そしてその前には渋谷で開催されていたアートショー「The Mothership Returns To Tokyo」を覗いてきた。
これは本当に素晴らしい企画で、様々なアーティストによるP-Funkを題材にした作品が展示されており、
改めてP-Funkが音楽の域を超え、優れたアートフォームとして広がっていると実感。
P-FunkのアルバムのアートワークもOverton LoydやPedro Bellなど素晴らしいアーティストによる独特の世界観が貫かれている。
音楽であれペインティングであれ、表現を志す者ならば、刺激されないほうが無理というものだ。
ペインティング・作品の中でもとりわけ特別な目玉はやはりコレ↓。
ジョージ自身による作品だ。
素晴らしい企画、大前さんご苦労様です!
ライブ終了後にはジョージご本人も来られたとかで、素晴らしい!
さて、ライブの方はこれまた素晴らしかった。
メンバーも少しずつ入れ替わり、流動的なのは相変わらずだが、若い世代に混じって、ラバーバンドのマッドボーンや、かつてのメンバー、アンプ・フィドラーが参加していたのは嬉しい。
のっけから新曲を立て続けにぶっ込むが、ライブでは違和感なくむしろフレッシュなライブに仕上がっていて良い。
ジョージも最初からステージにたち、盛り上げている。
中盤からは数々の名曲を披露してくれ、古くからのファンも大満足というもの。
いやあ、素晴らしかった!
そして日が変わって本日は、なんでもお茶の水のディスクユニオンでインストアイベントをやるというので迷わず参加。
BMRの丸屋さん司会、押野素子さん通訳というなんか楽しい布陣で、ジョージも色々喋ってくれて最高だった。
しかし元気だなあ、ジョージ。
数年前より若返っちゃったんじゃないだろうか?
イベント終了後にはジョージご本人と2ショット!
ご機嫌そうで何よりでした。
アートショー、そしてライブにトークイベントを見て、改めてP-Funkは究極かつ最高のアートであると実感。
いわば50年以上の歴史を持つこの音楽の中心こそジョージ・クリントンなのだが、
ドゥ・ワップに始まりモータウン流儀のソウルミュージック、ジミヘン経由のサイケデリック・ロック、そしてJBファンクを吸収してからのファンク黄金期、ヒップホップ。。。
おおよそアメリカのポピュラーミュージックの歴史そのものを体現しているといっても大げさじゃない。
改めて、この音楽を好きでいて良かった!と思うのでした。
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