2024年9月15日日曜日

映画「セッションマン ニッキー・ホプキンズ」を観た 

先日のことになるが、映画「セッションマン ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男」を
吉祥寺UPLINKで鑑賞した。
話題の音楽ドキュメンタリー映画で、ずっと気になっていた作品だ。
公開初週ということもあり、館内はマニアと思われる音楽ファンでほぼ満席だった。

ニッキー・ホプキンズのインタビュー動画とか、貴重な映像も多く使われていたし、
時系列と録音参加したグループ別でうまくまとめられており、
大変面白い内容だった。
派手さはないけれど、裏方を支えるセッション・マンの人生や活躍に光をあてる良作だ。
少し前の「バックコーラスの歌姫たち」にも通じるところがある。
そういえば「バックコーラスの歌姫たち」でもメリー・クレイトンやリサ・フィッシャーが登場し、
ローリング・ストーンズとの共演や参加を語っていたし。

個人的なことを語ると、ニッキー・ホプキンズの名前を知ったのは、
やはりローリング・ストーンズやビートルズの諸作品への参加だった。
ソロアルバムも出していたけれど、
今でも好きなのは、ストーンズの面々ただしキース抜きで録音された
「Jamming With Edward」というアルバムだ。
作品というにはあまりにラフなセッション風景の録音物だけど、
それがまた妙に良かったりする。
こんなラフな作品はストーンズ名義ではあり得なかったかもしれない。

音楽ドキュメンタリー映画や、有名アーティストの伝記映画は、
これからも色々と作られるのだろうが、
まだ脚光を浴びていない才能あるミュージシャンやプロデューサー、プレイヤーはたくさんいるので、
良質な映画がこれに続くことを期待している。







































映画のあとは、吉祥寺でお気に入りのまめ蔵カレー。
吉祥寺の名店だ。


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