2025年4月25日金曜日

Live Session with Mimiさん

先週の4月18日は、小林"Mimi"泉美さんとの
ライブセッションを渋谷WOODSTOCKで開催した。

バンドメンバーも少し変わり、サックスには
FREEFUNK、Ebony-Bのタイラーが参加。
そしてMimiさんと共にロンドンから来た、
The Scorpiosのロニーさんもベースでゲスト参加。

さらに、Ellieさんもゲストシンガーとして参加してくれた。
Ellieさんと一緒にライブも結構久しぶりだ。
そして、EllieさんとMimiさんの繋がりというのも、
すごい奇跡的な出会いで、初共演ということで、
これはなかなか歴史的な出来事ではないかと思う。

今回は曲数を絞って7曲としたが、
1曲ごとにしっかり演奏をしたこともあり、
およそ1時間強のライブとなった。
その後はセッションタイムということで、
いろいろなミュージシャンやシンガーの人たちが参加してくれて、
最後まで盛り上がった。

個人的には、Mimiさんにラムゼイ・ルイスの「Sun Goddess」を
弾いてもらったのが嬉しかった。
Mimiさんのピアノプレイと絶対にマッチすると思って選んだが、
予想を越える素晴らしさ、かっこよさだった。
Mimiさんもこの曲を演奏するのは気にってもらえたようで、よかった。

当日のセットリスト(ライブのみ)はこんな感じ。


1. Sun Goddess [Ramsey Lewis] Inst.
2. Cherish Our Love [Love Tambourines] Ellie Vo
3. Midnight Parade [Love Tambourines] Ellie Vo
4. You Are So Beautiful [Billy Preston] Yosuke & Mimi
5. Lemon Bara [The Scorpios] Ronnie on Bass
6. Lazy Love [Izumi Mimi Kobayashi] Mimi vo /Ronnie on Bass
7. Thank You For Funky Vibe [Move In Motion] Ronnie on Bass

LINE UP
Izumi Mimi Kobayashi...vocal & keys
YoSUKE...vocal & keys
Captain Freefunk ...vocal & guitar
ENDY ...bass
Keiji Matsuo ...drums
Taylor ...sax

Guest
Ronnie Maxwell ...bass Ellie ...vocal

また来年、次回も是非やりましょう!
他にも一緒に演奏したい曲が色々あることだし。

2025年4月15日火曜日

APRIL 13, 2025 set list

日曜のFREEFUNKライブのセットリストはこんな感じ。
急遽ESPも不参加という状況だったけれど、
新しく演奏する曲もいくつか。

Roy Ayersの曲は演奏してみたかったものなので、
次回もまた演奏をしたい。
クオリティももっと上げていきたいところなので頑張ります。

FREEFUNK
APRIL 13, 2025

set1
01. Midnight Jam
02. 密林地帯
03. 真夜中のガンボ
04. Let’s Make A Better World [Dr.John]
05. 懺悔の気持ち [Orito]
06. Bomber [山下達郎]
07. Untitled Jam
08. 京王線は語りかける

set2
09. Everybody Love The Sunshine [Roy Ayers Ubiquity]
10. Humming Bird Singin’
11. Rock’n Roll City
12. Not Just Hot But Spicy
13. Purple Night
14. 森羅万象
15. あふれるリズム
16. Flqshlight [Parliament]
17. 犬になれ!

ライブには、アメリカのカンザスから見に来てくれたお客さんも。
以前にプリンスのトリビュートライブにも来てくれた。
日本にご兄弟が在住なので、時折来てくれているみたい。
プリンスやエディ・ヘイゼルのギターが好きだから、と言ってくれた。
Thank you!!

2025年4月7日月曜日

4月はライブ色々

4月はライブが3本。
いずれも内容が違うものだ。

まずは4月13日(日)FREEFUNKライブ。
こちらはいつもの新宿Golden Eggで。
今回も引き続き桃花は事情により不参加となるけれど、
新しく演奏する曲も仕込んでみている。
たっぷりと、2ステージで演奏をするので是非来てもらえれば嬉しい。

次は4月18日(金)、渋谷WOODSTOCKで、
小林 MIMI 泉美さんとのライブセッション。
先週は、ご子息のSKYTOPIAこと健太郎くんのウエディングパーティーに誘ってもらい、 楽しい時間を過ごした。
この日はミミさんと、仲間たちとライブとセッションを繰り広げるのだけど、
今回の目玉は2つあって、 一つはロンドンからベースプレイヤーのロニーさんが一緒に来日しているということ。
ロニーさんはミミさんとSCORPIOSというバンドをやっていて活躍をしている。
そしてもう一人、Ellieさんがゲストで参加してくれるということ。
ミミさんとEllieさんの繋がり、お二人の90年代前後の経歴を思うと、 とても興味深い接点だと思う。

ライブ3つ目は、4月29日のビリー・プレストン・トリビュートライブ。
こちらも渋谷WOODSTOCKで開催。
YoSUKEが中心となって編成したバンドメンバーに、
凛凛もゲストボーカルで参加してくれるので、1971年フィルモア・ウエストのアレサが演奏できる!
ビリー・プレストンなんてちょっとマニアックかなと思ったけど、 考えてみればビートルズやローリング・ストーンズとも録音やライブをした
ロック、ソウルにまたがる重要人物だ。
これまでにビリー・プレストンの曲を演奏する機会はあったけど、
こんなにまとまって演奏をするのは初めてだし、
世界的にみてもなかなかレアなコンセプトでは?

という感じで、いずれのライブも充実した内容で、
最高の演奏をできるように仕上げていくので、
興味を持ってくれた人には是非来てもらえたら嬉しい。





2025年4月6日日曜日

LAST FOOLS、LAST TEARDROPS.

THE FOOLS、TEARDROPSのベースプレイヤーだった、中嶋カズさんが先月の29日に亡くなった。

カズさんは1970年代後半から、8 1/2や自殺といった、当時のパンク、ニューウェイブのバンド、
いわゆる「東京ロッカーズ」の一連のグループで登場したが、ベースプレイスタイルは、
実にグルーヴのあるもので、初期のTHE FOOLSの名曲の多くはカズさんのプレイやアイデアが活かされている。
僕がいまだに聴いている名作「WEED WAR」は、カズさんのベース無くしては成立しなかっただろう。
そのあたりは数年前のドキュメンタリー映画「THE FOOLS 愚か者たちの歌」でも取り上げられていた。

カズさんの演奏するところを初めて見たのは、
高校生の頃に名古屋で見たTEARDROPSのステージだった。
THE FOOLS、TEARDROPSに夢中になっていたあの頃、カズさんの演奏が自分にとっての、
グルーヴの基準になっていたのは間違いない。

それから何年も経ち、高円寺のSHOW BOATではカズさんのやってたバンドと対バンする機会もあった。
でも、ちょっと声をかけがたい雰囲気で何も話せなかった。

さらに数年が経ち、再結成したTHE FOOLSのライブが国立の地球屋であるというので、
見に行ったことがある。
その時は珍しく、伊藤耕さんも川田良さんも”マトモ”で、ちゃんとしてたのだけど、
カズさんはひどく酔っ払っていて、ちょっとグダグダだった。
ライブの合間の休憩時間に、カズさんと少しだけ話せた。
その時に自分はグルーヴを追求して海外に行った、というような話を聞かせてもらった気がする。
素直に「カズさんのベースプレイの大ファンです」と話したら、喜んでくれていた。
カズさんはだいぶ酔っ払っていたけれど・・・。

これでもう、THE FOOLSもTEARDROPSも、オリジナルメンバーは全員こっちの世界には
居なくなってしまった。
1980年代から90年代半ばにかけて、あれほど夢中になったバンドが、
もう二度と観れないというのは寂しいかぎりだ。
手元には当時買い集めたCDやレコードがまだあるから、
これからも聴き続ける。

カズさん、最高のベースプレイをありがとうございました。