Sometimes it snows in April
Sometimes I feel so bad, so bad
Sometimes I wish that life was never ending,
But all good things, they say, never last
時には4月に雪も降る
時にはひどい気持ちになることもある
人生が永遠ならばと願うこともある
でも良い事は続かない....
つい先日のこと、たまたま札幌に行く機会があったのだが、
季節外れの吹雪に遭遇した。
札幌ではそれは珍しいことではないのかもしれないけれど。
思わずPrinceの「Sometimes It Snows In April」が思い浮かんだ。
改めて歌詞を読み、ハッとしてしまう。
偉大なポップ・アイコンでありファンクの革新者、Princeが逝ってしまった。
あまりに突然な出来事に、思わず言葉を失った。
でもその偉業は語り継がれ、遺した作品は聴かれていくべきだから、
拙い文章でも書き残しておこう。
対比するのもおかしな話かもしれないが、同時代を駆け抜けたポップアイコンであり、
スーパースターだったマイケル・ジャクソン。
マイケルが陽のあたるスターだとすれば、Princeは(バットマン的だけど)ダーク・ナイト、
陰のあるスーパースターだったように思う。
近年こそ、ファンクの過去から未来までの歴史を引き受けてみせる求道者のようなポジションに居たけれど、
80年代、世界が注目しだしときのPrinceは背徳や露悪といった言葉が似合うような存在だった。
その時の自分の印象は既に先日此処にも書いた。
まあ、ハッキリ言えば10代の少年には到底理解できなかったわけだ。
しかし知れば知るほど、その偉大さ、革新性に驚かされ、気がつけばすっかりファンになってしまった。
Princeは近年に至るまでアルバムを作り続け、日本にはなかなか来てくれなかったがライブも精力的に行い、
しかもいずれも究めて高いクオリティを持っていた。
そんなアーティストは他に見当たらない。
あえて比較するなら、スティーブ・ジョブスやピカソ、ダヴィンチぐらいではないだろうか?
時にはファンさえ戸惑うような行動に出ながら進み続けた、真のアーティストだと思う。
ただ、いささか早すぎた。
それこそピカソのように80歳を過ぎてもPrinceであり続ける、そんなイメージを抱いていた。
そうあって欲しかった。
Princeは失われてしまったけれど、
彼の遺してくれた音楽はこれで文字通り、永遠不滅の財産になったように思う。
これからも聴き続けるし、人にも聴かせてあげたいと思う。
弾く機会も増えるかもしれない。
Purple Is The Color of Funk Guitar
自分がずっと拘っていること。
ギターを弾くときには必ずなにか紫のものを身につけている。
紫の帽子かもしれないし、インドスカーフかもしれないし、シャツかもしれない。
靴下が紫のときだってある。大抵の人は気づかないかもしれないけど。
紫はファンクギターの系譜を描くキー・カラーだと思う。
Jimi HendrixからPrinceをつなぐ色だ。
これからもずっとそうしようと改めて心に誓った。
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