アーマ・トーマスのライブをビルボード・ライブにて堪能してきた。
過去にも来日はあるけど、観るのは初めて。
ニューオリンズのソウル・クイーンの呼び名に相応しい、
素晴らしいライブだった。
オープニングでバンドのみ1曲演奏。
ドラマーが歌うのボビー・ウーマックのカバーだけど、なかなか良かった。
すぐにアーマが登場。
その後は立て続けに歌っていく。
冗長な楽器ソロや、MCも一切なく、潔いまでに歌い続けていく。
後半になるに向けて、本人も調子が上がっているようだった。
途中ではニューオリンズの定番曲「Iko Iko〜Hey, Pockyaway」も挟んで
マルディグラのようなパーティー状態に。
会場内も総立ちで、ハンカチを振って、アーマに応えていた。
客席のレベルもかなり高かったと思う。
ライブってお客さんも、盛り上がるかどうかの重要な要素だからね。
珍しい事や奇抜な演出も、あるいは媚びた事は一切ない、
シンプルだけど、とても良いライブだったなあ。
手抜き一切抜きの、ひたむきなソウルショー。
最後はアーマも感極まって、少しウルッときていたみたい。
日本で爆発的なヒット曲が知られているわけではないのに、
これだけのお客さんが集まり、あんなに素晴らしいライブがあるというのは、
とても嬉しい事だ。
きっとまた日本に来てくれると思う。
2011年観たライブの中でも、ベストと言いたい。
この曲は昨夜の東京の夜にピッタリだったなあ。
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