1972年にL.A.で開催された伝説のフェス「WATTSTAX」のコンプリート音源がついに発売された。
すでにサブスクでは配信されていたので聴いたのだが、
やはり居ても立ってもいられず、コンプリートボックス(CD12枚組!)を購入してしまった。
自分にとってはあらゆる音楽ドキュメンタリー映画、いや「映画」そのものでNo.1なのが
「WATTSTAX」で、ライヴ音源を収録したサントラは繰り返し聴いた愛聴盤だ。
10代の頃から愛したこの音楽を収めたCDを買わないという選択肢は考えられず、
のちに後悔するぐらいなら買ってしまえ!ということで入手。
「迷ったら買え!」が自分のモットーでもある。
内容はもう、語り尽くせぬほど大充実ですごい。
映画やサントラ、以前にリリースされたBOXセットでも捉え切れなかった全てがここにある。
映画「サマー・オブ・ソウル」が少し前に話題になったが、
もう一度この「WATTSAX」を映画館で上映するだけでもかなり話題になるのではないだろうか。
というか個人的に、大きなスクリーンで、出来れば上質な音で是非観たい・・・。
CDが全部で12枚、トータルの収録時間が12時間を超えるので語り切れないが、
個人的なハイライトをいくつか。
何度聴いても鳥肌が立つルーファス・トーマスのライブシーン。
客席に戻れ、秩序を保とうと呼びかけるが、ルーファス翁が演奏するは、
いますぐに飛び上がって踊りたくなるファンク。
これがもう最高すぎて・・・。映画でもハイライトだと思う。
初収録されたSuns Of Slumのライブ演奏がかっこいい。
いかにもB級ファンクバンド然とした雰囲気がまた良い。
Emotionsが教会で歌う「Peace Be Still」のリハーサルテイクや別テイク。
アルバム作成に向けて入念に準備して居たことが伝わる。
それにしても素晴らしい歌声だ。
さらに欲を言えば、ぜひ映画自体の未発表映像も公開して欲しい。
きっと多くのアーカイブがあるはずだと思う。
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