2014年7月19日土曜日

映画「黄金のメロディ〜マッスル・ショールズ」を観てきた

木曜は休みだったので映画「黄金のメロディ〜マッスル・ショールズ」を観てきた。
FAMEスタジオのオーナー、リック・ホールを中心とした音楽の物語。
とっても地味な白人のオジサン達が60〜70年代のソウルミュージックのサウンドを支えていたという事実。
素晴らしい映画だったなあ。
リック・ホールには音楽に対する熱い情熱と不屈の精神を感じた。
言ってしまえば片田舎のアラバマで、これほど素晴らしい音楽を生み出すというのは相当なことだ。

それにしても、自分自身、改めてマッスルショールズで録音された音楽を十代の頃から沢山聴いてたんだと実感。
Wilson Pickett、Aretha Franklin、Bobby Womack、The Rolling Stones等。
そのどれもが名曲だし、音が独特。

現代ではなかなかスタジオが持つ独自の音とか語られることが無くなってしまったのは、
機材の発達もあるとは思うけど少し残念にも思える。
音楽は最終的に機械ではなく人間が作る物だからこそ、不完全であるし個性が出るし、
独特のゆらぎ、が気持ちよかったりする。
マッスルショールズにはそういうものがまだ残っているんだと思う。
いつか訪れてみたいな。

それにしても先日の「バックコーラスの歌姫たち」といいこういう音楽ドキュメンタリーが充実していて嬉しい限りだ。
ドキュメンンタリーではないけど近日公開(日本は?)のJames Brownの伝記映画も期待したい。




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