友人のハーモニカプレイヤー、Hirokingのブログを観て、ちょっと妬けたー!
元憂歌団、という説明はもはや不要だと思うけど、木村充揮さんとの2ショットが載っているのだ。
http://hiroking-harp.jugem.jp/?eid=55
木村さんと言えば、高校生の頃の「アイドル」の一人。
当時、憂歌団はテレビなんかも良く出ていて、渋い歌声と最高にブルージーなサウンドに釘付けになったものだった。
あの頃に憂歌団を知る事ができたのは、本当に良かった。
教えてくれたのは当時の悪友のS。
「あんな風に歌えるようになるには、相当酒飲まないとね」
なんて酒も飲めない高校生が、土曜の午後に奴の自宅で、ギター弾きながら語り合ってたなあ。
♪イヤんなったーっ、て歌ったりね。
大体まだオンナの子とまともにつきあった事もないくせに、
「オンナに逃げられちまった」みたいなブルースを歌おうとする矛盾(笑)。
青春はなんて酸っぱいんだろう。
「甘酸っぱい」んじゃないんですよ、「酸っぱい」の。
夏の部室のロッカーのような匂い。
生えたての脇毛からする匂い。
はちみつレモンのような味(これは甘酸っぱいのか)。
それがハイスクールブルーズだった、と書けば話も多少、まとまるかな?
お笑い芸人の、品川庄司のよくシャベる方が作った映画みたいな青春とは対極だった。
というかああいうのを青春と思う人とは、ちょっと仲良くなれないかも知れない。
文科系男子帰宅部は、陰鬱な学生時代を過ごしたのです。そして音楽だけが癒してくれたのです。
久々に憂歌団を聴きたくなってきた。
いつかオレも木村さんとガッチリ握手して、感謝の意を伝えたい。
2010年4月20日火曜日
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