テンプテーションズの2代目リードボーカルのデニス・エドワーズが亡くなってしまった。
ここ最近、体調が悪いという話だったので心配だったが、残念ながら誕生日を目前に亡くなってしまった。
テンプスの初代リード、デヴィッド・ラフィンは見る事が出来なかったが、デニスは2000年代に入り、
The Temptations Reviewと称して、なんとアリ・オリ・ウッドソンやテンプス加入を断った事で有名なデヴィッド・シーなどをメンバーに引き連れて来日公演をやってくれた。
初めて来たコットンクラブでのライブはまさに”砂被り”の最前列で観たのをよく覚えている。
本当に素晴らしいショーだった。
その後アリ・オリが体調がすぐれないという話になり、2回目の来日公演では確かG.C.キャメロン(元スピナーズ!)を連れてきていた。
ショーを見て感じたのは、デニス時代のヒット曲、有名曲はファンク度の強い曲が多いという事。
ノーマン・ホイットフィールドのサイケ路線とデニスの在籍時代が一致していたので当然なんだけど、
デニスの太い歌声はファンク路線にぴったりだったんだと思う。
デヴィッド・ラフィン時代のスタイリッシュなソウルも素晴らしいし、
デニス時代のファンク路線も素晴らしい。
アリ・オリが加入してからのモダンな楽曲も素晴らしい。
一番好きなのはアリ・オリが居た頃のテンプスだったりするが、
ソウルミュージックにはまり始めて夢中で聴いていた20才そこそこのころ、
CDやレコードを買い漁って聴きまくっていたのは70年代のサイケ&ファンク路線のテンプスだった。
パーラメントやファンカデリックとも直結する(影響を受けたのはテンプスらしい?)、新しいソウルミュージックのサウンドだった。
時代によって柔軟にスタイルを変化させながらも続いていくテンプテーションズはまさにソウルミュージック、いやポピュラーミュージックの宝といっていい。
また一人その看板ボーカルが居なくなってしまったことは本当にさみしい。
また聴きたかった・・・。
Rest In Peace, Dennis Edwards!
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