2013年1月16日水曜日

もしスライ「暴動」がお気に入りになったなら

先日の航海日誌に、墓場まで持っていくなら自分はスライの「暴動」
という事を書いた。
それを読んで、早速「暴動」を購入していただいた方もいて、
ちょっ良い事(?)した気分で嬉しい。

というわけで調子に乗って、
スライの「暴動」を気に入ってくれたなら
他のアーティストのこんなアルバムも良いですよ、
というのをいくつかピックアップ。

Graham Central Station / same



ある意味一番スライ直系。
なんてったって元ファミリーストーンの屋台骨だった
ラリーグラハムの新バンドだから。
スライの下を離れて作った自分のバンドでのアルバム。
躍動感に満ちあふれているし、
ファンクかくあるべき、というお手本のような1枚。
ただ、僕が書いた「暴動」の中にある陰鬱さや狂気は無い。
むしろポジティブな感じ。
その辺りはスライとラリーの大きな差だと思う。

Timmy Thomas / Why Can't We Live Together



「暴動」と同じようにリズムボック(今で言うドラムマシン)とオルガンなど最小限の音数で
音楽を作り上げていて、かっこいい。
サウンドの質的にもそうだし、
少し内省的なメッセージや歌い方はすごく影響されていると思う。

Shuggie Otis / Inspiration Information



個人的なオススメ度はこれがNo.1。
同じくサウンドだけでなく、メロウな感じなど、もろ「暴動」の世界。
しかも、もうすぐ奇跡の初来日ライブだという。
これは観なくては!

Miles Davis / On The Corner



この流れで紹介するのは少し気が引けるけど、
やはり「暴動」「Fresh」からの影響が強い1枚。
マイルスは当時ジミヘンやスライがお気に入りだったらしい。
リズム、ビートの組み立て方がもろ影響受けている。

他にも色々あるけど、あまりマニアックすぎても良くないので、
まずはこの辺りから攻めてもらえれば間違いないでしょう。








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