今年に入ってから、日本作品の映画を立て続けに観ている。
まずは『劇映画 孤独のグルメ』。
いやあ、これは面白い。
元々のテレビシリーズは大好きだし、
松重豊さんが俳優・役者としても、そしてラジオのパーソナリティとしても
大好きなので、応援する気持ち、今風にいう”推し活”の状態で
観に行った。
ドラマとは違い、物語の展開や起伏があり、
海外にも出ていくのだけど、
劇中で食べる食事はどれも最高に美味しそうで、
ほんとに「腹が・・・減った・・・」と言いたくなる。
ツッコミどころは無いわけじゃない。
でも、そういうところも愛せてしまう、
喩えて言うなら、かつての「釣りバカ日誌」や古くは「男はつらいよ」のような、
流れにのって認めてしまえる点ばかり。
既にヒット中だというので、これで松重さんは井之頭五郎を辞められないはずだ。
そして今日は、『MR.JIMMY』を鑑賞。
LED ZEPPELINのジミー・ペイジに本気で成り切る、
MR.ジミー桜井氏のドキュメンタリー映画。
徹底的にジミー・ペイジにこだわる姿。
衣装や楽器の細部に至るまで、オリジナルメイドで当時のジミー・ペイジまんま。
追求するということは?
音楽を極めるということは?
人生とは?
そんな深いテーマにすら到達してしまう、すごい映画だった。
ジミー桜井氏にはなんの迷いも無いのが素晴らしい。
自分だったら?とか色々と観終わった後に考えてしまったけど、
きっとそれは映画を鑑賞した人皆なることじゃないだろうか。
映画館は満席で、結構な年配の人も多かった。
もちろん純粋たるZEPファンもいるのだろうけど、
この映画はZEP云々よりも、ちょっと極端かもしれないが
「君たちはどう生きるか」を問いかける、
そんな深いテーマをもった映画だと思う。
と言いつつ、レス・ポールを大音量で弾き倒す衝動にもかられた。
ここ最近は日本の映画も良い作品が多いのが嬉しい。
先日の『SHOGUN』のゴールデングローブ賞も、良い話題だ。
もちろん『SHOGUN』は日本映画ではないのだけど、日本の戦国時代、侍を題材にしていて、
日本のエンタメ・映画業界にとっては素晴らしい話題と思う。
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