今年の12月15日は、パーラメントの大名盤「マザーシップ・コネクション」発売から50周年!
なんとめでたい、記念すべきタイミングだろうか。
その割に、ジョージ本人達もあまり盛り上げてないような気がするので、
ちょっと残念ではあるが、もしかするとシングルヒット「Give Up The Funk」は
1976年に入ってからだし、いよいよ76年からは怒涛のP-Funk黄金期なので、
そこに向けて溜めているのかも、と期待。
「マザーシップ・コネクション」については色々なところで語られているし、
ファンクの名盤特集には必ずといって入ってくるので、
解説的なことは不要かと思う。
個人的な思い出を語ると、初めてこのアルバムを聴いたのが18歳の時。
JBやスライからファンクにのめり込み、音楽雑誌やレコード店で、
次なるファンクの名作を探して入手したのが、このアルバムだった。
UFOに乗った怪しげなブラック・エイリアン?のような出たち。
そして内容はというと、ミディアムテンポでじわじわと盛り上げていく、
そういうクールさがあった。
正直いうと最初は良さが今ひとつわからなかった。
ラジオDJ風に喋り出す1曲目はタイトルからして「P.Funk」とあり、
彼らの代名詞なのだということは理解したが、
何を喋っているのかよくわからない・・・。
でも途中でドゥービーがどうだとか、デヴィッド・ボウイがなんだとか言っている・・・。
でも、ベースのサウンドは既に1988年のキース・リチャーズのソロアルバムで、
ブーツィーが参加していたので聴いていて、これなんだ!と理解した。
ワウをかけたような不思議なサウンド。
せっかく入手したアルバムだからと繰り返し聴くうちに病みつきになる、
そんな感染力の強い音楽だった。
今では自分の音楽観や、人生すらをも変えた最重要の1枚だと断言できる。
そして「Give Up The Funk」は今だってバンドで演奏し続ける重要レパートリーだ。
P.Funkの歴史は確実にここから開花したのだと思う。
もちろん、ファンカデリックも自分にとっては重要で、
優れたプレイヤー主体のファンカデリックと、
コンセプチュアルで歌とホーンが主体のパーラメントは、
表裏一体、陰と陽のようなものだと思っている。
12月28日には渋谷のウッドストックで、ファンカデリックやディアンジェロの曲をたくさん演奏する。
今でもP.Funkは、自分にとってのど真ん中の音楽だ。
若い人にも、まだ聴いたことないという人にも、
全人類におすすめしたい音楽であり、
その最初の入り口としてこれ以上なく最適なのが、
この「マザーシップ・コネクション」だと断言する。
2025年12月17日水曜日
2025年12月10日水曜日
感激!偉大なるライブ1991 - Rolling Stones At The Max-
ローリング・ストーンズの1991年のライブ映画「At The Max」が
2日間限定上映されるというので、日比谷のTOHOシネマズで鑑賞をしてきた。
1989年から1990年にかけてストーンズは、久しぶりのワールドツアーを行い、
日本にも初来日。18歳で受験生だった自分は、受験の合間に3公演、
東京ドームに通った。
今でも忘れることのない、人生に多大な影響を与えてくれた今や”伝説”のライブだ。
そのツアーをIMAXで撮影した映画があることは当時、音楽雑誌で知ったが、
IMAXが何なのかよく知らなかったし、当時日本で上映されたのかどうかも、
よくわからないままだった。
ライブ映像はVHSか何かで観たと思うし、なにせ3日間通っただけに、
ミックやキースのステージアクション、派手なライブ演出はしっかりと記憶の中にあるつもりだった。
しかし、こうして35年越しの体験をすると全く新しい体験のように錯覚してしまう。
まるで自分がステージの上にいるかのような没入感は、さすがIMAXだし、
スクリーンの中のミックもキースも、ロンもビルも、そして亡きチャーリーも若い。
当時はすごく歳を重ねたように見えたが、今やこの映像の中のストーンズは、
今の自分よりも若いのだ。
適度にステージの裏側やスタッフ達も映り込むのも良い。
1981年のツアーを収録した映画「Let's Spend The Night Together」も
そういったシーンが多くあり、かっこよかったけれど、
「At The Max」のストーンズはむしろ健康的になり、唯一無二のロックバンドの貫禄を
見せつける圧倒的なパワーがあると思った。
35年越しの体感は、3日間通っても見れなかったことの答え合わせのようだったし、
自分の中に残る記憶や経験を、刺激してくれた。
本当に最高のライブ体験だった。
明日までの公開ということなので、本当にこれはおすすめしたい。
2日間限定上映されるというので、日比谷のTOHOシネマズで鑑賞をしてきた。
1989年から1990年にかけてストーンズは、久しぶりのワールドツアーを行い、
日本にも初来日。18歳で受験生だった自分は、受験の合間に3公演、
東京ドームに通った。
今でも忘れることのない、人生に多大な影響を与えてくれた今や”伝説”のライブだ。
そのツアーをIMAXで撮影した映画があることは当時、音楽雑誌で知ったが、
IMAXが何なのかよく知らなかったし、当時日本で上映されたのかどうかも、
よくわからないままだった。
ライブ映像はVHSか何かで観たと思うし、なにせ3日間通っただけに、
ミックやキースのステージアクション、派手なライブ演出はしっかりと記憶の中にあるつもりだった。
しかし、こうして35年越しの体験をすると全く新しい体験のように錯覚してしまう。
まるで自分がステージの上にいるかのような没入感は、さすがIMAXだし、
スクリーンの中のミックもキースも、ロンもビルも、そして亡きチャーリーも若い。
当時はすごく歳を重ねたように見えたが、今やこの映像の中のストーンズは、
今の自分よりも若いのだ。
適度にステージの裏側やスタッフ達も映り込むのも良い。
1981年のツアーを収録した映画「Let's Spend The Night Together」も
そういったシーンが多くあり、かっこよかったけれど、
「At The Max」のストーンズはむしろ健康的になり、唯一無二のロックバンドの貫禄を
見せつける圧倒的なパワーがあると思った。
35年越しの体感は、3日間通っても見れなかったことの答え合わせのようだったし、
自分の中に残る記憶や経験を、刺激してくれた。
本当に最高のライブ体験だった。
明日までの公開ということなので、本当にこれはおすすめしたい。
2025年12月7日日曜日
R.I.P. Steve Cropper、Phil Upchurch
今年はなんとも悲しい訃報が続く。
世代や、時の流れを思えば致し方ないのかもだけど、
やっぱり悲しいし心が痛む。
ソウルミュージックのギター奏者といえばこの人!
という代表的プレイヤーが同じタイミングで亡くなった。
一人はSteve Cropper。そしてもう一人はPhil Upchurch。
スティーヴ・クロッパーといえばスタックスの黄金期を支え、
映画「ブルース・ブラザーズ」でもバンドメンバーとして出演をしており、
多くの音楽ファンに愛される存在だった。
自分も、最初に知ったのは高校生の時にレンタルのビデオテープで観た、
オーティス・レディングやサム&デイヴのライブ映像。
バンドメンバーが変わらず、しかもギターとベースが白人プレイヤーで、
このバンドがMG'sということを知った。
同じ頃にビデオで観た、ジミヘンやクリーム時代のクラプトンのような
派手さはなかったが、グイグイとバンドの演奏が歌と一緒に盛り上がっていくのは、
これこそがソウルやR&Bの演奏なんだな、と理解できた。
映画「ブルース・ブラザーズ」はいったい何回観たことだろうか。
少し前に劇場で観る機会があったので、映画館でも楽しんだ。
人生のベスト3映画に確実に入る1本だ。
ちなみにベスト1は「ワッツタックス」なんだけど、これは70年代のスタックスで、
残念ながらクロッパーはここには出演していない。
2012年、まだ東日本震災から1年少しという時期に、
盟友ダック・ダンと共に素晴らしいバンドでブルーノート東京でライヴを観ることができた。
終演後にはご本人もいらして、サインをブルーノート東京の
コースターに書いてもらった。
そんな機会が無いと思っていたので、CDやレコードを持っていかなかったのだ。
気前よく、しかも日本語!で書いてくれた。
写真も撮らせてもらった気がするが、手元にはない。
英国のロックバンドをきっかけに、60年代のR&Bやソウルミュージックに夢中になり、
ファンクへのめり込んでいった自分にとって、クロッパー先生(と呼びたい)の
ギタープレイは、まさに学ぶべきスタイルであり、スタンダードそのものだった。
キヨシローの作品への参加も忘れられない。
メンフィスと日本を繋ぐ、重要人物と言えるかも。
フィル・アップチャーチもまた、ソウル・R&Bを支えた重要ギタープレイヤーだ。
元々はチェスレコードのハウスプレイヤーとして活躍をしていていて、
その後は自身のリーダー作品も多いが、やはり僕らにとってはダニー・ハサウェイの名盤「LIVE」で
ギターを弾いていることが大きい気がする。
オープニングの「What'S Goin' On」や「The Ghetto」など、
一体何度カバーしたことだろうか。
手数少なく、でも歌うように奏でるスタイルは素晴らしかった。
素晴らしいプレイは、これからも聴き続けられることだろう。
少なくとも、自分もこの先もずっとクロッパー先生やアップチャーチ先生の遺したものを、
ずっと聴いていくと思う。
↓クロッパー先生から貰ったサイン。大事にします。
世代や、時の流れを思えば致し方ないのかもだけど、
やっぱり悲しいし心が痛む。
ソウルミュージックのギター奏者といえばこの人!
という代表的プレイヤーが同じタイミングで亡くなった。
一人はSteve Cropper。そしてもう一人はPhil Upchurch。
スティーヴ・クロッパーといえばスタックスの黄金期を支え、
映画「ブルース・ブラザーズ」でもバンドメンバーとして出演をしており、
多くの音楽ファンに愛される存在だった。
自分も、最初に知ったのは高校生の時にレンタルのビデオテープで観た、
オーティス・レディングやサム&デイヴのライブ映像。
バンドメンバーが変わらず、しかもギターとベースが白人プレイヤーで、
このバンドがMG'sということを知った。
同じ頃にビデオで観た、ジミヘンやクリーム時代のクラプトンのような
派手さはなかったが、グイグイとバンドの演奏が歌と一緒に盛り上がっていくのは、
これこそがソウルやR&Bの演奏なんだな、と理解できた。
映画「ブルース・ブラザーズ」はいったい何回観たことだろうか。
少し前に劇場で観る機会があったので、映画館でも楽しんだ。
人生のベスト3映画に確実に入る1本だ。
ちなみにベスト1は「ワッツタックス」なんだけど、これは70年代のスタックスで、
残念ながらクロッパーはここには出演していない。
2012年、まだ東日本震災から1年少しという時期に、
盟友ダック・ダンと共に素晴らしいバンドでブルーノート東京でライヴを観ることができた。
終演後にはご本人もいらして、サインをブルーノート東京の
コースターに書いてもらった。
そんな機会が無いと思っていたので、CDやレコードを持っていかなかったのだ。
気前よく、しかも日本語!で書いてくれた。
写真も撮らせてもらった気がするが、手元にはない。
英国のロックバンドをきっかけに、60年代のR&Bやソウルミュージックに夢中になり、
ファンクへのめり込んでいった自分にとって、クロッパー先生(と呼びたい)の
ギタープレイは、まさに学ぶべきスタイルであり、スタンダードそのものだった。
キヨシローの作品への参加も忘れられない。
メンフィスと日本を繋ぐ、重要人物と言えるかも。
フィル・アップチャーチもまた、ソウル・R&Bを支えた重要ギタープレイヤーだ。
元々はチェスレコードのハウスプレイヤーとして活躍をしていていて、
その後は自身のリーダー作品も多いが、やはり僕らにとってはダニー・ハサウェイの名盤「LIVE」で
ギターを弾いていることが大きい気がする。
オープニングの「What'S Goin' On」や「The Ghetto」など、
一体何度カバーしたことだろうか。
手数少なく、でも歌うように奏でるスタイルは素晴らしかった。
素晴らしいプレイは、これからも聴き続けられることだろう。
少なくとも、自分もこの先もずっとクロッパー先生やアップチャーチ先生の遺したものを、
ずっと聴いていくと思う。
↓クロッパー先生から貰ったサイン。大事にします。
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