てくると曲の終わりであることがすぐわかった
(ステージ上のメンバーにはわかりやすい反面、客席的には終りがわかってしまうという点も)
・この手のアーティストのマネージャーさんはたいていキレものの女性が多い
(メイシオとかもそうでした)
・そして大抵そのマネージャーは最後にオンステージで一緒に盛り上がってしまうことがある
(マネージャーじゃないけど、JBのMCを長く務めたダニー・レイがその頂点か)
※12/15追記
・一緒に行ったタイラーさんは直前までサム・ムーアじゃなくてサム・テイラーを観るんだと思ってたらしい。そりゃないっしょ!
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