昨夜寝る前にネットで知ってしまったドン・コヴェイの訃報。
実に残念だ。御年76歳という事なので致し方ないのかもしれないが。
ドン・コヴェィの魅力って大きく分けるとシンガーとして、ソングライターとしての魅力の2つかと思う。
シンガーとしては60年代アトランティックからリリースした「Mercy Mercy」や「See Saw」あたりの
ファンキーでダンサブルな曲から、70年代の「I Was Checkin' Out, She Was Checkin' In」や「Overtime Man」など、
決して数は多くないけど名作が多い。
ドンの歌唱は超絶なシャウトとか、麗しいファルセットとかではなく、素朴な味わいを感じるんだけどそれがまた良い。
彼自身の曲にとても合っていると思う。
もう一つはソングライターとしての魅力だが、ソウルミュージックが好きならきっとここは評価は絶大なはず。
彼の書いた曲を歌ったシンガーやアーティストをリストアップしていくだけで、ソウルミュージックの黄金期の名曲集そのものだ。
アレサ・フランクリン、ソロモン・バーク、ステイプル・シンガーズ、ウィルソン・ピケット等など。
また60年代のブリティッシュロックバンドにも多くカバーされている。
ストーンズのミック・ジャガーは声が似ているという事もあって、きっとドン・コヴェイにすごく影響を受けたんだと思う。
実際「Mercy Mercy」カバーしているし。
昨夜もFacebookでシェアをしたのだが、YouTubeで見られるドン・コヴェィの映像はこれだけっぽい。
ストーンズのロン・ウッドとの共演だ。
何でもYouTubeで探せばあるってもんじゃない、という事だね。
一度生で観てみたかった・・・。
ドン最大のヒット曲は「Mercy Mercy」だと思うけど、この曲のギターが当時セッションギタリストだったジミヘンというのは有名な話。
ジミも後にカバーをしている。
70年代のドンの曲で一番好きなのはこちらの曲。ファンキーなナンバーでカッコイイ。
ドンのアルバムは数多くないので比較的CDで入手しやすいし、手頃なベスト盤も出ている。
60年代のアトランティック時代なら2 in1 のこちらのアルバムが一番良いと思う。
70年代まで含めたオールタイムベストならこちらかな。
代表曲は網羅できている。
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